この記事でわかること
- MoGo 2 Proを明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- MoGo 3 Pro(低遅延モード対応)/Halo+(内蔵バッテリー搭載)との違い
- 寝室・暗めの環境で手軽に大画面を作りたい人向けの選び方とポイント
※本記事はまとめ記事③(ポータブル&モバイル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ XGIMI ポータブルプロジェクターおすすめ|MoGo/Haloを比較【持ち運び・低遅延】
結論:“手軽さ優先”の定番。MoGo 2 ProはUSB-C給電と賢いオート補正で、寝室やサブ用途に最適
XGIMI MoGo 2 ProはフルHD(1080p)・モバイル長焦点の定番モデル。USB-C給電対応で設置の自由度が高く、オートフォーカス/台形自動補正(ISA)が素早く環境に馴染みます。明るさは約400ISOで暗めの環境向け。ゲームはカジュアル用途中心で、映画・配信の“ながら視聴~就寝前シアター”に最適です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | XGIMI MoGo 2 Pro |
| タイプ | フルHD(1080p)・モバイル長焦点/USB-C給電対応 |
| 明るさ | 約400ISO相当(暗め環境での視聴向け) |
| 主な特徴 | ISA(高速オートフォーカス/自動台形補正/障害物回避)/USB-C給電で設置自由度が高い |
| 想定シーン | 寝室・ワンルーム・出張先の壁投写/カジュアルゲーム |
| 参考価格(執筆時点) | 約7.9万円 |
評価・価格の基準:メーカー公表値および主要ECの商品情報を参照。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 明るさ:暗め環境で“ちょうど良い”視聴
- 約400ISOは遮光カーテンや夜間視聴で本領発揮。80〜100インチを狙うなら照明オフが基本。
- 日中の白壁でもカジュアル視聴は可能だが、照度管理(カーテン/シェード併用)が満足度を左右。
② 画質:フルHDの素直な発色と自動補正の安定感
- フルHD 1080pで配信との相性がよく、色乗りはナチュラル。AI補正は過剰でなく見やすさ重視。
- ISAが素早くピント/台形を整え、移動→設置→再生までがスムーズ。
③ 低遅延:映画・配信中心。ゲームは軽めに
- 専用の高リフレッシュ・VRRまでは非対応。反応速度が重要なFPS等は不向き。
- インディー/ターン制/配信アプリ内ゲームなど、カジュアル用途なら十分楽しめる。
④ 携帯性:USB-C給電で“置き場所を選ばない”
- USB-C PD給電対応でモバイルバッテリーやデスク周りでも取り回しが軽い。
- 本体はコンパクト&軽量。三脚・ライトスタンドでの高さ出しも簡単。
⑤ 静音:就寝前の“ささやき運転”
- 低出力ゆえにファンノイズは控えめ。ベッドサイドでも気になりにくい。
- 明るさを上げるとファン音も相対的に増えるため、エコ寄り設定がバランス良好。
注意・割り切りポイント
- 明るさは暗室前提。日中の常用や120インチ超の常時運用は不向き。
- ゲーミング特化ならMoGo 3 Pro、屋外・電源自由度ならHalo+も検討。
比較:MoGo 3 Pro/Halo+とどっちを選ぶ?
| 項目 | MoGo 3 Pro | Halo+ | MoGo 2 Pro |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 新世代デザイン/低遅延モード | 明るめ+バッテリー搭載 | USB-C給電の定番 |
| 明るさ | 約450ISO | 約700ISO | 約400ISO |
| ゲーム適性 | カジュアル〜軽めアクション | カジュアル | カジュアル中心 |
| 携帯性 | 非常に高い | 高い(バッテリー分やや重) | 非常に高い |
| 価格感 | 約6.9万円 | 約10.9万円 | 約7.9万円 |
口コミの傾向
「USB-C給電で配線がスッキリ、置き換えが簡単」
「オート補正が速く、移動してもすぐ観られる」
「ファンノイズが静かで寝室でも気にならない」
「昼間はもう少し明るさが欲しい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:寝室・暗め環境での映画・配信/持ち運び重視/USB-C給電で配線を簡単にしたい
- 向かない人:明るい部屋でも常用したい(→ Halo+)/低遅延でゲーム重視(→ MoGo 3 Pro)

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