この記事でわかること
- RR-S200CF 13Aを火力/立上り/容量/使い勝手/静音の5軸で評価
- RR-S300CF 13A(3升)/RR-200CF 13A(2升・CF外装)との違い(外装の衛生性・価格感・容量余裕)
- 小規模店舗〜仕出しで、衛生性と耐久性を重視する現場に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事⑧(S-CF|業務用 ステンレスCF)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ リンナイ S-CFおすすめ|ステンレスCFの業務用モデルを比較(2〜5升級)
結論:“衛生性×堅牢”。RR-S200CF 13Aは2升帯で扱いやすく、日々の回転に強い
RR-S200CF 13Aは2升・業務用CFのステンレス外装。堅牢で汚れに強く、拭き取りやすい筐体が特徴です。CF系らしい安定した火力と立ち上がりで回転を落とさず、厨房の省手間と衛生管理に寄与。小規模店舗や仕出しでの定番“ちょうど良い”選択肢です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | RR-S200CF 13A |
| タイプ | 2升・業務用/S-CF(ステンレス外装)/都市ガス13A |
| 想定ユーザー | 小規模店舗・事業所炊飯/仕出し・弁当工房/毎日運用のベース機 |
| 主な特徴 | ステンレス外装で衛生的・拭き取り容易/CF系の安定火力と立ち上がり/連続運用を想定した堅牢設計 |
| 参考価格(執筆時点) | 約7.3万円 |
出典:リンナイ 製品情報(S-CF系)/主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 火力:2升帯で“安定出力”。粒立ちの良い仕上がり
- CF系らしい安定火力で過不足のない沸騰〜蒸らし。白飯の粒感と甘みが出やすい。
- まとめ炊きでも火力ダレが出にくく、時間割の読みやすさにつながる印象。
② 立上り:待ち時間を短縮。昼ピーク前の仕込みがはかどる
- 立ち上がりは良好(4)。連続運転の前後でも温度復帰のテンポが崩れにくい。
- ピーク前の追加炊飯にも対応しやすく、スタッフの段取りをシンプルにできる。
③ 容量:2升=日販の“小回り”に最適化
- 2升は小規模店の昼ピーク〜夕方の山をカバーしやすい現実的容量。
- 在庫ロスを抑えやすく、保温時間の引き延ばしを避けられるのが利点。
④ 使い勝手:ステンレス外装で拭き取りラク。清潔を保ちやすい
- 筐体はステンレス外装で油ハネや米粒の付着も拭き取りやすい。衛生管理に有利。
- 堅牢で扱いやすく、日々の片付け〜閉店作業の省手間に効く。
⑤ 静音:業務用としては標準的。接客カウンター脇でも許容範囲
- 燃焼音・動作音は業務用相応(3)。客席至近なら設置面の防振や動線配慮で体感を下げやすい。
- 換気扇併用の厨房では背景騒音に埋もれ、気になりにくい。
注意・割り切りポイント
- 都市ガス13A専用。LPガス環境はRR-S200CF LPを選択。
- 設置は可燃物との離隔・換気を遵守。排気周辺のクリアランス確保を事前に確認。
- 価格重視で外装の違いにこだわらないならRR-200CF 13Aも候補。
比較:RR-200CF 13A/RR-S300CF 13Aとどっちを選ぶ?
| 項目 | RR-200CF 13A(2升) | RR-S300CF 13A(3升) | RR-S200CF 13A(2升) |
|---|---|---|---|
| 外装 | CF(塗装鋼板) | S-CF(ステンレス) | S-CF(ステンレス) |
| 位置づけ | 価格重視の業務用ベース | 衛生性重視+容量余裕 | 衛生性重視の2升基準機 |
| 価格感 | 約6.2万円 | 約11.0万円 | 約7.3万円 |
口コミの傾向
「ステンレス外装で毎日の清掃がラク」
「立ち上がりが良く回転を落とさない」
「2升でちょうど良い仕込み量」
「CF外装より価格はやや上がる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:小規模店舗・仕出し/衛生性と耐久性を重視/日々の清掃を省手間にしたい
- 向かない人:初期費用を最優先(→ RR-200CF 13A)/より大量炊飯が必要(→ RR-S300CF 13A)


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