この記事でわかること
- EB-PU2120Sを明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で整理
- EB-PU2116Wとの違いは20,000lm級、EB-PU2213Bとの違いは白筐体と13,000lm、EB-PQ2008Wとは表示方式が異なる
- 20,000lm(200-240V)・24.4kg・100V時19,000lmを基準に、大型仮設や常設へ合うかを判断できる
- 全体比較は超高輝度レーザー比較まとめへ
結論:EB-PU2120Sは、20,000lm級の出力を24.4kgにまとめた、白筐体の高出力モデルです
EB-PU2120Sは、2024年5月発売のEB-PU22/PU21シリーズに属するWUXGAレーザーです。20,000lm(200-240V時)の明るさ、24.4kgの本体、4Kエンハンスメントテクノロジー、IP5X認証、ELPEC01カメラアシストを組み合わせていて、大型会場の主力として見やすい構成です。
注意点は、100-120V時は19,000lmになり一部機能制限があることです。電源条件を把握できる会場なら、明るさを重視した白筐体モデルとして比較しやすくなります。
仕様と価格(要点)
※数値・仕様は、特記がない限りメーカー公表値(公式サイト/公式サポート)に基づきます。価格は主要EC掲載の実売目安(執筆時点、変動あり)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | EB-PU2120S |
| 発売月 | 2024年5月 |
| シリーズ | EB-PU22/PU21シリーズ |
| 明るさ | 20,000lm(200-240V)/19,000lm(100-120V) |
| パネル解像度 | WUXGA 1920×1200×3 |
| 表示方式 | 4K相当(4Kエンハンスメントテクノロジー) |
| コントラスト比 | 5,000,000:1 |
| 主な搭載技術 | 4Kエンハンスメントテクノロジー/NFCタグ機能/IP5X認証/ELPEC01カメラアシスト |
| 主要機能 | レーザー光源/交換レンズ対応/3G-SDI入出力なし/白筐体 |
| 本体サイズ | 586×492×185mm |
| 質量 | 24.4kg(レンズ含まず) |
| 消費電力 | 1301W(200-240V)/1195W(100-120V) |
| 騒音 | 45dB |
| 参考価格(執筆時点) | 約1100.0万円 |
実用レビュー
① 明るさ:20,000lm級で大型会場の主力に置きやすい
- 固有ポイント:20,000lm(200-240Vで高出力)
- 大型ホールや環境光の強い会場で、まず比較の中心に置きやすい出力です。
- 100-120V時でも19,000lmを確保できるので、電源条件を把握できる仮設会場とも相性があります。
② 画質:5,000,000:1と4Kエンハンスメントで高出力帯をまとめやすい
- 固有ポイント:5,000,000:1(高出力でもまとめやすい)
- 4Kエンハンスメントテクノロジーを使うWUXGA系なので、資料と映像を混在させる案件でも比較しやすい帯です。
- 高精細表示そのものを最優先するなら、表示方式が異なるEB-PQ2008Wも候補になります。
③ 低遅延:3G-SDIなしの白筐体モデルとして標準AV系へ寄せやすい
- 固有ポイント:3G-SDI入出力×(標準AV系向き)
- 公開スペックに入力遅延のms値は見当たりませんが、3G-SDI前提よりHDMIやHDBaseT中心の構成へ寄せやすいモデルです。
- ゲーム競技より、大型会場の映像出しやイベント常設へ合わせて選ぶと収まりやすくなります。
④ 携帯性:24.4kgにまとめつつELPEC01で段取りを整えやすい
- 固有ポイント:24.4kg(高出力帯として扱いやすい)
- 本体は586×492×185mmで、20,000lm級としては比較しやすいサイズ感です。
- ELPEC01カメラアシストと交換レンズを前提にすると、再設置や複数台運用の段取りを組みやすくなります。
⑤ 静音:45dBで高出力帯らしい前提を持つ
- 固有ポイント:45dB(出力相応の運転音)
- ホールやイベント空間なら実運用しやすい一方、静かな近接視聴向けのモデルではありません。
- 客席近くより、吊り込みやブース配置を前提にしたほうが扱いやすくなります。
注意・割り切りポイント
- レンズ別売前提です。投写距離はレンズごとに変わるので、会場条件とセットで見積もる必要があります。
- 100-120V時は19,000lmで一部機能制限があるため、仮設会場は電源条件を先に確認したいモデルです。
比較:EB-PU2116W/EB-PU2213B/EB-PQ2008Wとどっちを選ぶ?
| 項目 | EB-PU2116W | EB-PU2213B | EB-PQ2008W | EB-PU2120S |
|---|---|---|---|---|
| 発売月 | 2022年6月 | 2022年9月 | 2024年6月 | 2024年5月 |
| 明るさ | 16,000lm | 13,000lm | 8,000lm | 20,000lm(200-240V) |
| 表示方式 | 4K相当 | 4K相当 | 2軸シフト4K | 4K相当 |
| 質量 | 24.3kg | 23.7kg | 18.6kg | 24.4kg |
| 3G-SDI入出力 | × | ○ | × | × |
| 特徴 | 16,000lmの中核帯 | 黒筐体+メカニカルシャッター | 4K Crystal Motion Technology | 100V時19,000lm |
| 参考価格 | 約720.0万円 | 約550.0万円 | 約680.0万円 | 約1100.0万円 |
※表は横にスクロールできます。
口コミの傾向
高出力を重視する大型会場で、まず比較対象に入れやすいという評価が中心です。
ELPEC01や交換レンズと組み合わせた段取りの組みやすさを評価する傾向があります。
価格と電源条件の確認は必要で、100V運用では事前設計が重要という見方が多めです。
※主要ECサイトのレビュー欄を参考に傾向を要約(個別の投稿は直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:大型会場で20,000lm級を優先したい人/電源条件を管理できる常設・仮設案件/白筐体で高出力を選びたい人
- 向かない人:予算を抑えたい人(→ EB-PU2116W)/黒筐体や3G-SDIを優先したい人(→ EB-PU2213B)/高精細表示を最優先したい人(→ EB-PQ2008W)