この記事でわかること
- LW650を明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- MW560(WXGA・ランプ)/MH733(フルHD・会議向け)との違い(光源・運用コスト・静音のバランス)
- 「会議室・講義室の常設」重視に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(ビジネス/教育スタンダード)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ BenQ ビジネス/教育用プロジェクターおすすめ|明るさと運用性で選ぶ定番3機種
結論:“運用のしやすさ”で選ぶならLW650。レーザー光源の長寿命×高輝度×静音が効く
LW650はレーザー光源×WXGAのビジネス/教育向けモデル。高輝度でスクリーンなしの壁面投写でも見やすく、ランプ交換が不要なため保守コストと手間を抑えやすい構成です。電源投入からの立ち上がりが速く、講義や会議の“準備時間短縮”にも貢献。動作音も落ち着きがあり、常設運用の安定感を重視する導入に適します。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | LW650 |
| タイプ | ビジネス/教育・WXGA・レーザー光源・DLP |
| 想定ユース | 会議室・講義室の常設/日中のプレゼン・スライド・動画資料 |
| 主な特徴 | 高輝度で見やすい/レーザーで長寿命・即起動/静音バランス良好 |
| 参考価格(執筆時点) | 約12.5万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:BenQ 公開情報(解像度・光源・輝度)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 明るさ:日中の会議室でも“伝わる”視認性
- 高輝度×レーザーで照明下でもプレゼン資料の文字・グラフが読み取りやすい。
- ホワイトボード・壁面でもコントラストが確保しやすく、ブラインド不要の運用に寄与。
② 画質:資料主体に最適化された見やすさ
- 色温度の安定とDLPのシャープさで小さな文字もくっきり。
- 動画再生も実用十分。映画鑑賞よりは、スライド/表・図版の視認性を優先する設計。
③ 低遅延:ゲーム用途は想定せず“プレゼン十分”
- 入力遅延は一般的なビジネス機相応。プレゼン・動画資料の同期は問題なし。
- 競技系ゲーム用途は非推奨。低遅延重視はゲーミング上位まとめを要確認。
④ 携帯性:常設前提の据え置きサイズ
- 設置は天吊り・卓置きの常設が前提。持ち運びには向かない。
- 入替頻度が低いほどレーザーの保守性メリットが活きる運用モデル。
⑤ 静音:講義中も気になりにくい動作音
- ファンノイズは控えめで、講義・会議の集中を損ねにくいバランス。
- 天吊りや吸排気クリアランスを守ると、さらに静かに感じやすい。
注意・割り切りポイント
- 解像度はWXGA。細密なフルHD動画主体ならMH733(フルHD)も検討。
- 低遅延プレイは想定外。ゲーム重視は4K/HDR・ゲーミング上位へ。
比較:MW560/MH733とどっちを選ぶ?
| 項目 | MW560(WXGA) | MH733(フルHD) | LW650(WXGA・レーザー) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 導入しやすいランプ機 | 解像度重視の会議向け | 長寿命×高輝度の運用最適解 |
| 強み | コスパ・調達しやすさ | フルHDで資料も映像も明瞭 | 即起動・保守軽減・静音 |
| 参考価格 | 約7.5万円 | 約10.8万円 | 約12.5万円 |
口コミの傾向
「起動が速く、会議の切り替えがスムーズ」
「明るくて文字が読みやすい」
「ランプ交換が不要で保守が楽」
「フルHDではないのが惜しい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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