この記事でわかること
- EX-102Nを味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- ET-102(5カップ・アロマシャワー)/MD-102N(ミル一体)との違い(浄水・蒸らし機構の有無/多機能性・静音性)
- 「おいしさ重視の5カップ」×「簡単お手入れ」で選びたい人向けの要点
※本記事はまとめ記事②(家庭用・5〜12カップ/ミル一体)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ カリタ 家庭用コーヒーメーカーおすすめ|5〜12カップの定番・浄水・ミル一体を徹底比較
結論:“浄水×蒸らし”で味の安定感。EX-102Nは毎朝の1〜5杯を手軽に底上げする
EX-102Nは5カップ・浄水機能・サイフォンパイプの蒸らし機構を搭載。三つ穴思想のドリッパーに合わせてお湯を均一散布し、えぐみを抑えたクリアな味わいを安定して引き出します。お手入れ点数は少なく、動作音も穏やか。自宅や小規模オフィスの“毎朝の定番”として扱いやすいバランス型です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | EX-102N |
| タイプ | 5カップ(浄水機能/サイフォンパイプの蒸らし機構/三つ穴ドリッパー) |
| 想定ユーザー | 自宅・小規模オフィスの1〜5杯運用/味わいと簡単さの両立を重視 |
| 主な特徴 | 浄水カートリッジでカルキ低減/蒸らしで成分の“良いところ”を抽出しやすい/分解洗いが簡単 |
| 参考価格(執筆時点) | 約0.9万円 |
出典:カリタ 公式情報(EX-102N|機能)/主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:浄水×蒸らしで“三つ穴の良さ”を引き出す
- 浄水カートリッジがカルキや雑味を抑え、クリアで甘みの出やすいテイストに寄せやすい。
- サイフォンパイプでの事前蒸らしが粉全体を均一に膨らませ、三つ穴ドリッパーの“おいしいところだけ抽出”を助ける。
② 速さ:5カップ日常使いに十分な立ち上がり
- 小容量ゆえの短時間抽出で、平日朝の支度と並行しやすい。
- 大量抽出や連投は不得意。来客が多い日はポット抽出の上位機と役割分担が現実的。
③ 手入れ:分解箇所が少なく洗いやすい
- ドリッパー・フィルター・ポット中心で洗い物がシンプル。乾きも早い。
- 浄水カートリッジは定期交換で性能維持。交換時期のメモ運用がおすすめ。
④ 多機能:浄水と蒸らしが“ちょうど良い”
- ミル非搭載ながら、味に効く要素(浄水・蒸らし)を押さえた堅実装備。
- オートストップや保温など基本をカバー。多機能過多にならず扱いやすい。
⑤ 静音:朝のキッチンで気になりにくい
- 動作音は穏やかで、ワンルームや静かな朝でも使いやすい。
- ミル音がない分、MD-102Nより静音評価は高め。
注意・割り切りポイント
- 浄水カートリッジはコストと交換手間が発生。水質に不満がなければ交換間隔を見直すのも一手。
- 来客対応の大量抽出には不向き。家族分を一度に出すならET-12N(12カップ)も比較候補。
比較:ET-102/MD-102Nとどっちを選ぶ?
| 項目 | ET-102(5カップ) | MD-102N(ミル一体) | EX-102N(5カップ) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 入門の定番(アロマシャワー) | 挽きたて一体型 | 浄水+蒸らしのバランス型 |
| 向く人 | 価格重視・シンプル志向 | 1台完結・挽きたて最優先 | 味の安定と静音を両立 |
| 価格感 | 約0.9万円 | 約1.7万円 | 約0.9万円 |
口コミの傾向
「蒸らしで味が安定、雑味が少ない」
「お手入れが簡単で続けやすい」
「動作音が静かで朝に便利」
「浄水カートリッジの交換コストが気になる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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