この記事でわかること
- MRO-F6Dを仕上り/スチーム/時短/使いやす/静音の5軸で評価
- MRO-W1D・MRO-S8D・MRO-S7Dと比べたD世代の中での立ち位置
- 「スチーム無しでOK、あたため+オーブン重視」の人に合うかどうかの判断ポイント
※本記事はまとめ記事①(日立 ヘルシーシェフ Dシリーズ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 日立 ヘルシーシェフ Dシリーズ最新おすすめ|MRO-W1D・S8D・S7D・F6Dを徹底比較
結論:MRO-F6Dは「スチーム不要・日常優先」のための最新D世代オーブンレンジ
MRO-F6Dは27Lワイド&フラット庫内のスチーム無しオーブンレンジで、D世代の中では価格を抑えつつ日常のあたためとオーブンを快適にこなす役割です。テーブルプレート1枚でレンジ/オーブン兼用・2品同時あたためなど、ヘルシーシェフ上位のスチーム機能を削って使いやすさと実用性に振り切ったモデルと考えると選びやすくなります。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | MRO-F6D |
| タイプ | 27L・ワイド&フラット庫内・1段オーブン搭載オーブンレンジ |
| 想定ユーザー | 一人暮らし〜3人家族/スチームよりも「あたため+オーブン」をしっかり使いたい家庭 |
| 主な特徴 | 過熱水蒸気なしで価格を抑えたD世代ベーシック/テーブルプレート1枚でレンジ・オーブン兼用/2品同時あたため対応 |
| 参考価格(執筆時点) | 約5.0万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:日立 公式商品情報(MRO-F6D|仕様・搭載機能)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 仕上り:温度センサー主体の“素直なベーシック”
- レンジ加熱は温度センサー主体の標準的な仕上がりで、飲み物・惣菜・冷凍ごはんのムラも少なめです。
- 250℃クラスの1段オーブンでグラタンや簡単なお菓子、パンの焼き直しまで十分こなせます。
② スチーム:あえて「無し」に振り切った構成
- 過熱水蒸気や簡易スチームをあえて搭載していないぶん、本体価格とお手入れの手間を抑えやすい設計です。
- ノンフライやスチーム料理を本格的にやりたい場合は、MRO-S7Dなどヘルシーシェフ系に任せる使い分けが現実的です。
③ 時短:ボウルメニューと2品同時あたためが便利
- 耐熱ボウルに材料を入れて加熱するボウルメニューで、下ごしらえを含めた“もう一品”作りが短時間で完結します。
- テーブルプレートを活かした2品同時あたためは、主菜と副菜・ごはんとおかずなどを一度に温められ、帰宅後の段取りがスムーズです。
④ 使いやす:27Lワイドフラット+テーブルプレート1枚
- 庫内は27Lワイド&フラットでコンビニ弁当や大皿も出し入れしやすく、回転皿がないので拭き掃除も簡単です。
- レンジとオーブンを同じテーブルプレート1枚で兼用するため、付属品が少なく管理しやすいのも実用的です。
⑤ 静音:ファン音は控えめで集合住宅でも扱いやすい
- レンジ加熱・オーブンともに動作音は中庸〜やや静か寄りで、ワンルームや家族の寝室に近いキッチンでも使いやすい印象です。
- 長時間のオーブン運転時でも騒音が気になるレベルではなく、テレビ視聴や会話の妨げになりにくいクラスです。
注意・割り切りポイント
比較:D世代 W1D/S8D/S7Dとどっちを選ぶ?
| 項目 | MRO-W1D | MRO-S8D | MRO-S7D | MRO-F6D |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 30L・2段オーブンの最上位ヘルシーシェフ | 31L大容量スチーム上位 | 27L標準スチーム機 | 27L・スチーム無しの実用オーブンレンジ |
| スチーム性能 | 過熱水蒸気+クワトロ加熱 | 過熱水蒸気(タンク式) | 過熱水蒸気 | スチーム機能なし |
| 自動メニュー・時短 | Wスキャン+アプリ連携で最も多彩 | 重量・温度・蒸気センサーで豊富 | 冷凍食品・ノンフライ中心に充実 | ボウルメニュー中心の標準クラス |
| 向く人 | 本格オーブンとヘルシー調理を極めたい人 | 4〜5人家族で容量とスチーム重視 | コンパクトにヘルシー調理も楽しみたい家庭 | スチーム不要で、あたため+オーブンを日常的に使いたい人 |
| 価格感 | 約8.5万円 | 約5.8万円 | 約4.5万円 | 約5.0万円 |
口コミの傾向
「フラット庫内で掃除がしやすく、テーブルプレート1枚なのがラク」
「2品同時に温められるので、夕食の準備が早く終わる」
「スチームを使わないので、この割り切り仕様がちょうどいい」
「同じ価格帯ならスチーム付きも選べるので、やや割高に感じることがある」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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