この記事でわかること
- Monitor XT MXT35を低音域/解像度/広がり/駆動性/設置性の5軸で整理
- MXT30(標準センター)との違い(設置性・視界の確保・声の太さ)
- 「テレビ前を塞ぎたくない」「台詞をクリアに」人に向けた要点
※本記事はまとめ記事⑤(Monitor XT 総覧)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Polk Audio Monitor XTおすすめ|MXT60/MXT20/MXT15/MXT35/MXT30/MXT90を比較【コスパ重視】
結論:MXT35は“薄型で置ける”センター。視界を優先しつつ台詞を聞き取りやすく整えたい人向け
1インチTerylene Dome Tweeterと3インチウーファー4基の構成で、セリフ帯域の輪郭を作りやすいタイプ。テレビ前の高さ制約がある環境で、センター導入を現実的にしたい人におすすめです。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Monitor XT MXT35 |
| カテゴリ | センター(スリム型) |
| 主な仕様(抜粋) | 総合周波数特性:57Hz〜40,000Hz/-3dB:84Hz〜26,000Hz/感度:87dB(1W@1m)/推奨アンプ出力:25〜200W/ch |
| 外形寸法(W×H×D) | 62.00×10.60×14.10cm(24.4×4.17×5.55in) |
| 主な特徴 | Hi-Res Audio Certified/壁掛け(keyhole slots)対応/前面2ポート/5-way binding posts |
| 参考価格(執筆時点) | 約3.0万円 |
出典:詳細情報 Monitor XT35(仕様・スペック)/主要EC商品ページ。
購入・価格チェック
実用レビュー

出典:詳細情報 Monitor XT35(仕様・スペック)/主要EC商品ページ。
① 低音域:薄型ゆえ“役割はセリフ寄り”。サブ併用で最適化
- -3dB下限は84Hzで、センター単体に重低音を担わせる設計ではありません。
- 映画の迫力はサブ側で担当し、センターは台詞帯域を安定させる使い方が噛み合います。
低域はサブに任せて、台詞を前に出したい人にメリットです。
② 解像度:セリフの輪郭を作りやすい
- Terylene Dome Tweeterで、子音の抜けや輪郭を整えやすい傾向です。
- ニュースやドラマなど「声が埋もれる」を避けたい用途で効果が出やすいです。
テレビ視聴で“聞き取りやすさ”を最優先したい人に向きます。
③ 広がり:L/Rとつながりやすいセンター
- シリーズで揃えると音色がつながりやすく、画面方向の一体感を作りやすいです。
- 前面2ポートで、テレビ台周りでも取り回ししやすい構成です。
フロント3本(L/C/R)で“統一感”を重視したい人にメリットがあります。
④ 駆動性:AVアンプで扱いやすいレンジ
- 推奨アンプ出力は25〜200W/chで、一般的なAVアンプと組みやすい範囲です。
- 自動補正(キャリブレーション)で合わせやすいタイプ。
難しい調整より、まずは手堅く組みたい人に向きます。
⑤ 設置性:テレビ前の“高さ制約”を突破しやすい
- 本体高さは10.60cmで、薄型テレビ前でも視界を遮りにくい寸法感です。
- keyhole slotsに対応し、ボード上だけでなく壁掛けも視野に入れられます。
センターを置くスペースが厳しい環境ほど、メリットが大きいです。
注意・割り切りポイント
- MXT30と比べるなら、「高さを抑えた設置性」を優先するかで選び分けがしやすいです。
- 低域の厚みをセンター単体に求めるなら、サブ併用を前提に考えると失敗しにくいです。
比較:MXT35とMXT30、どっちを選ぶ?
| 項目 | MXT30(標準) | MXT35(スリム) |
|---|---|---|
| 設置性 | 高さに余裕が必要 | テレビ前を遮りにくい |
| 声の太さ | 厚みが出やすい | スリム相応で端正 |
| 向く人 | 映画・ドラマを“太さ”で聞きたい | 視界と省スペースを最優先 |
| 参考価格 | 約2.0万円 | 約3.0万円 |
口コミの傾向
テレビ前を塞がず、見た目がすっきりする点が評価されやすいです。
セリフが聞き取りやすくなった、という傾向が目立ちます。
同シリーズで揃えると音色が自然につながる、という声が多いです。
低域は控えめで、サブ併用が前提になりやすい傾向です。
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:テレビ前の視界を確保したい/壁掛けも含めて設置自由度を上げたい/Monitor XTで統一したい
- 向かない人:低域の厚みをセンター単体で求める(→ MXT12/MXT10併用)/別のセンターサイズ感も検討したい(→ MXT30)