この記事でわかること
- MW826STHを明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- MW855UST+との違い(UST常設か、短焦点で回すか)
- 会議室・教室での短距離設置に向けた「投写比」「明るさ」「入力遅延(条件付き)」の押さえどころ
※本記事はまとめ記事②(短焦点・超短焦点)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ BenQ 短焦点・超短焦点プロジェクターおすすめ|狭小空間で大画面を実現
結論:3500lm×投写比0.49(固定)の短焦点。照明下の会議・教室で“近くから明るく映す”
MW826STHは、明るさ3500lmと投写比0.49の短焦点を軸にしたモデルです。資料投写の実務では、まず「距離が取れない部屋でも画面を確保できるか」が効くため、設置制約が強い環境ほど相性が出ます。
5軸評価(当サイト基準)
評価は「設置しやすさ(投写比)」「明るさ」「入力遅延の公式表記(条件付き)」「本体サイズ/重量」「動作音」の要素を中心に5軸で整理しています。
仕様と価格(要点)
※数値・仕様は、特記がない限りメーカー公表値(公式サイト/公式サポート)に基づきます。価格は主要EC掲載の実売目安(執筆時点、変動あり)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | MW826STH |
| 投写カテゴリ | 短焦点(投写比0.49) |
| 明るさ | 3500 lm |
| 解像度 | WXGA(1280×800) |
| 光源 | Lamp |
| 入力遅延(公式表記) | 34ms(1080p@60Hz) |
| 動作音(公式表記) | 33/29dB(Typ./Eco.) |
| 本体サイズ(W×H×D) | 296×120×239mm |
| 質量 | 2.6kg |
| 消費電力(Typical) | 260W(110V) |
| 内蔵スピーカー | 10W |
| 主な搭載技術(公式名称) | SmartEco/MHL |
| 参考価格(執筆時点) | 約10.9万円(※時期・店舗により変動します) |
実用レビュー

① 明るさ:3500lmで、照明下の資料投写を組みやすい
- 固有ポイント:3500lm(照明下の視認性に直結)
- 教室・会議室で「暗室にできない」前提でも、まず読み取れる状態を作りやすい明るさです。
- 省電力寄りの運用はSmartEcoの表記があるため、運用コストを意識する現場と相性が出ます。
とにかく「昼でも資料が読める」側に寄せたい人に向きます。
② 画質:WXGA(1280×800)で、資料・教材を手堅く回す
- 固有ポイント:WXGA(1280×800)(資料提示の標準解像度帯)
- 写真・動画の“映像作品”最優先というより、文字・図形の可読性を優先して運用しやすい解像度です。
授業・会議の「読みやすさ」に寄せたい人向けです。
③ 低遅延:入力遅延34ms(1080p@60Hz)で、用途の線引きがしやすい
- 固有ポイント:入力遅延34ms(1080p@60Hz)(公式表記あり)
- プレゼンや動画再生は問題になりにくい一方、対戦ゲームなど“遅延にシビア”な用途は線引きしやすい数値です。
- HDMI入力の欄にMHLの表記があるため、対応機器を使う運用では選びやすさがあります。
④ 携帯性:2.6kgで、投写比0.49の「置きやすさ」が武器
- 固有ポイント:投写比0.49(固定)(距離を詰めやすい短焦点)
- 本体は296×120×239mm、質量2.6kg。会議室の出し入れや、教室内での移設にも現実的なサイズ感です。
「距離が取れない」部屋で画面を作りたい人に刺さります。
⑤ 静音:33/29dB(Typ./Eco.)で、会議・授業の常用を想定
- 固有ポイント:動作音33/29dB(Typ./Eco.)(公式表記)
- 内蔵スピーカーは10W。小会議や教室なら“とりあえず鳴らす”運用がしやすい構成です。
静音最優先より、「運用のしやすさ」とのバランスで選びたい人向けです。
注意・割り切りポイント
- 投写は投写比0.49(固定)が前提。設置距離の余裕がない現場ほど相性が出ます。
- ゲーム用途は「低遅延モデル」を別途検討したいなら、まとめ記事の比較も参照。
比較(同帯BenQ)
| 項目 | MW855UST+ | MW826STH |
|---|---|---|
| 投写カテゴリ | UST(投写比0.35) | 短焦点(投写比0.49) |
| 明るさ | 3500lm | 3500lm |
| 入力遅延(公式表記) | 83.34ms(4K@60Hz) | 34ms(1080p@60Hz) |
| 主な搭載技術(公式名称) | PointWrite/DLP | SmartEco/MHL |
| 参考価格(執筆時点) | 約19.9万円 | 約10.9万円 |
| 向く使い方 | 壁際常設・影対策を最優先 | 短距離で資料投写を手堅く回す |
※表は横にスクロールできます。
口コミの傾向
- 短距離でも画面を確保しやすく、会議・授業の準備がスムーズになったという声が目立ちます。
- 照明下でも文字が読み取りやすい、資料用途で満足という傾向があります。
- 一方で、映像作品の色や階調を最優先にすると物足りやすい、という意見も見られます。
※主要ECサイトのレビュー欄を参考に傾向を要約(個別の投稿は直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:教室・会議室の短距離設置/照明下での資料投写/SmartEcoやMHLの表記がある運用を取り入れたい
- 向かない人:壁際USTの常設で影対策を最優先(→ MW855UST+)/映画の画質最優先(→ CineHome HT2550M)