失敗しない選び方(早見)
大会場の標準更新ならEB-PU2010W/B、より大きいスクリーンや強い環境光へ振るならEB-PU2116WまたはEB-PU2120S、文字や細線の見え方を優先するならEB-PQ2008Wが軸です。黒筐体や3G-SDI入出力が必要なら、EB-PU2010BかEB-PU2213Bを先に見ると迷いにくくなります。
※数値・仕様は、特記がない限りメーカー公表値(公式サイト/公式サポート)に基づきます。価格は主要EC掲載の実売目安(執筆時点、変動あり)です。
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 大会場の標準更新 | EB-PU2010W | 10,000lmと16.8kgで、常設更新の基準に置きやすい。 |
| 黒基調のステージ | EB-PU2010B | ブラック筐体と3G-SDI入出力で、演出系の構成へ寄せやすい。 |
| より明るい常設ホール | EB-PU2116W | 16,000lmと5,000,000:1で、明るさの余裕を作りやすい。 |
| 大型仮設と電源条件を両立 | EB-PU2120S | 200-240Vで20,000lm、100V時でも19,000lmを確保できる。 |
| 黒筐体+シャッター運用 | EB-PU2213B | 13,000lmに加えて、3G-SDIとメカニカルシャッターを持つ。 |
| 高精細表示を優先 | EB-PQ2008W | 4K Crystal Motion Technologyと2軸シフト4Kで、細線や文字を見やすくしやすい。 |
数値で比較(設置・映像・運用)
本体寸法と質量を見ると、EB-PU2010W/BとEB-PQ2008Wは545×436×164mmで近く、EB-PU2116W・EB-PU2120S・EB-PU2213Bは586×492×185mmの同系サイズです。投写距離は全機種とも交換レンズで変わるため、設置奥行はレンズ選定とセットで確認します。
| モデル | 発売月 | 幅 | 奥行 | 高さ | 質量 |
|---|---|---|---|---|---|
| EB-PU2010W | 2021年7月 | 545mm | 436mm | 164mm | 16.8kg |
| EB-PU2010B | 2021年7月 | 545mm | 436mm | 164mm | 16.8kg |
| EB-PU2116W | 2022年6月 | 586mm | 492mm | 185mm | 24.3kg |
| EB-PU2120S | 2024年5月 | 586mm | 492mm | 185mm | 24.4kg |
| EB-PU2213B | 2022年9月 | 586mm | 492mm | 185mm | 23.7kg |
| EB-PQ2008W | 2024年6月 | 545mm | 436mm | 164mm | 18.6kg |
※表は横にスクロールできます。
| モデル | 明るさ | パネル解像度 | 表示方式 | 消費電力 | 騒音 |
|---|---|---|---|---|---|
| EB-PU2010W | 10,000lm | WUXGA 1920×1200×3 | 4K相当 | 559W | 37dB |
| EB-PU2010B | 10,000lm | WUXGA 1920×1200×3 | 4K相当 | 559W | 37dB |
| EB-PU2116W | 16,000lm | WUXGA 1920×1200×3 | 4K相当 | 1118W | 38dB |
| EB-PU2120S | 20,000lm(200-240V) 19,000lm(100-120V) |
WUXGA 1920×1200×3 | 4K相当 | 1301W(200-240V) 1195W(100-120V) |
45dB |
| EB-PU2213B | 13,000lm | WUXGA 1920×1200×3 | 4K相当 | 886W | 34dB |
| EB-PQ2008W | 8,000lm | Full HD 1920×1080×3 | 2軸シフト4K | 522W | 35dB |
※表は横にスクロールできます。
主要モデル比較
モデル名をクリックすると詳細レビューへ。
| モデル(画像) | 位置づけ | 主な搭載技術(公式名称) | 特徴(差分タグ) | 参考価格(執筆時点) |
|---|---|---|---|---|
|
EB-PU2010W |
10,000lmの白筐体スタンダード | 4Kエンハンスメントテクノロジー/HDR10/PixAlign | 3G-SDI/NFC/白筐体 | 約380.0万円 |
|
EB-PU2010B |
10,000lmの黒筐体モデル | 4Kエンハンスメントテクノロジー/HDR10/PixAlign | 3G-SDI/NFC/黒筐体 | 約390.0万円 |
|
EB-PU2116W |
16,000lmの常設向け主力 | 4Kエンハンスメントテクノロジー/IP5X認証/ELPEC01カメラアシスト | 16,000lm/3G-SDI×/白筐体 | 約720.0万円 |
|
EB-PU2120S |
20,000lm級の高出力白筐体 | 4Kエンハンスメントテクノロジー/IP5X認証/ELPEC01カメラアシスト | 100V時19,000lm/3G-SDI×/24.4kg | 約1100.0万円 |
|
EB-PU2213B |
13,000lmの黒筐体+SDIモデル | 4Kエンハンスメントテクノロジー/3G-SDI/メカニカルシャッター | 13,000lm/黒筐体/34dB | 約550.0万円 |
