- 象印のプレミアム系トースター(石窯EQ-Hシリーズ/STAN./サクふわ上位機)の違いと選び方
- 焼き味・自動コース・操作性のバランスで見るおすすめモデル
- 用途別おすすめ:4枚焼き石窯/デザイントースター/型落ちサクふわ高コスパ機
- あわせて読む:価格・サイズ重視 → 2枚焼き&ビッグ4枚焼きまとめ
失敗しない選び方(要点)
| 観点 | 見るポイント | 理由 |
|---|---|---|
| 焼き味 | 石窯構造/サクふわ制御/上火グリル | 食パンだけでなく惣菜やグラタンまでの仕上がりが変わる。 |
| 操作性 | 温度ダイヤルか火力切りかえか/自動コース数 | 毎朝のトースト操作が簡単か、“おまかせ”で焼けるかに直結。 |
| サイズ | 2枚焼きか4枚焼きか/庫内有効スペース | ピザや惣菜を一度に温められる枚数・皿サイズが決まる。 |
| ムラ | ヒーター本数/マイコン制御/専用コース | トーストの端まで均一に焼けるかどうかを左右する。 |
| 手入れ | 外せるドア・網・くず受け/表面の掃除しやすさ | crumb の溜まりにくさと、長く清潔に使えるかが変わる。 |
主要モデル比較(石窯EQ-H/STAN./サクふわ上位機)
モデル名をクリックすると詳細レビューへ。
| モデル | 構成 | 主要特徴 | 強み | 参考価格(執筆時点) |
|---|---|---|---|---|
| EQ-HA30 | 4枚焼き・石窯EQ-H・火力5段切りかえ | 石窯仕立て庫内+上火グリルで焼き目重視。 | トーストもグラタンも香ばしく、“焼き味”最優先の4枚焼き。 | 約10,000〜13,000円 |
| EQ-HE30 | 4枚焼き・石窯EQ-H・温度調節タイプ | 80℃〜高温の温度指定で幅広い料理に対応。 | 石窯構造とシンプルな温度ダイヤルで使いやすい万能機。 | 約10,000〜13,000円 |
| EQ-FA22 | 2枚焼き・STAN.・9つの自動コース | サクふわトーストや冷凍クロワッサンに自動対応。 | デザイン性とマイコン自動焼き分けを両立したパン好き向け。 | 約14,000〜17,000円 |
| EQ-JA22 | 2枚焼き・サクふわ・高火力スイッチヒーティング | 上下ヒーター切り替えで揚げ物やピザをカリッと。 | 現行EQ-H/STAN.に続く“一世代前サクふわ上位機”。 | 約9,000〜12,000円 |
| ET-GP30 | 2枚焼き・こんがり倶楽部・8自動コース | 1300W×マイコン自動で多彩なメニューに対応。 | 現行EQ-Hマイコン機の従来機にあたる旧世代自動トースター。 | 約8,000〜11,000円 |
出典:象印 公式商品情報(各モデルの仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
モデル別 徹底解説
評価の算出根拠:メーカー公表データ(ワット数・庫内容量・搭載機能)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。
EQ-HA30:石窯×上火グリルで“焼き目”最優先の4枚焼き
EQ-HA30は、石窯仕立ての庫内に上火グリルと火力5段切りかえを組み合わせた、EQ-Hシリーズの焼き目重視モデルです。トーストの耳をこんがりさせたい人や、グラタン・ピザの表面をパリッと仕上げたい人向けのポジションになります。温度指定よりも火力で細かく焼き色を追い込みたい人に向きます。
- 向く人:トーストやグラタンの焼き目にこだわりたい/4枚焼きで家族分を一気に仕上げたい人。
- 参考価格(執筆時点):参考価格は約1.0〜1.3万円※時期・店舗により変動します。
- 詳細レビュー:詳細レビュー(EQ-HA30)
EQ-HE30:温度ダイヤルで扱いやすい石窯ベーシック4枚焼き
EQ-HE30は、同じEQ-Hシリーズの中で「温度調節」を採用したベーシック位置づけの4枚焼きトースターです。80℃付近の低温から高温まで温度を指定して焼けるため、トーストだけでなくピザや総菜のあたため、簡単なオーブン料理まで幅広くこなせます。EQ-HA30ほど焼き目演出には振っていないぶん、直感的な温度ダイヤル操作で家族全員が使いやすいモデルです。
- 向く人:温度ダイヤルでシンプルに使いたい/トースト以外のオーブン調理にも使いたい人。
- 参考価格(執筆時点):参考価格は約1.0〜1.3万円※時期・店舗により変動します。
- 詳細レビュー:詳細レビュー(EQ-HE30)
EQ-FA22(STAN.):9自動コースでパンを“サクふわ”に焼き分け
EQ-FA22は、象印STAN.シリーズのトースターで、サクふわトーストや冷凍クロワッサン、ピザトーストなどを9つのマイコン自動コースで焼き分けます。石窯EQ-Hシリーズに匹敵する焼き味を、自動コース中心の操作で再現できるのが特徴です。ボタンと表示でコースを選ぶスタイルのため、慣れれば家族誰でも同じ仕上がりを再現しやすいモデルです。
