この記事でわかること
※本記事はまとめ記事①(ファミリー据置|5人用 40点クラス)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Panasonic 食洗機ファミリータイプおすすめ|NP-TZ500/TH5/TA5ほか上位〜中位を徹底比較
結論:“価格を抑えても容量は最大級”。NP-TA5は基本性能とコスパで選ぶ定番
NP-TA5は据置(分岐水栓)・5人用/40点クラスのファミリー向け。上位機のような高機能乾燥や自動投入はありませんが、しっかりした洗浄力と大容量で日々の家事を大幅に時短。「まずは費用を抑えて導入」したい家庭の最有力エントリーです。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | NP-TA5 |
| タイプ | 据置(分岐水栓)/ファミリータイプ・5人用(40点) |
| 想定ユーザー | 価格重視でも大容量×時短を取りたい家庭/初めての据置導入 |
| 主な特徴 | 標準的な洗浄力と基本乾燥/大皿・調理器具に対応しやすいトレイ設計 |
| 参考価格(執筆時点) | 約7.1万円 |
出典:Panasonic 公式商品情報(NP-TA5|機能・仕様)/主要ECの価格レンジ確認。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 洗浄力:日常の油汚れまで“しっかり落とす”標準実力
- 噴射ノズルと高温水で、カレー皿や油の多いフライパンも実用十分。予洗いは固形残菜を落とす程度でOK。
- 大皿・深めボウルが同時に収まりやすいレイアウトで、まとめ洗いが進む。
② 乾燥:基本送風。夜セット→朝“ほぼ乾き”の運用が現実的
- 上位の自動オープン乾燥は非搭載。プラ食器の隅に残りやすいため、ドア開放で仕上げると安定。
- ガラス・陶器はほぼ乾燥。ふきん作業は最小限で済む。
③ 容量:40点クラスの余裕。フライパンも“定位置”で学習
- 5人用クラスで、平日2回→1回に圧縮できるケースも。鍋やタッパーを縦置きにすると更に入る。
- 上カゴの活用で小物の迷子が減り、カトラリー類も整理しやすい。
④ 清潔:標準除菌レベル。ニオイは“使い方”でコントロール
- フィルター清掃と庫内乾燥のルーティンで、嫌なニオイ抑制。週1のお手入れ洗浄が効く。
- 除菌・消臭の強化機能は非搭載。強い衛生志向なら上位も検討。
⑤ 設置性:据置標準サイズ。分岐水栓の事前確認が最重要
- 本体は据置の定番サイズ。シンク横60cm級の天板があれば置きやすい。
- 導入は分岐水栓の適合確認→工事が前提。賃貸・分岐不可なら省スペース・タンク式まとめへ。
比較:同帯Panasonic|NP-TA5/NP-TH5/NP-TZ500
| 項目 | NP-TA5 | NP-TH5 | NP-TZ500 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 価格重視の実用エントリー | 乾燥・清潔を底上げした中核 | 自動投入など高機能フラッグシップ |
| 強み | コスパ×40点容量 | 乾燥強化・清潔機能の充実 | 自動化と除菌・ニオイ対策 |
| 価格感 | 約7.1万円 | 約8.8万円 | 約10.5万円 |
口コミの傾向
「価格の割にしっかり洗える。家事が楽になった」
「大容量でフライパンも入るので回数が減った」
「操作がシンプルで使いやすい」
「乾燥がもう少し強いと良い」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:コスパ重視/とにかく40点の大容量が欲しい/据置で手早く導入したい
- 向かない人:乾燥・清潔の強化を重視(→ NP-TH5/NP-TZ500)/分岐工事が難しい(→ 省スペース・タンク式まとめ)


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