この記事でわかること
- ITW-100Bを洗浄力/乾燥力/時短性/省エネ/静音性の5軸で評価
- ITW-70A(7kg)/ITW-60A(6kg)/IAW-T606(6kg)との違い(容量・部屋干しサポート・価格バランス)
- 「まずは大容量×価格重視」で選びたいファミリーに向くかどうかの判断材料
※本記事はまとめ記事③(ベーシック縦型|5〜10kgコスパ重視)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ 洗濯機 ベーシック縦型|5〜10kgのコスパ重視モデル比較
結論:ITW-100Bは「10kg×部屋干しサポート」を最優先で、大容量をお手頃に導入したい家庭向け
ITW-100Bは10kg・ガチ落ち大水流洗浄+部屋干し時間短縮モードを備えたベーシック縦型です。自動投入やOSHデザインを省く代わりに、10kgの洗浄力としっかりした脱水力を低めの価格帯で確保できるのが持ち味。洗濯物が多いファミリーで、まずは「容量とコスパ」重視で選びたい人にフィットします。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | ITW-100B |
| タイプ | 10kg・縦型全自動洗濯機(ガチ落ち大水流洗浄・ステンレス槽) |
| 想定ユーザー | 3〜5人のファミリー/まとめ洗い・週末洗濯が多い家庭/部屋干しが多い環境 |
| 主な特徴 | 大容量10kgのガチ落ち大水流洗浄/部屋干し時間短縮モード/自動投入なしのシンプル操作 |
| 参考価格(執筆時点) | 約5.0万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:アイリスオーヤマ 公式商品情報(ITW-100B|仕様・消費電力量・コース構成)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 洗浄力:10kgでも“ガチ落ち大水流”で泥汚れにも対応
- 大容量でもしっかり水流が回るガチ落ち大水流洗浄で、部活着やタオルのニオイ対策にも使いやすい印象です。
- ステンレス槽採用で黒カビが付きにくく、槽洗浄コースと併用すれば長期的な清潔さも維持しやすくなります。
② 乾燥力:部屋干し時間短縮モードで“干し始め”がラク
- 強めの脱水と部屋干し時間短縮モードで、厚手タオルやジーンズでも干し始めの水っぽさが抑えられます。
- 完全乾燥ではなくあくまで干し時間の短縮寄りなので、サーキュレーターや除湿機と組み合わせると効果的です。
③ 時短性:大容量一気洗いで“回数”を減らすタイプ
- 1回10kgまでまとめて洗えるため、平日の洗濯回数を減らして休日に集約したい家庭と相性が良いです。
- 自動投入や超スピードコースはありませんが、標準コース中心でルーチン化しやすい素直な構成です。
④ 省エネ:ベーシック機としては標準的な水・電気の使い方
- 大容量ゆえに1回あたりの水量は多めですが、10kgまとめて洗えるため「回数ベース」では効率的になりやすいです。
- 細かなエコセンサーなどはない代わりに、シンプル設計で故障リスクや余計な待ち時間が増えにくい側面もあります。
⑤ 静音性:インバーター非搭載らしい“それなり”の音量
- 洗い〜すすぎは一般的な縦型レベルで、脱水時にはそれなりの運転音と振動が出る想定です。
- 防振マットの活用や設置の水平調整をしっかり行えば、夜間以外の時間帯なら多くの家庭で許容範囲に収まります。
注意・割り切りポイント
- 洗剤自動投入やOSHデザインは搭載していないため、ワンタッチ時短や高い静音性を求めるならOSH fit系も検討候補です。
- 10kgクラスで本体サイズは大きめなので、事前に防水パンの奥行き・幅と搬入経路を必ず採寸しておきましょう。
比較:ITW-70A/ITW-60A/IAW-T606とどっちを選ぶ?
| 項目 | ITW-70A(7kg) | ITW-60A(6kg) | IAW-T606(6kg) | ITW-100B(10kg) |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 7kgクラスの標準ベーシック | 価格重視のシンプル6kg | 実売重視の入門6kg | 大容量×部屋干しサポートの最上位 |
| 洗浄・乾燥の特徴 | ガチ落ち大水流洗浄/基本コース中心 | ガチ落ち大水流洗浄/時短・乾燥系は控えめ | 大水流洗浄+部屋干しモード | ガチ落ち大水流洗浄+部屋干し時間短縮モード |
| 向く人 | 2〜3人暮らしで容量も価格も中庸にしたい | 1〜2人暮らしで「安さ最優先」 | できるだけ安く6kgクラスを導入したい | 洗濯物が多く、まずは10kgの容量とコスパを重視したい |
| 価格感 | 約3.1万円 | 約3.0万円 | 約2.9万円 | 約5.0万円 |
口コミの傾向
「10kgでシーツやタオルを一気に回せるのが便利」
「価格のわりにしっかり脱水されて部屋干ししやすい」
「操作がシンプルで家族みんなが使いやすい」
「脱水時の音と振動はそれなりに気になる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:3〜5人のファミリー/シーツやタオルをまとめ洗いしたい/部屋干し時間を少しでも短縮したい/自動投入より容量と価格を優先したい
- 向かない人:静音性と省エネを最優先したい(→ OSH fitシリーズまとめ)/設置スペースが限られ6〜7kgクラスで十分(→ ITW-70A/ITW-60A)
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