[レビュー]アイリスオーヤマ ITW-70A|7kg ガチ落ち大水流の標準ベーシック洗濯機

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この記事でわかること

※本記事はまとめ記事③(ベーシック縦型|5〜10kgのコスパ重視モデル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ 洗濯機 ベーシック縦型|5〜10kgのコスパ重視モデル比較

結論:ITW-70Aは「7kg×価格重視」で選びやすい、ガチ落ち大水流の標準ベーシック機

ITW-70A7kg・ガチ落ち大水流洗浄・ステンレス槽を備えたベーシック縦型で、OSHや自動投入までは不要だけれど、7kgクラスの容量は押さえたい2〜3人暮らしに向きます。乾燥や時短機能は控えめですが、そのぶん価格を抑えつつ、毎日の標準コース中心の洗濯をしっかりこなす立ち位置です。

仕様と価格(要点)

主要仕様と参考価格(執筆時点)
項目 内容
型番 ITW-70A
タイプ 7kg・全自動縦型洗濯機(上開き)
洗浄方式 ガチ落ち大水流洗浄/ステンレス槽
主な機能 標準・つけおき・お急ぎなど基本コース/残り時間表示/予約タイマー
想定ユーザー 2〜3人暮らし/自動投入や多機能より容量と価格を優先したい家庭
参考価格(執筆時点) 約31,000円(※時期・店舗により変動します)

出典:アイリスオーヤマ 公式商品情報(ITW-70A|仕様・消費電力量・使用水量)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。

購入・価格チェック

ITW-70A 評価(洗浄力3/乾燥力3/時短性3/省エネ3/静音性3) 洗浄力 乾燥力 時短性 省エネ 静音性

評価の算出根拠:メーカー公表データ(消費電力量・使用水量・運転音)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。

実用レビュー

① 洗浄力:ガチ落ち大水流で日常汚れには十分

  • ガチ落ち大水流洗浄により、水流で衣類をしっかり動かしながら汚れを落とせます。泥汚れなどの“ハードな洗濯”よりも、毎日の普段着・タオル中心の家庭向けです。
  • ステンレス槽採用で黒カビが付きにくく、槽洗浄コースと併用すれば清潔さを保ちやすい構成です。

② 乾燥・部屋干し:脱水メインの素直な仕様

  • 乾燥機能は脱水中心のシンプル構成で、部屋干し時間を大きく短縮するような風乾燥までは備えていません。
  • 7kgクラスとしては脱水力は標準的で、厚手のバスタオルは干し方を工夫すると乾きやすい印象です。

③ 時短性:お急ぎコースで「とりあえず洗う」がしやすい

  • 標準コースに加えてお急ぎ系コースが用意されており、軽い汚れの衣類を短時間で回したいシーンに使えます。
  • 自動投入や特級コースほどの“フル時短”ではありませんが、夜に1回追加で回す程度なら十分こなせるレベルです。

④ 省エネ:7kg×ベーシックとして妥当な水道・電気の負担

  • 最新OSH系と比べると水量はやや多めですが、ベーシック機としては標準的な省エネ性に収まります。
  • 1回あたりの洗濯費用を大きく削るほどではないものの、毎日1〜2回運転でも家計負担は読みやすい印象です。

⑤ 静音性・運転音:日中メインなら気になりにくい

  • インバーター搭載機ほどの静かさではないものの、洗い〜脱水の音は一般的な7kgクラスの範囲に収まります。
  • 防水パン上に水平設置し、床との段差やガタつきを抑えれば、集合住宅でも日中運転なら使いやすいレベルです。
注意・割り切りポイント

  • 自動投入・風乾燥・静音インバーターなどの快適装備は非搭載なので、「シンプルで十分」と割り切れる方向けです。
  • より大容量と部屋干しモードを重視するならITW-100B(10kg)本体価格の安さを最優先するならIAW-T606(6kg)も比較候補になります。

比較:ITW-100B/ITW-60A/IAW-T606とどっちを選ぶ?

項目 ITW-100B(10kg) ITW-60A(6kg) IAW-T606(6kg) ITW-70A(7kg)
位置づけ 大容量ベーシック+部屋干し時間短縮モード ベーシック6kgのシンプルモデル 実売価格がこなれた入門クラス 7kgの“標準ベーシック”で容量と価格の中間
向く人 「とにかくたくさん洗いたい」ファミリー 1〜2人暮らしで設置性と価格を優先 まずは最低限の1台を安く導入したい人 2〜3人暮らしで、自動投入なしでも7kgは欲しい人
価格感 約50,000円 約30,000円 約29,000円 約31,000円

口コミの傾向

満足の声アイコン

「7kgでこの価格なら十分」「家族3人分でも一度に洗えて助かる」といった、容量と価格のバランスを評価する声が多い傾向です。

満足の声アイコン

「操作がシンプルで迷わない」「年配の家族でもすぐ使いこなせた」と、ボタン配置や表示のわかりやすさを挙げる口コミも見られます。

不満の声アイコン

一方で「風乾燥があればもっと良かった」「深夜に回すと音が少し気になる」といった、上位機能や静音面への要望も一部で見受けられます。

※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。

まとめ:向く人/向かない人

  • 向く人:2〜3人暮らしで7kgクラスの容量が欲しい/自動投入や乾燥機能より本体価格を抑えたい/ガチ落ち大水流洗浄とステンレス槽の基本性能を重視したい
  • 向かない人:一度に大量の洗濯物をこなしたい(→ ITW-100B)/自動投入や時短コースを重視したい(→ ITW-70B などOSH系)/部屋干し時間短縮モード付きが欲しい人

 

※価格は時期・店舗で変動します。最新価格はリンク先でご確認ください。

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