この記事でわかること
- IAW-T606を洗浄力/乾燥力/時短性/省エネ/静音性の5軸で評価
- ITW-100B(10kg)/ITW-70A(7kg)/ITW-60A(6kg)との違い(価格重視の入門機という立ち位置)
- 「まずは2〜3万円台で1台ほしい」1〜2人暮らし〜小さめ世帯に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(ベーシック縦型|5〜10kgのコスパ重視モデル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ 洗濯機 ベーシック縦型|5〜10kgのコスパ重視モデル比較
結論:IAW-T606は「6kg×ガチ落ち大水流洗浄」を最安クラスで狙える入門ベーシック機
IAW-T606は6kg・ベーシック縦型で、ガチ落ち大水流洗浄と部屋干しモードを備えつつ、同シリーズ内でも価格を優先したい人向けのポジションです。最新OSH系より省エネ性や時短性は控えめですが、2〜3万円台で導入しやすいことが大きな魅力。ひとまずの1台やサブ機として選びやすいモデルです。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | IAW-T606 |
| タイプ | 洗濯6kg・全自動・縦型(ガチ落ち大水流洗浄) |
| 想定ユーザー | 1〜2人暮らし/予算を抑えて縦型洗濯機を導入したい家庭/サブ機ニーズ |
| 主な特徴 | ガチ落ち大水流洗浄/ステンレス槽/部屋干しモード/シンプル操作パネル |
| 参考価格(執筆時点) | 約29,000円(※時期・店舗により変動します) |
出典:アイリスオーヤマ 公式商品情報(IAW-T606|仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/カタログ記載寸法。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 洗浄力:ガチ落ち大水流で「日常汚れ」はしっかり落とす
- 強い水流を起こすガチ落ち大水流洗浄とステンレス槽で、Tシャツやタオルなど日常着の皮脂汚れは十分ケアできます。
- 泥汚れの激しい衣類はつけ置きや予洗いを併用すると安心です。
② 乾燥力:部屋干しモードで“乾きやすさ”を少し底上げ
- ヒーター乾燥は搭載せず、基本は脱水と風の力ですが、部屋干しモードを使うと脱水後の水っぽさが軽減します。
- 洗濯量をやや少なめにし、厚手と薄手を分けて干すと乾きムラを抑えられます。
③ 時短性:コースは必要最小限。洗濯時間は標準的
- 標準コース中心のシンプル構成で、OSH fit系の特急コースほどのスピード感はない設計です。
- こまめ洗いよりも、1日1回のまとめ洗いに寄せた使い方が向いています。
④ 省エネ:旧世代仕様ゆえ“電気・水”の効率は控えめ
- OSH系の新しい6kg機と比べると、使用水量・消費電力量ともに一歩劣るイメージです。
- 洗濯回数を減らす、適量までまとめ洗いするなど、使い方でランニングコストを調整したいところです。
⑤ 静音性:音はやや聞こえるが“日常使いの範囲”
- 脱水時にはそれなりに動作音が出ますが、ドアを閉めた洗面室なら生活音に紛れるレベルです。
- 防振ゴムや水平調整をしっかり行うと、振動と音が抑えやすくなります。
注意・割り切りポイント
- OSH系のITW-60Bなどと比べると、省エネ・時短の面で明確に差があるため、「電気代や水道代を最優先したい人」には物足りない可能性があります。
- コースがシンプルなぶん迷わず使えますが、自動投入や多彩な時短コースは非搭載なので、機能にこだわりたい人は上位機も検討を。
比較:ITW-100B/ITW-70A/ITW-60Aとどっちを選ぶ?
| 項目 | ITW-100B(10kg) | ITW-70A(7kg) | ITW-60A(6kg) | IAW-T606(6kg) |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 大容量ベーシック+部屋干し時間短縮モード | 7kgクラスの標準ベーシック | 6kgベーシックの現行ライン | 旧世代ベースで価格重視の入門機 |
| 向く人 | 家族でまとめ洗いしたい/容量最優先 | 2〜3人暮らしで容量と価格のバランスを取りたい | 同じ6kgで少し新しい仕様を取りたい | とにかく初期費用を抑えたい1〜2人暮らし |
| 特徴 | 10kg・部屋干し時間短縮モード・乾燥サポート強め | 7kg・ガチ落ち大水流洗浄・素直な標準コース構成 | 6kg・ベーシック構成・価格と機能の中間 | 6kg・ガチ落ち大水流洗浄・部屋干しモード・最安クラス |
| 価格感 | 約50,000円 | 約31,000円 | 約30,000円 | 約29,000円 |
口コミの傾向
「価格のわりにしっかり洗える」「一人暮らしには十分」という声が多い印象です。
「操作がシンプルで迷わない」「必要な機能だけで使いやすい」といった評価も目立ちます。
一方で「音がやや大きめ」「電気代を考えると上位機も悩ましい」といった指摘も見られます。
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:2〜3万円台で6kgクラスを導入したい/1〜2人暮らし中心/機能より価格とシンプルさを重視したい
- 向かない人:電気代・水道代をしっかり抑えたい(→ ITW-60B などOSH系も検討)/自動投入や時短コースを使って日々の家事を大きく時短したい
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