|
EB-PQ2008W |
高精細表示を優先するEB-PQ | 4K Crystal Motion Technology/2軸シフト4K/ELPEC01カメラアシスト | 8,000lm/18.6kg/12G-SDI× | 約680.0万円 |
※表は横にスクロールできます。
| 項目 | EB-PU2010W | EB-PU2010B | EB-PU2116W | EB-PU2120S | EB-PU2213B | EB-PQ2008W |
|---|---|---|---|---|---|---|
| シリーズ名 | EB-PU20/PU10 | EB-PU20/PU10 | EB-PU22/PU21 | EB-PU22/PU21 | EB-PU22/PU21 | EB-PQ |
| パネル解像度 | WUXGA 1920×1200×3 | WUXGA 1920×1200×3 | WUXGA 1920×1200×3 | WUXGA 1920×1200×3 | WUXGA 1920×1200×3 | Full HD 1920×1080×3 |
| 表示方式 | 4K相当 | 4K相当 | 4K相当 | 4K相当 | 4K相当 | 2軸シフト4K |
| 高精細化技術 | 4Kエンハンスメント HDR10 |
4Kエンハンスメント HDR10 |
4Kエンハンスメント | 4Kエンハンスメント | 4Kエンハンスメント | 4K Crystal Motion Technology |
| 設置支援 | PixAlign NFCタグ機能 |
PixAlign NFCタグ機能 |
ELPEC01 NFCタグ機能 |
ELPEC01 NFCタグ機能 |
ELPEC01 IP5X認証 |
ELPEC01 NFC Tag |
| 端子・筐体差分 | 3G-SDI入出力 白筐体 |
3G-SDI入出力 黒筐体 |
3G-SDI× 白筐体 |
3G-SDI× 白筐体 |
3G-SDI入出力 メカニカルシャッター |
12G-SDI× 白筐体 |
※表は横にスクロールできます。
表の用語補足
- 4Kエンハンスメントテクノロジー:WUXGAパネルをベースに高精細感を引き上げる表示方式です。資料と映像を1台で両立したいときの判断軸になります。
- 4K Crystal Motion Technology/2軸シフト4K:EB-PQ2008W側の高精細表示系です。近距離から細線や文字を見る用途で差が出やすくなります。
- PixAlign/ELPEC01カメラアシスト:複数台運用や再設置時の位置合わせを助ける機能です。設営の再現性や段取りの組みやすさに関わります。
- 3G-SDI/メカニカルシャッター/IP5X認証:業務映像の信号系、演出の切り替え、長期運用時の安心材料として見ると違いがつかみやすくなります。
| 機能 | EB-PU2010W | EB-PU2010B | EB-PU2116W | EB-PU2120S | EB-PU2213B | EB-PQ2008W |
|---|---|---|---|---|---|---|
| レーザー光源 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 交換レンズ対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 4K表示系 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 3G-SDI入出力 | ○ | ○ | × | × | ○ | × |
| NFCタグ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| カメラアシスト | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 黒筐体 | × | ○ | × | × | ○ | × |
※表は横にスクロールできます。
レーダーチャートの採点基準(5軸)
| 軸 | 主に見る項目 | この比較での考え方 |
|---|---|---|
| 明るさ | 白色光束(lm) | numbers節の明るさを中心に、会場規模と環境光への余裕を判断します。 |
| 画質 | パネル解像度/表示方式/高精細化技術 | WUXGA+4Kエンハンスメント系か、4K Crystal Motion Technology+2軸シフト4Kかで見分けます。 |
| 低遅延 | 端子構成/用途想定 | 公開スペックに入力遅延のms値が見当たらないため、端子構成と業務映像での組み込みやすさを基準に相対評価します。 |
| 携帯性 | 質量/本体サイズ/設置支援 | numbers節の質量に加えて、PixAlignやELPEC01など段取り面も見ます。 |
| 静音 | 騒音(dB)/消費電力 | numbers節の騒音と消費電力から、客席近接時の扱いやすさを見ます。 |
モデル別 徹底解説
EB-PU2010W:10,000lmの白筐体スタンダード
- 向く人:白筐体で常設更新を進めたい会場/10,000lmを基準に据えたい案件
- 要点:2021年7月発売、16.8kg、3G-SDI入出力あり。4KエンハンスメントテクノロジーとHDR10で資料と映像を両立しやすい。
- 詳細レビュー:詳細レビュー(EB-PU2010W)
EB-PU2010B:10,000lmの黒筐体で演出空間になじませやすい
- 向く人:黒筐体を優先したいステージや暗めの演出空間/3G-SDI構成を使う案件
