この記事でわかること
- CP-EB20を沸騰/保温/安全/機能/静音の5軸で評価
- CV-GD40(4.0L・VE保温)/CV-GD22(2.2L・VE保温)/CV-TF22(2.2L・ホワイト)との違い(保温方式・設置性・価格感)
- 「まずは手頃に大容量ポットを試したい」人に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(大容量電気ポット|2〜4L)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 象印 電気ポットおすすめ|保温もできる大容量モデルを徹底比較
結論:“まずはコンパクト2L”。CP-EB20は省スペース×3段階保温の入門ポット
CP-EB20はシリーズ唯一の2.0L・電動給湯。設置面積が小さく置きやすい一方、保温はヒーター式でVE(真空)ほどの省エネではない。沸騰700Wで速さは控えめだが価格重視の“まず1台”として選びやすいモデルです。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | CP-EB20 |
| タイプ | 電動ポット 2.0L(電動給湯/湯沸かし・保温) |
| 保温 | 98℃/90℃/70℃(ヒーター式・マイコン制御) |
| 沸騰出力 | 700W(満水時は時間長め) |
| 想定ユーザー | 省スペース重視/価格重視で大容量ポットを試したい家庭 |
| 参考価格(執筆時点) | 約15,000円(※時期・店舗により変動します) |
出典:象印 公式情報(仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 沸騰:700Wは落ち着いた速さ
- 満水2.0Lでは時間に余裕が必要。少量使いなら待ち時間は気になりにくい。
- 出力が控えめなぶん消費電力は低めで、使い方次第で電気代の読みに寄与。
② 保温:3段階で“いつでも”を確保
- 98/90/70℃の3段階保温で、日中のティーや調理に即対応。
- ヒーター保温のため長時間の省エネ性はVEに劣るが、価格とのバランスは良好。
③ 安全:電動給湯で扱いやすい
- 電動給湯で注ぎ量を一定にしやすく、やけどリスクを下げやすい。
- 蒸気セーブは簡易型。沸騰時の蒸気には配慮した設置が安心。
④ 機能:基本に忠実な入門構成
- 温度設定・タイマーなどは必要最低限で迷わない。
- 小さめボディで置き場に困りにくいのが強み。
⑤ 静音:ポンプ音は控えめ、沸騰音は標準
- 給湯時のポンプ音は穏やかで会話の邪魔になりにくい。
- 沸騰時は通常レベルの湯気音。壁面や吊り棚から距離を確保すると気になりにくい。
注意・割り切りポイント
- 長時間の保温効率はVEモデルに及ばず。常時保温メインならCV系を要検討。
- 蒸気セーブが簡易型のため、吊り戸棚直下は避ける配置が無難。
比較:CV-GD/CV-TFとどっちを選ぶ?
| 項目 | CV-GD40(4.0L) | CV-GD22(2.2L) | CV-TF22(2.2L・白) | CP-EB20(2.0L) |
|---|---|---|---|---|
| 保温方式 | VE真空+マイコン | VE真空+マイコン | VE真空+マイコン | ヒーター保温 |
| 沸騰スピード | 905W(速い) | 905W(速い) | 905W(速い) | 700W(穏やか) |
| 設置性 | 最大容量で大柄 | やや大きめ | やや大きめ(白) | 省スペース2.0L |
| 価格感 | やや高め | 中〜やや高め | 中〜やや高め | 手頃 |
| 向く人 | 人数多め・保温優先 | 高性能×少人数 | 明るい色が好み | 価格と設置性を優先 |
口コミの傾向
「2Lで場所を取らないのが助かる」
「温度が選べて日中の作業がはかどる」
「満水だと沸騰に時間がかかる」
「蒸気が出やすいので置き場所に注意」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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