この記事でわかること
  
- Polk Audio Monitor XTシリーズ(フロア/ブック/センター/ハイト)の違いと選び方
- 低音域・解像度・広がり・駆動性・設置性の5軸で比較
- 用途別おすすめ:初導入のフロア/音楽もいけるブック/台詞重視センター/Atmos対応ハイト
- あわせて読む:サブウーファー比較 → Monitor XT サブ特化 / ハイト比較 → Reserveまとめ(R900連動)
失敗しない選び方(要点)
| 観点 | 見るポイント | 理由 | 
|---|---|---|
| 低音域 | 口径・エンクロージャ容積/サブ併用の有無 | 映画の迫力と音楽の土台。部屋サイズに直結。 | 
| 解像度 | ツイーター設計/ネットワーク/箱の剛性 | セリフ明瞭度や楽器の質感表現に影響。 | 
| 広がり | 指向性制御/バッフル形状/ハイト対応 | 音場の包囲感と定位の自然さが決まる。 | 
| 駆動性 | 能率/インピーダンス傾向/サイズ | AVアンプや小出力アンプでも鳴らしやすいか。 | 
| 設置性 | 本体サイズ/壁寄せ可否/壁掛け対応 | リビングやデスクトップなど設置自由度に関与。 | 
主要モデル比較(Monitor XT 総覧)
モデル名をクリックすると詳細レビューへ。
| モデル | カテゴリ | 主要特徴 | 強み | 参考価格(執筆時点) | 
|---|---|---|---|---|
| Monitor XT MXT60 | フロア | 映画・音楽の両立を狙うスタンダード。 | 低音と広がりのバランス。拡張も容易。 | 約2.5万円 | 
| Monitor XT MXT20 | ブックシェルフ | 中低域の厚みと使い勝手のよさが魅力。 | デスク~リビングまで万能。駆動性高い。 | 約3.0万円 | 
| Monitor XT MXT15 | ブックシェルフ | 初めてのステレオに最適。 | コンパクトで設置自由度が高い。 | 約2.1万円 | 
| Monitor XT MXT35 | センター(スリム) | テレビ前の省スペース設置に好適。 | 視界すっきりでもセリフ明瞭。 | 約3.0万円 | 
| Monitor XT MXT30 | センター(標準) | 声の太さと明瞭度のバランス型。 | 厚みのある台詞表現。設置もしやすい。 | 約2.0万円 | 
| Monitor XT MXT90 | ハイト(Atmos) | 上方向の広がりを手軽にプラス。 | 壁掛け・トップ置き対応で拡張容易。 | 約2.0万円 | 
出典:Polk Audio 公式情報(仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
モデル別 徹底解説
評価の算出根拠:メーカー公表データ(仕様・サイズ)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に低音域/解像度/広がり/駆動性/設置性の5軸で比較。
Monitor XT MXT60:バランス重視のフロア
      
        Monitor XT MXT60|フロアスタンディング
      
    
    
- 向く人:リビングで映画・音楽をバランス良く楽しみたい/将来サブやセンターで拡張予定
- 参考価格(執筆時点):約2.5万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(MXT60)
Monitor XT MXT20:実力派ブックシェルフ
      
        Monitor XT MXT20|ブックシェルフ
      
    
    
- 向く人:デスクトップや小~中規模のリビング/サブ追加で2.1~5.1へ拡張予定
- 参考価格(執筆時点):約3.0万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(MXT20)
Monitor XT MXT15:コンパクト入門ブック
      
        Monitor XT MXT15|ブックシェルフ(コンパクト)
      
    
    
- 向く人:初めてのステレオ/省スペースや壁掛け中心のレイアウト
- 参考価格(執筆時点):約2.1万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(MXT15)
Monitor XT MXT35:スリムセンターで視界すっきり
- 向く人:薄型テレビ前の省スペース配置/視界を遮らず台詞明瞭度を高めたい
- 参考価格(執筆時点):約3.0万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(MXT35)
Monitor XT MXT30:標準センターで厚みのあるセリフ
      
        Monitor XT MXT30|センタースピーカー(標準)
      
    
    
- 向く人:セリフに厚みを出したい/ラック内や棚上に標準サイズで置きたい
- 参考価格(執筆時点):約2.0万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(MXT30)
Monitor XT MXT90:Atmos対応ハイトで包囲感アップ
      
        Monitor XT MXT90|ハイト(Dolby Atmos)
      
    
    
- 向く人:5.1から5.1.2へ簡単アップデート/天井反射や壁掛けで上方向の広がりを追加したい
- 参考価格(執筆時点):約2.0万円
- 詳細レビュー:詳細レビュー(MXT90)
用途別の選び方(早見)
| 用途 | おすすめ | 理由 | 
|---|---|---|
| 初めてのフロアを導入したい | MXT60 | 低音域4/広がり4で映画も音楽も両立。拡張もしやすい。 | 
| デスク~リビングのブック主役 | MXT20 | 駆動性5・設置性4。小出力アンプでも扱いやすい。 | 
| コンパクト最優先 | MXT15 | 設置性5・駆動性5。省スペースで導入しやすい。 | 
| 台詞の明瞭度を高めたい | MXT30/MXT35 | 厚み重視ならMXT30、視界優先ならスリムなMXT35。 | 
| Atmosで包囲感を上げたい | MXT90 | 広がり4・設置性5。上方向の音場拡張が手軽。 | 
| 低域を底上げしたい | Monitor XT サブ(MXT12/MXT10) | 部屋サイズ別に選びやすく、2.1/5.1構成の要に。 | 
よくある質問
| 質問 | 答え | 
|---|---|
| Monitor XTの位置づけは? | Polk Audioの入門〜中級帯で、価格対性能と拡張性のバランスに優れます。 | 
| ブックシェルフはどれを選ぶべき? | 力感と万能さならMXT20、省スペース最優先ならMXT15が扱いやすいです。 | 
| センタースピーカーはMXT30とMXT35のどちらが良い? | 厚み重視はMXT30、テレビ前の視界を確保したいならスリムなMXT35が最適です。 | 
| Atmos対応のハイトは必要? | 臨場感を高めたいならMXT90の追加で上方向の広がりを得られ、映画体験が向上します。 | 
【独断と偏見】推し3選(Monitor XT)
🏆 定番スタート:MXT60
映画も音楽も“ちょうど良い”バランス。
🎖 デスク~リビング万能:MXT20
駆動性が高く扱いやすい実力派。
🥇 手軽にAtmos化:MXT90
上方向の広がりをプラスして没入感アップ。
 
  
  
  
  


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