- 要点:2021年7月発売、10,000lm、16.8kg。性能軸はEB-PU2010Wに近く、見た目の存在感と筐体色で選び分けやすい。
- 詳細レビュー:詳細レビュー(EB-PU2010B)
EB-PU2116W:16,000lmで常設ホールの余裕を作りやすい
- 向く人:より大きいスクリーンや強い環境光へ寄せたい常設案件
- 要点:2022年6月発売、16,000lm、24.3kg。4KエンハンスメントテクノロジーとIP5X認証、ELPEC01カメラアシストを備えます。
- 詳細レビュー:詳細レビュー(EB-PU2116W)
EB-PU2120S:20,000lm級を24.4kgに収めた白筐体の高出力機
- 向く人:高出力を優先しつつ、仮設も視野に入れたい会場やイベント
- 要点:2024年5月発売、20,000lm(200-240V)で24.4kg。100V時は19,000lmとなり、一部機能制限がある点だけ先に確認したいモデルです。
- 詳細レビュー:詳細レビュー(EB-PU2120S)
EB-PU2213B:13,000lm+黒筐体+3G-SDIで演出向きに振ったモデル
- 向く人:黒筐体と3G-SDI、メカニカルシャッターを欲しい演出案件
- 要点:2022年9月発売、13,000lm、23.7kg。黒筐体モデルで、3G-SDI入出力とメカニカルシャッターを使えるのが分かりやすい差分です。
- 詳細レビュー:詳細レビュー(EB-PU2213B)
EB-PQ2008W:4K Crystal Motion Technologyを重視する高精細モデル
- 向く人:高精細表示や文字・細線の見え方を優先したい大型会場
- 要点:2024年6月発売、8,000lm、18.6kg。Full HDパネルに2軸シフト4Kと4K Crystal Motion Technologyを組み合わせたEB-PQ系です。
- 詳細レビュー:詳細レビュー(EB-PQ2008W)
用途別の選び方(早見)
| 条件 | おすすめ | 見分けるポイント |
|---|---|---|
| 白筐体の基準機がほしい | EB-PU2010W | 10,000lm、16.8kg、3G-SDI入出力ありで基準機として扱いやすい。 |
| 黒筐体を優先したい | EB-PU2010B/EB-PU2213B | 10,000lmで十分ならEB-PU2010B、3G-SDIとメカニカルシャッターまで欲しいならEB-PU2213B。 |
| 16,000lm級で常設に余裕を持たせたい | EB-PU2116W | 明るさと5,000,000:1のバランスを取りやすい。 |
| 大型仮設も視野に入れたい | EB-PU2120S | 20,000lm級を24.4kgにまとめ、100V時19,000lmの条件も見やすい。 |
| 高精細表示を優先したい | EB-PQ2008W | 4K Crystal Motion Technologyと2軸シフト4Kが選ぶ理由になる。 |
| 3G-SDIを前提にしたい | EB-PU2010W/EB-PU2010B/EB-PU2213B | 白筐体の基準機か、黒筐体の演出寄りかで選び分けやすい。 |
口コミ傾向(要約)
※主要ECサイトのレビュー欄を参考に傾向を要約(個別の投稿は直接引用していません)。
- EB-PU2010W/Bは、10,000lmの扱いやすさと3G-SDI入出力の使いやすさで、基準機として見られやすい傾向があります。
- EB-PU2116Wは、16,000lmの余裕と常設ホールでの安定感が評価されやすい一方、価格や重量は一段上がります。
- EB-PU2120Sは、明るさの大きさに対して設営の段取りを組みやすい点が好評です。
- EB-PU2213Bは、黒筐体と3G-SDI、メカニカルシャッターの組み合わせを求める演出現場で支持されやすいモデルです。
- EB-PQ2008Wは、文字・細線・グラフィックの見え方で選ばれやすく、純粋な明るさより高精細表示を重視する声が中心です。
- 共通して、レンズ別売と電源・設置条件の確認が必要という見方は多めです。
よくある質問
| 質問 | 答え |
|---|---|
| 画質を最優先するならどれ? | EB-PQ2008Wです。4K Crystal Motion Technologyと2軸シフト4Kを使う高精細表示系なので、細線や文字の見え方を重視する案件に向きます。 |
| 3G-SDIが使えるのはどのモデル? | EB-PU2010W、EB-PU2010B、EB-PU2213Bです。EB-PU2116W、EB-PU2120S、EB-PQ2008Wは3G-SDI入出力がありません。 |
| 100V運用で注意が必要なのは? | EB-PU2120Sです。100-120V時は19,000lmとなり、一部機能制限があります。 |
| 静音性を数字で見るとどれが有利? | 公開されている通常運転時の騒音では、EB-PU2213Bが34dB、EB-PQ2008Wが35dB、EB-PU2010W/Bが37dBです。 |
| 設置奥行は比較できる? | 本体寸法は比較できますが、投写距離は全機種とも交換レンズと画面サイズで変わります。設置奥行はレンズ選定とセットで確認するのが前提です。 |
【独断と偏見】推し3選(大型会場向け)
🏆 大会場の基準機:EB-PU2010W
10,000lm・16.8kg・3G-SDI入出力のバランスが良く、常設更新の軸にしやすい。
🎖 高出力の主力:EB-PU2120S
20,000lm級と24.4kgを両立し、電源条件を把握できる現場では選びやすい。
🥇 高精細重視:EB-PQ2008W
4K Crystal Motion Technologyと2軸シフト4Kを重視する案件に向く。