- 向く人:高級食パンや冷凍パンを自動でおいしく焼き分けたい/デザインも重視したい人。
- 参考価格(執筆時点):参考価格は約1.4〜1.7万円※時期・店舗により変動します。
- 詳細レビュー:詳細レビュー(EQ-FA22)
EQ-JA22:サクふわトースト×高火力スイッチヒーティングの旧上位機
EQ-JA22は、「サクふわトースト」と高火力スイッチヒーティングを組み合わせた、こんがり倶楽部シリーズのサクふわ上位モデルです。上下ヒーターを切り替えながら加熱することで、揚げ物の“揚げたて感”やピザのカリッと感を引き出せます。現在はコンセプトをEQ-HシリーズやSTAN. EQ-FA22に引き継いだ一世代前の位置づけで、最新機より価格がこなれたサクふわ高火力機として選びやすくなっています。
- 向く人:揚げ物の温め直しやピザを“カリッと”仕上げたい/最新機より価格を抑えたい人。
- 参考価格(執筆時点):参考価格は約0.9〜1.2万円※時期・店舗により変動します。
- 詳細レビュー:詳細レビュー(EQ-JA22)
ET-GP30:8自動コース搭載の旧世代マイコン自動トースター
ET-GP30は、こんがり倶楽部シリーズのマイコン自動タイプで、1300Wのハイパワーと8つの自動コースを備えた旧世代の上位機です。トースト・冷凍パン・ピザ・総菜などをボタン操作で焼き分けられ、使い勝手は現行の石窯EQ-Hマイコン機(EQ-HM系)の従来機ポジションにあたります。焼き味や温度制御は最新EQ-Hシリーズに一歩譲るものの、その分価格が落ち着きやすく、自動コース重視でコスパを狙いたい人に向きます。
- 向く人:マイコン自動コース重視だが、最新EQ-Hマイコン機より価格を抑えたい人。
- 参考価格(執筆時点):参考価格は約0.8〜1.1万円※時期・店舗により変動します。
- 詳細レビュー:詳細レビュー(ET-GP30)
用途別の選び方(早見)
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| トーストの焼き目をとことん追求したい | EQ-HA30 | 石窯構造+上火グリル+火力5段切りかえで香ばしさ重視。 |
| 家族で幅広い料理に使いたい4枚焼き | EQ-HE30 | 温度ダイヤルだけでトースト〜総菜〜ピザまでこなす万能機。 |
| 高級食パンや冷凍パンを自動でおいしく | EQ-FA22 | STAN.らしいデザインと9自動コースで“サクふわ”をおまかせ。 |
| サクふわ高火力を安く狙いたい | EQ-JA22 | 現行EQ-H/STAN.にコンセプトを譲った旧サクふわ上位機で価格がこなれやすい。 |
| 自動コース重視だが予算は抑えたい | ET-GP30 | 現行EQ-Hマイコン機の従来機にあたる旧世代自動トースター。 |
| 価格重視でシンプルな2枚焼きを探したい | ベーシック&ビッグまとめ | EQ-EH17やEQ-AB22など、実用帯モデルを中心に比較。 |
よくある質問
| 質問 | 答え |
|---|---|
| EQ-HシリーズとSTAN. EQ-FA22の違いは? | EQ-Hシリーズは石窯構造での焼き味と4枚焼きの容量が強みで、EQ-FA22はデザインと9つのマイコン自動コースが特徴です。 |
| 旧モデル(EQ-JA22/ET-GP30)を選ぶメリットは? | 現行EQ-HシリーズやSTAN.に比べて価格がこなれやすい点です。最新機ほどの焼き味・制御は求めず、サクふわや自動コースを安く試したい人に向きます。 |
| トーストの焼きムラが少ないモデルは? | 石窯EQ-HシリーズのEQ-HA30/EQ-HE30と、マイコン自動で制御するEQ-FA22が、焼きムラを抑えつつ安定した仕上がりになりやすいです。 |
| 予算を抑えたい場合、どこまでグレードを下げても大丈夫? | 焼き味を最優先するならEQ-HA30かEQ-FA22を軸にしつつ、予算を下げたい場合はEQ-JA22やET-GP30と比較して妥協できる機能を見極めると選びやすいです。 |
【独断と偏見】推し3選(プレミアム&サクふわ系)
🏆 焼き目最優先:EQ-HA30
石窯構造×上火グリルで、トーストもグラタンも香ばしく仕上げたい人向け。
🎖 自動コース重視:EQ-FA22
サクふわトーストや冷凍クロワッサンなど、パンを自動でおいしく焼き分けたい人に。
🥇 型落ち高コスパ:EQ-JA22
現行EQ-H/STAN.にコンセプトを譲ったサクふわ旧上位機で、価格重視の選択肢に最適。


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