この記事でわかること
- NP-TH4を洗浄力/乾燥/容量/清潔/設置性の5軸で評価
- NP-TH5(最新中核)/NP-TA5(価格重視)との違い(除菌の安心感・乾燥の実力・容量余裕)
- 「40点クラス×除菌重視」ファミリー据置(分岐水栓)の選び方と最適解
※本記事はまとめ記事①(ファミリー据置|5人用 40点クラス)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Panasonic 食洗機ファミリータイプおすすめ|NP-TZ500/TH5/TA5ほか上位〜中位を徹底比較
結論:“上位機能の安心感”。NP-TH4はストリーム除菌洗浄で、家族の毎日をきれいに保つ
NP-TH4は据置(分岐水栓)・5人用(40点)クラス。実力バランスは洗浄力4/乾燥3/容量5/清潔4/設置性2。ストリーム除菌洗浄を中心に、日々の食器〜調理器具までしっかり洗える“定番ハイグレード”です。最新中核のNP-TH5と比べても実用差は小さく、価格が素直に下がるならコスパ良好な良品在庫狙いとなります。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | NP-TH4 |
| タイプ | 据置(分岐水栓)/5人用・40点(上下2段ラック・調理器具対応) |
| 想定ユーザー | 3〜5人のファミリー/まとめ洗い・鍋やフライパンも任せたい人 |
| 主な特徴 | ストリーム除菌洗浄/標準乾燥(送風)/庫内の清潔性と扱いやすいラック設計 |
| 参考価格(執筆時点) | 約8.8万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:Panasonic 公式商品情報(NP-TH4|仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 洗浄力:しつこい汚れに“当てて落とす”
- ストリーム除菌洗浄で油汚れ・ニオイの元に強い。カレー皿やフライパンもつけ置き不要の場面が増える。
- 上下ノズルの水流が行き届き、茶わんのくぼみ・箸立てまで洗い残しが出にくい印象。
② 乾燥:標準送風で“実用ライン”
- 標準送風の乾燥は3相当。朝まで置けば食器はおおむねカラッと。プラ容器や凹み形状は水滴拭き取りの一手間が必要。
- 食器配置で乾きが変わる。傾け置きや水切りの向きを意識すると仕上がりが安定。
③ 容量:40点クラスで“鍋まで一掃”
- 5人用・40点の大容量。夕食後の皿・茶わん・コップ+フライパン・鍋まで一括投入しやすい。
- 上カゴの高さや小物スペースが扱いやすく、弁当箱・水筒パーツの定位置化がしやすい。
④ 清潔:除菌とニオイ対策の安心感
- ストリーム除菌洗浄で衛生面の不安を低減。まな板・包丁などの同時洗いでも気持ちよく使える。
- 庫内の水はけがよく、イヤなニオイ残りが出にくい設計。
⑤ 設置性:据置相応。分岐水栓とスペース確保が前提
- 分岐水栓の設置が前提。シンク脇やカウンターに本体+ホース経路のスペース確保が必要。
- 搬入は設置面の耐荷重と奥行の逃げを確認。排水の取り回しも事前にチェック。
注意・割り切りポイント
- 乾燥は自動オープンや強化送風なしの標準。乾燥最優先なら上位のNP-TZ500も要検討。
- 設置は分岐水栓工事が前提。工事が難しい場合はタンク式 NP-TSP1を候補に。
比較(同帯Panasonic):NP-TH5/NP-TA5とどっちを選ぶ?
| 項目 | NP-TH5 | NP-TA5 | NP-TH4 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 上位機能を押さえた中核 | 価格重視の実用標準 | 前世代ハイグレードの定番 |
| 強み | 除菌・乾燥のバランスが良い | コスパと容量の両立 | ストリーム除菌洗浄×容量余裕 |
| 乾燥 | 標準〜強め | 標準 | 標準 |
| 価格感 | 約8.8万円 | 約7.1万円 | 約8.8万円 |
口コミの傾向
「ストリーム除菌洗浄で安心して使える」
「40点クラスで鍋までまとめて入る」
「標準乾燥でも日常使いに十分」
「分岐工事や設置スペースのハードルがある」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:40点クラスで調理器具まで任せたい/除菌重視で安心感を優先/上位機能を手頃に導入したい
- 向かない人:乾燥を最優先(→ NP-TZ500)/分岐工事が難しい(→ NP-TSP1(タンク式))


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