[レビュー]象印 電動ポット CP-EB20|2Lコンパクトで置き場所に困らない

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この記事でわかること

※本記事はまとめ記事①(大容量電気ポット|2〜4L)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 象印 電気ポットおすすめ|保温もできる大容量モデルを徹底比較

結論:“まずはコンパクト2L”。CP-EB20は省スペース×3段階保温の入門ポット

CP-EB20シリーズ唯一の2.0L・電動給湯。設置面積が小さく置きやすい一方、保温はヒーター式でVE(真空)ほどの省エネではない。沸騰700Wで速さは控えめだが価格重視の“まず1台”として選びやすいモデルです。

仕様と価格(要点)

主要仕様と参考価格(執筆時点)
項目 内容
型番 CP-EB20
タイプ 電動ポット 2.0L(電動給湯/湯沸かし・保温)
保温 98℃/90℃/70℃(ヒーター式・マイコン制御)
沸騰出力 700W(満水時は時間長め)
想定ユーザー 省スペース重視/価格重視で大容量ポットを試したい家庭
参考価格(執筆時点) 約15,000円(※時期・店舗により変動します)

出典:象印 公式情報(仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。

購入・価格チェック

CP-EB20 評価(沸騰4/保温4/安全4/機能3/静音4) 沸騰 保温 安全 機能 静音

評価の算出根拠:メーカー公表データ(仕様)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。

実用レビュー

① 沸騰:700Wは落ち着いた速さ

  • 満水2.0Lでは時間に余裕が必要。少量使いなら待ち時間は気になりにくい。
  • 出力が控えめなぶん消費電力は低めで、使い方次第で電気代の読みに寄与。

② 保温:3段階で“いつでも”を確保

  • 98/90/70℃の3段階保温で、日中のティーや調理に即対応。
  • ヒーター保温のため長時間の省エネ性はVEに劣るが、価格とのバランスは良好。

③ 安全:電動給湯で扱いやすい

  • 電動給湯で注ぎ量を一定にしやすく、やけどリスクを下げやすい。
  • 蒸気セーブは簡易型。沸騰時の蒸気には配慮した設置が安心。

④ 機能:基本に忠実な入門構成

  • 温度設定・タイマーなどは必要最低限で迷わない。
  • 小さめボディで置き場に困りにくいのが強み。

⑤ 静音:ポンプ音は控えめ、沸騰音は標準

  • 給湯時のポンプ音は穏やかで会話の邪魔になりにくい。
  • 沸騰時は通常レベルの湯気音。壁面や吊り棚から距離を確保すると気になりにくい。
注意・割り切りポイント

  • 長時間の保温効率はVEモデルに及ばず。常時保温メインならCV系を要検討。
  • 蒸気セーブが簡易型のため、吊り戸棚直下は避ける配置が無難。

比較:CV-GD/CV-TFとどっちを選ぶ?

項目 CV-GD40(4.0L) CV-GD22(2.2L) CV-TF22(2.2L・白) CP-EB20(2.0L)
保温方式 VE真空+マイコン VE真空+マイコン VE真空+マイコン ヒーター保温
沸騰スピード 905W(速い) 905W(速い) 905W(速い) 700W(穏やか)
設置性 最大容量で大柄 やや大きめ やや大きめ(白) 省スペース2.0L
価格感 やや高め 中〜やや高め 中〜やや高め 手頃
向く人 人数多め・保温優先 高性能×少人数 明るい色が好み 価格と設置性を優先

口コミの傾向

満足の声アイコン

「2Lで場所を取らないのが助かる」

満足の声アイコン

「温度が選べて日中の作業がはかどる」

不満の声アイコン

「満水だと沸騰に時間がかかる」

不満の声アイコン

「蒸気が出やすいので置き場所に注意」

※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。

まとめ:向く人/向かない人

  • 向く人:省スペースで置きたい/価格重視でまず大容量ポットを試したい/日中こまめにお湯を使う
  • 向かない人:省エネの長時間保温を最優先(→ CV-GD22)/より大容量が必要(→ CV-GD40

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