[レビュー]カリタ ET-12N|コンパクト筐体で12カップ、短時間抽出

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この記事でわかること

※本記事はまとめ記事②(家庭用・5〜12カップ/ミル一体)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ カリタ 家庭用コーヒーメーカーおすすめ|5〜12カップの定番・浄水・ミル一体を徹底比較

結論:“小さくて速い”。ET-12Nは12カップを短時間でまとめ、配布運用に強い

ET-12Nコンパクト筐体で12カップ対応。三つ穴思想と付属104ロシの組み合わせで、家庭や小規模オフィスの来客時・会議前の一気淹れに強い設計です。抽出の速さと扱いやすさのバランスが良く、“短時間×安定”で選ぶなら有力候補です。

仕様と価格(要点)

主要仕様と参考価格(執筆時点)
項目 内容
型番 ET-12N
タイプ 12カップ・ドリップ式(コンパクト筐体/ガラスサーバー)
想定ユーザー 家庭用〜小規模オフィス/来客時に素早くまとめて淹れたい人
主な特徴 短時間抽出/104ロシ付属/扱いやすい操作系
参考価格(執筆時点) 約7.7万円

出典:カリタ 公式商品情報/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/カタログ記載寸法。

購入・価格チェック

ET-12N 評価(味わい4/速さ4/手入れ3/多機能3/静音3) 味わい 速さ 手入れ 多機能 静音

評価の算出根拠:メーカー公表情報(仕様)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。

実用レビュー

① 味わい:三つ穴×104ロシで“過抽出を抑えやすい”

  • カリタの三つ穴思想に沿い、104ロシで湯抜けが安定。中深煎りも雑味が出にくい印象。
  • 粉量は12杯満量だけでなく、6〜8杯の“やや少なめ”運用でも破綻しにくい。

② 速さ:来客直前でも間に合う“短時間抽出”

  • コンパクトながら12カップを素早く抽出。会議前の準備や来客対応の段取りが組みやすい
  • 立ち上がり〜抽出完了までのテンポが良く、配布待ち時間を短縮できる。

③ 手入れ:点数が少なく“毎日の洗浄がラク”

  • フィルター/ファンネル/サーバー中心のシンプル構成で、分解・洗浄の所要が短い
  • 凹凸が少ない造形で水切れが良く乾きやすいのも日常向き。

④ 多機能:基本重視。運用を邪魔しない“必要十分”

  • 凝った自動機能より、安定抽出と扱いやすさを重視した構成。
  • “配布運用のしやすさ”に寄与する見やすい操作系で迷いにくい。

⑤ 静音:家庭・小規模オフィスに馴染む“控えめ”動作音

  • 抽出時の作動音はほどよく控えめ。静かな環境でも許容しやすい。
  • 設置面の水平確保で、共振音の抑制に効果あり。
注意・割り切りポイント

  • 浄水や蒸らし制御などの付加機能は最小限。機能重視ならEX-102N(浄水+蒸らし)も検討。
  • 満量での風味最適化は粉粒度・粉量の見直しが鍵。中細挽き基準で調整が安心。

比較:ET-104/EX-102Nとどっちを選ぶ?

項目 ET-104(12カップ) EX-102N(5カップ) ET-12N(12カップ)
位置づけ 短時間&安定抽出の同容量 浄水+蒸らし重視 “小型×速さ”の12カップ
向く人 安定重視の定番設計 味わいの再現性重視 短時間で配布量を確保
価格感 約6.2万円 約0.9万円 約7.7万円

口コミの傾向

「12杯を素早く淹れられるので来客時に助かる」

「コンパクトで置きやすいのに容量に余裕」

「手入れの点数が少なく毎日続けやすい」

「浄水や細かな自動機能があるとさらに便利」

※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。

まとめ:向く人/向かない人

  • 向く人:短時間で12カップを用意したい/来客・会議前の配布運用が多い/日々の手入れを簡単に済ませたい
  • 向かない人:浄水や蒸らしの自動制御を重視(→ EX-102N)/5カップ中心で静音性重視(→ ET-102

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