この記事でわかること
- HORIZON 20 Maxを明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- 高輝度4Kフラッグシップ比較(HORIZON 20/S Max)における立ち位置(最上位の明るさと設置自由度)
- 明るいリビングでの大画面視聴+高速ゲームを両立したい人の選び方
※本記事はまとめ記事①(高輝度4K|長焦点×RGBレーザー)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ XGIMI 高輝度4Kプロジェクターおすすめ|HORIZON 20/S Maxを比較【明るさ重視】
結論:“昼夜を選ばない主役”。HORIZON 20 Maxは高輝度×RGBレーザー×1msで万能の据え置き
HORIZON 20 Maxは4K・長焦点・RGBトリプルレーザーのフラッグシップ。約5700 ISOルーメン級の明るさと鮮烈な色再現、さらに1ms級の低遅延(最大240Hz/VRR)で映画から競技系ゲームまで網羅します。光学ズーム+レンズシフト+自動台形補正(ISA)により大画面の作りやすさも一級。明るいリビングで“テレビ代替”を狙う人に最有力です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | HORIZON 20 Max |
| タイプ | 4K(長焦点)/RGBトリプルレーザー/光学ズーム・レンズシフト対応 |
| 想定ユーザー | 明るいリビングでの大画面運用/映画もゲームも高水準で楽しみたい人 |
| 主な特徴 | 約5700 ISOルーメン級/広色域・高コントラスト/1ms・最大240Hz/VRR/ISA自動補正/ハーマンカードン音響 |
| 参考価格(執筆時点) | 約44.9万円 |
出典:XGIMI 公表情報(光源方式・補正機能)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)/一般的な設置条件の想定。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 明るさ:明室リビングでも“白飛びせず”大画面
- 約5700 ISOルーメン級で、遮光が甘い日中でも映像が埋もれにくい。100〜150インチでもコントラストを保ちやすい。
- 高出力でも色褪せが出にくいレーザー光源。スクリーン未使用の壁投写でも視認性が高い。
② 画質:RGBトリプルレーザーの色再現と階調
- 広色域×高ピークでHDRコンテンツのハイライトが映える。肌の階調・暗部の粘りも上々。
- 光学ズームとISAの組み合わせで、設置後の画作りを崩しにくいのが利点。
③ 低遅延:1ms・最大240Hz/VRRで競技系も安心
- 1ms級の応答+高リフレッシュで入力遅延が非常に小さい。FPS/格闘などのタイミング重視に好適。
- ゲームモード適用時でも色とコントラストの破綻が少ないため、映像満足度を保てる。
④ 携帯性:据え置き前提のサイズと重量
- 本体はしっかり重量級。移動設置よりも常設運用が現実的。
- ただし光学ズーム+レンズシフトにより、設置位置の自由度は高い。
⑤ 静音:高輝度駆動ゆえのファン音は適正範囲
- 通常視聴距離ならコンテンツ音に紛れるレベル。明るさ固定を抑えるとさらに静かに。
- ラック内は避け、吸排気のクリアランスを確保すると安定して静音。
注意・割り切りポイント
- 価格とサイズは上位相応。設置のしやすさ(ズーム/シフト)に価値を見いだせる人向け。
- ポータブル性重視ならMoGo/Halo系、映画の“絵作り”最優先ならシアター画質系も検討。
比較:HORIZON 20 Pro/HORIZON 20とどっちを選ぶ?
| 項目 | HORIZON 20 Pro | HORIZON 20 | HORIZON 20 Max |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | バランス型(高輝度×画質×低遅延) | ベース4Kのコスパ重視 | 最上位輝度×ゲーミング特化 |
| 向く人 | 映画もゲームも高水準で万能に | 価格重視で最新規格を試したい | 明室運用+高速ゲームを妥協したくない |
| 価格感 | 約34.9万円 | 約24.9万円 | 約44.9万円 |
口コミの傾向
「明るい部屋でもはっきり見える」
「ゲームの入力遅延が気にならない」
「自動補正が賢くて設置が楽」
「本体サイズと価格はそれなりに大きい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:明るいリビングで大画面/映画・スポーツ・ゲームを高水準で兼用/設置自由度を重視
- 向かない人:初期費用最優先(→ HORIZON 20)/可搬性重視(→ MoGo/Haloまとめ)


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