この記事でわかること
- RR-S200CF LPを火力/立上り/容量/使い勝手/静音の5軸で評価
- RR-S200CF 13Aとの違い(ガス種の適合・設置まわりの注意点)
- RR-200CF LP(同容量CF)との比較ポイント(外装・衛生性・価格感)
※本記事はまとめ記事⑧(S-CF|ステンレスCF)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ リンナイ S-CFおすすめ|ステンレスCFの業務用モデルを比較(2〜5升級)
結論:“衛生性×堅牢”の2升業務用。RR-S200CF LPはS-CFの使い勝手を基本性能で押し出す
RR-S200CF LPは2升・S-CF(ステンレス外装)・LPガス対応。CF系の扱いやすさに、清掃しやすく耐久性に優れる外装を加えた実用モデルです。火力と立ち上がりは安定の“4”評価で、連続運転にも対応しやすい設計。小規模店や仕出し、施設炊飯の日常の主力機としてバランスが取れています。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | RR-S200CF LP |
| タイプ | 2升・業務用・S-CF(ステンレス外装)/LPガス |
| 想定ユーザー | 小規模飲食・仕出し・施設炊飯/連続運転と衛生性を重視 |
| 主な特徴 | ステンレス外装で清掃が容易/安定火力でふっくら炊き上げ/シンプル操作 |
| 参考価格(執筆時点) | 約7.3万円 |
出典:リンナイ 公式商品情報(RR-S200CF)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 火力:2升帯の“安定感”でムラを抑える
- 業務用CF系らしいしっかり火力で、量を張っても芯残りしにくい。
- まとめ炊きでも粒立ちと甘みを両立しやすく、定食・弁当用途に好適。
② 立上り:回転を落とさない手際の良さ
- 予熱〜沸騰のテンポが良く、ピーク帯の回転率を維持しやすい。
- 連続運転時も挙動が読みやすく、段取りが組みやすい印象。
③ 容量:2升=“日常運用の主力”にちょうど良い
- 昼・夜の二部制運用で無理なく回せる容量。余剰を抑えやすい。
- 小規模店・仕出し・施設での安定供給に向く。
④ 使い勝手:S-CFのステンレス外装で清掃が速い
- 油はね・米ぬかの拭き取りがラク。日々の衛生維持が容易。
- シンプル操作で属人化しにくく、引き継ぎ教育もスムーズ。
⑤ 静音:厨房前提の“控えめ”レベル
- 沸騰〜蒸らしの動作音は業務用相応で、客席近接なら設置配慮が無難。
- バックヤード配置なら問題になりにくい音量帯。
注意・割り切りポイント
- LPガス専用。ガス種の適合確認(配管・圧力)と設置スペースの放熱クリアランスは必須。
- 同容量のCF(非ステンレス)より価格はやや上。衛生性・耐久性を重視する現場に向く。
比較:RR-S200CF 13A/RR-200CF LPとどっちを選ぶ?
| 項目 | RR-S200CF 13A(2升) | RR-200CF LP(2升) | RR-S200CF LP(2升) |
|---|---|---|---|
| 外装 | ステンレス(S-CF) | CF(標準外装) | ステンレス(S-CF) |
| ガス種 | 都市ガス13A | LP | LP |
| 位置づけ | 同等仕様・ガス種違い | 価格重視の同容量 | 衛生性・耐久性重視 |
| 価格感 | 約7.3万円 | 約6.2万円 | 約7.3万円 |
口コミの傾向
「ステンレス外装で手入れが楽、見た目も清潔感がある」
「2升でちょうど良い量、連続で炊いても安定」
「操作がシンプルでスタッフがすぐ慣れる」
「標準CFより価格が高い」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:小規模店・仕出し・施設炊飯/清掃性・耐久性を重視/安定回転で毎日使う
- 向かない人:初期費用を最優先(→ CF 150/200まとめ)/より大容量が必要(→ CF/C 400・550まとめ)


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