この記事でわかること
- HORIZON S Maxを明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- 高輝度4K(HORIZON 20/20 Pro/20 Max/S Max)の中でのポジション(設置自由度・自動補正の完成度)
- 昼夜兼用のリビング据え置き×映画・配信・ゲームを“バランス良く”楽しみたい人向けの選び方
※本記事はまとめ記事①(高輝度フラッグシップ|長焦点×RGBトリプルレーザー)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ XGIMI 高輝度4Kプロジェクターおすすめ|HORIZON 20/S Maxを比較【明るさ重視】
結論:“据え置き満足度の要点”が揃う。HORIZON S Maxは3100ISO級の明るさと賢い自動補正で、毎日の視聴が整う
HORIZON S Maxは4K・長焦点の据え置き。3100ISO級の実用輝度により、昼間のリビングでも照明を落としすぎずに視聴可能。XGIMIの自動台形補正/オートフォーカス/スクリーン自動回避が素早く安定し、日々の電源オン=すぐ視聴が成立します。ゲームも映画も“ちょうど良い”画と低遅延で、置きっぱなし前提のメイン機として完成度の高い一台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | HORIZON S Max |
| タイプ | 4K・長焦点・据え置き(リビング常設向け) |
| 主な特徴 | 約3100ISOの高輝度/高精度オートフォーカス&自動台形補正/スクリーン自動回避/充実のストリーミング |
| 想定ユーザー | テレビ置き換え〜兼用リビング/映画・配信・ゲームをバランス良く楽しむ |
| 参考価格(執筆時点) | 約22.9万円 |
価格は目安です。購入時は最新価格・在庫・同梱物を販売ページでご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 明るさ:3100ISO級で“照明オン”でも視聴しやすい
- 白壁×間接照明ありでも100インチ前後を十分に駆動。昼間はカーテン併用でコントラストが乗ります。
- 色温度の暴れを感じにくく、スポーツやニュースの常用でも目が疲れにくい印象。
② 画質:4Kの精細感+色の安定で“日常画質の上位”
- 自然なトーンで肌色〜風景が破綻しにくい。暗部つぶれも適度に回避。
- スクリーン自動回避で額縁・壁スイッチを賢く避け、画面の矩形が整う=体感画質が上がる。
③ 低遅延:ゲームモードで“違和感の少ない操作感”
- 低遅延モードで入力のもたつきを抑制。アクション・レースのカジュアル用途は快適。
- 映像処理の強度を下げても輪郭が保たれ、プレイ優先の画質バランスが取りやすい。
④ 携帯性:据え置き前提でも“設置可動域”が広い
- 本体は据え置きサイズながら、高速オートフォーカス+自動台形補正で設置の手間が少ない。
- 三脚・ラック上など多様な置き方に対応し、生活動線に合わせやすい。
⑤ 静音:高輝度駆動でも生活音に溶けやすい
- 標準運転はファンノイズが一定でフラット。コンテンツの音量で容易にマスキング可能。
- 吸排気のクリアランスを確保すると、駆動音がさらに安定します。
注意・割り切りポイント
- 暗室の“映画特化”画作りを最優先なら、シアター画質系(Dual Light・UST)も要検討。
- 本体はモバイル機より大きく、持ち運びには不向き。据え置き運用が基本。
比較:同帯のXGIMIとどっちを選ぶ?
| 項目 | HORIZON 20 | HORIZON 20 Pro | HORIZON S Max |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | コスパ重視の最新4K | 明るさ・画質・低遅延の三拍子 | 3100ISO×設置自由度の実力派 |
| 明るさ/低遅延 | 4/5 | 5/5 | 4/4 |
| 向く人 | 価格と規格対応を重視 | 映画もゲームも最上位で | 据え置きで“総合力”を取りたい |
| 参考価格(執筆時点) | 約24.9万円 | 約34.9万円 | 約22.9万円 |
口コミの傾向
「自動補正が速く、電源を入れたらすぐ観られる」
「リビングで明るさ十分。昼でも見やすい」
「ゲームの遅延が気にならず快適」
「持ち運びには大きく、屋外利用は不向き」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


コメント