この記事でわかること
- ステンレス外装CF（2〜5升級）の違いと選び方
- 火力・立上り・容量・使い勝手・静音の5軸で横断比較
- 用途別おすすめ：小回りの2升／主力の3升／一気炊きの5升
- あわせて読む：1.5〜2升 → CF 150/200 ／ 3升中心 → CF/C 300系 ／ 4〜5.5升 → CF/C 400・550
失敗しない選び方（要点）
| 観点 | 見るポイント | 理由 |
|---|---|---|
| 衛生性 | ステンレス外装／清掃性／隙間の少なさ | 厨房の拭き上げやすさと衛生管理に直結 |
| 火力 | バーナー出力／直火面積 | 大量炊飯時の沸騰力・ムラ抑制を左右 |
| 立上り | 加熱プロファイル／点火制御 | 回転率やピーク時のリカバリーに影響 |
| 容量 | 2升／3升／5升の適正 | 提供数と作業導線（回数・鍋数）の最適化 |
| 使い勝手 | 操作系のシンプルさ／運用上の取り回し | 仕込み担当の負荷軽減と習熟コスト低減 |
主要モデル比較（S-CF：ステンレスCF 2〜5升）
モデル名をクリックすると詳細レビューへ。
| モデル | 構成 | 主要特徴 | 強み | 参考価格（執筆時点） |
|---|---|---|---|---|
| RR-S200CF 13A | 2升・ステンレスCF・都市ガス13A | 衛生性に優れる外装の2升帯。 | 小規模〜仕出しの小回りと清掃性の両立。 | 約7.3万円 |
| RR-S200CF LP | 2升・ステンレスCF・LP | 2升のLP対応。 | 移動販売やLP環境での衛生性を確保。 | 約7.3万円 |
| RR-S300CF 13A | 3升・ステンレスCF・都市ガス13A | 主力の3升帯。堅牢で扱いやすい。 | 回転率と仕込み量のバランスが優秀。 | 約11.0万円 |
| RR-S300CF LP | 3升・ステンレスCF・LP | 3升のLP対応。 | LP環境でも主力容量で安定運用。 | 約11.0万円 |
| RR-S300CF-B 13A | 3升・ステンレスCF（-B）・都市ガス13A | 運用性配慮の派生仕様。 | 据付や運用上の取り回しを改善。 | 約11.0万円 |
| RR-S500CF 13A | 5升・ステンレスCF・都市ガス13A | 一気に炊ける5升帯。 | 大量仕込みと回転率の両立に有効。 | 約12.6万円 |
出典：リンナイ 公式商品情報（仕様）／主要EC商品ページ（価格レンジ確認）。
モデル別 徹底解説
評価の算出根拠：メーカー公表データと設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸（火力／立上り／容量／使い勝手／静音）で比較。
RR-S200CF 13A：小回りの2升×ステンレス外装
RR-S200CF 13A
- 向く人：2升で小回り良く、清掃性と見た目の衛生感を重視
- 参考価格（執筆時点）：約7.3万円
- 詳細レビュー：詳細レビュー（RR-S200CF 13A）
RR-S200CF LP：LP環境の2升×ステンレス外装
RR-S200CF LP
- 向く人：LPガス運用で2升の回転率と衛生性を両立したい
- 参考価格（執筆時点）：約7.3万円
- 詳細レビュー：詳細レビュー（RR-S200CF LP）
RR-S300CF 13A：主力の3升×ステンレス外装
RR-S300CF 13A
- 向く人：主力の3升で回転と仕込み量のバランスを取りたい厨房
- 参考価格（執筆時点）：約11.0万円
- 詳細レビュー：詳細レビュー（RR-S300CF 13A）
RR-S300CF LP：LP環境の主力3升
RR-S300CF LP
- 向く人：LPガスの現場で、主力3升の生産性と衛生性を両立したい
- 参考価格（執筆時点）：約11.0万円
- 詳細レビュー：詳細レビュー（RR-S300CF LP）
RR-S300CF-B 13A：運用性に配慮した3升（-B）
RR-S300CF-B 13A
- 向く人：3升中心で、設置・運用の取り回しを重視したい
- 参考価格（執筆時点）：約11.0万円
- 詳細レビュー：詳細レビュー（RR-S300CF-B 13A）
RR-S500CF 13A：一気炊きの5升×ステンレス外装
RR-S500CF 13A
- 向く人：ピークの提供数が多く、5升で一気に仕込みたい現場
- 参考価格（執筆時点）：約12.6万円
- 詳細レビュー：詳細レビュー（RR-S500CF 13A）
用途別の選び方（早見）
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 小規模運用・小回り重視 | RR-S200CF 13A ／ RR-S200CF LP | 2升で回転が速く、ステンレス外装で衛生的。 |
| 主力容量で安定運用 | RR-S300CF 13A ／ RR-S300CF LP | 3升は提供数とリードタイムのバランスが良い。 |
| 設置・運用の取り回しを強化 | RR-S300CF-B 13A | 派生（-B）で現場の運用性に配慮した仕様。 |
| 大量仕込み・ピーク対応 | RR-S500CF 13A | 5升の一気炊きで仕込み時間を圧縮しやすい。 |
よくある質問
| 質問 | 答え |
|---|---|
| S-CF（ステンレスCF）のメリットは？ | 外装がステンレスで、拭き取りやすく衛生管理しやすい点と、耐久性を両立していることです。 |
| 2升・3升・5升の選び分けは？ | 提供数と仕込み導線で選びます。小回りは2升、主力は3升、一気炊きは5升が目安です。 |
| 静音性はどの程度？ | 業務用設計のため静音評価は3が目安。客席近接なら設置場所や防音対策を検討してください。 |
| 家庭用と比べた使い勝手は？ | 操作はシンプルで堅牢ですが、使い勝手評価は3。日常家電的な付加機能より耐久・清掃性を重視しています。 |
【独断と偏見】推し3選（S-CF：2〜5升）
🏆 主力バランス：RR-S300CF 13A
3升の回転率と衛生性のバランスが秀逸。
🎖 小回り最適：RR-S200CF 13A
2升で仕込み間隔を短く保ちやすい。
🥇 一気炊き：RR-S500CF 13A
5升でピークの提供数に強い。
併せて読みたい
- CF 150/200（1.5〜2升）まとめ
- CF/C 300系（3升）まとめ
- CF/C 400・550（4〜5.5升）まとめ
- RR-S200CF 13A レビュー
- RR-S300CF 13A レビュー
- RR-S500CF 13A レビュー