この記事でわかること
- KSG-1201を火力/多機能/手入れ/収納/大人数の5軸で評価
- 左右独立の2ゾーン同時調理と3プレートの実用性(平面/たこ焼き/仕切り深なべ)
- KIH-1413(大鍋・電気鍋)/KIH-1412(多機能IH)/KHP-0901(薄型プレート)との使い分け
※本記事はまとめ記事①(コイズミ ホットプレート&IHグリルなべ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ コイズミ ホットプレート&IHグリルなべおすすめ|KSG/KIH/KHPを用途別に比較
結論:“同時進行がはかどる”。KSG-1201は2ゾーン×3プレートで食卓の回転率が上がる
KSG-1201は左右独立の温度調節(各600W)と3プレート同梱で、焼きと煮込み・保温の同時進行に強いセパレート型。大火力最優先ではないものの、たこ焼き+おかず/焼き+汁物の“ながら調理”が快適。家族や仲間内で取り分けが多い食卓にフィットします。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | KSG-1201 |
| タイプ | セパレートグリラー(左右独立ヒーター・各600W) |
| 付属プレート | 平面/たこ焼き/仕切り深なべ |
| 想定ユーザー | 家族・友人と取り分け/並行調理で品数を増やしたい人 |
| 主な特徴 | 2ゾーン同時調理/油はねを抑えやすい深なべ/温度つまみで直感操作 |
| 参考価格(執筆時点) | 約1.0万円 |
出典:コイズミ 公式商品情報(KSG-1201|仕様)/主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 火力:左右600Wで“温度帯の住み分け”がしやすい
- 左右独立のつまみで焼き側は高温、もう片側は保温〜中温に設定可能。焼き上げ→保温の流れがスムーズ。
- 最大出力はIH系より控えめながら、薄切り肉・野菜の炒めやたこ焼きは十分にこなせます。
② 多機能:平面/たこ焼き/仕切り深なべの3種で“品数アップ”
- たこ焼き+おかずの同時進行や、焼き+汁気のある一品など2コース並走に強い構成。
- 仕切り深なべはカレーやスープ系の温度維持に便利。取り分け用のミニ鍋的使い方も可能です。
③ 手入れ:プレートは外して洗える。油調理はひと手間想定
- 各プレートは取り外して洗えるため、日常の汚れ落としは容易。
- 油を多用するメニューは、本体側の拭き取りを含めてひと手間かかる想定。キッチンペーパーでの熱いうちの予拭きがコツ。
④ 収納:プレート枚数ぶんの置き場を確保したい
- 本体+3プレートで収納体積は中程度。立てかけ収納や仕切りを活用すると収まりやすい。
- 頻度の高いプレートを手前に置く運用で取り回しがラクになります。
⑤ 大人数:取り分けの“待ち時間”を減らせる2ゾーン
- 片側で次の一品を用意しつつ、もう片側で提供中の料理をキープ。配膳の滞留が起きにくいのが利点。
- 家族や少人数のホームパーティで、熱々の回転率を上げたい人に向きます。
注意・割り切りポイント
- 最大火力の速攻性はIH系(KIH-1412/1413)に及ばず。分厚いステーキの強焼きはやや時間がかかる。
- 付属プレートが多いぶん洗い物・収納の手間は増えます。使用頻度の低いプレートは保管場所を事前に確保を。
比較:同帯のコイズミとどっちを選ぶ?
| 項目 | KIH-1413 | KIH-1412 | KHP-0901 | KSG-1201 |
|---|---|---|---|---|
| 強み | 1400Wの急速加熱/鍋が主役 | 鍋+プレートで多機能 | 薄型×高出力で収納有利 | 2ゾーン同時進行で回転率向上 |
| 向く人 | 大鍋・寄せ鍋中心 | 焼・煮・揚を1台で | 省スペース重視 | 並行調理で品数を増やしたい |
| 価格感 | 約1.0万円 | 約1.5万円 | 約1.3万円 | 約1.0万円 |
口コミの傾向
「左右で違う料理が同時に作れて便利」
「たこ焼きプレートの焼き上がりが均一」
「深なべで汁物を保温しながらもう一品作れる」
「洗い物と収納スペースはそれなりに必要」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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