この記事でわかること
- TCW-100Aを洗浄力/乾燥力/時短性/省エネ/静音性の5軸で評価
- TCW-105A(10.5kg・最上位クラス)/TCW-80A(8kg・自動投入入門)/ITW-100A(10kg・自動投入なし)との違い
- 「家族ごとに洗剤や柔軟剤を使い分けたい10kgクラス」でTCW-100Aを選ぶべき人・避けた方がよい人
※本記事はまとめ記事①(OSH 自動投入|8〜10.5kg)の特化レビューです。シリーズ全体の比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ 洗濯機 OSH自動投入|8〜10.5kgの大容量×時短モデル比較
結論:TCW-100Aは“洗剤の使い分け×時短”を両立した10kg OSH上位モデル
TCW-100Aは10kg・OSHシリーズ・4連タンク自動投入を備えた縦型洗濯機です。極渦洗浄による高い洗浄力と、洗剤・柔軟剤を最大4種類セットできる使い分け性能で、家族それぞれの好みに合わせつつ毎日の手間を減らせます。10.5kgまでは不要だが、時短とこだわり仕上がりを両立したい共働きファミリーに向く1台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | TCW-100A01-W(シリーズ名:OSH) |
| 洗濯/乾燥方式 | 洗濯10kg・縦型全自動/簡易乾燥(風乾燥・部屋干しサポート) |
| 主な特徴 | 4連タンク自動投入(洗剤・柔軟剤を最大4種類)/ガチ落ち極渦洗浄/ラクとれLOW設計 |
| 想定ユーザー | 3〜4人のファミリー/洗剤の香りや仕上がりを使い分けたい共働き世帯 |
| 参考価格(執筆時点) | 約75,000円(※時期・店舗により変動します) |
出典:アイリスオーヤマ 公式商品情報(TCW-100A|仕様・機能)/主要ECサイトの商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 洗浄力:極渦洗浄×自動投入で“毎回ベストな濃度”をキープ
- ガチ落ち極渦洗浄により、10kgクラスでも水流がムラなく回りやすく、部活着やタオル類のニオイ戻りを抑えやすい印象です。
- 4連タンクの自動投入が洗剤量を自動で最適化してくれるので、詰め込みがちな日でも洗い上がりのブレが出にくくなります。
② 乾燥力:風乾燥と部屋干しサポートで“干し時間”を短縮
- 簡易乾燥ながら、風乾燥コースや部屋干し向けコースで脱水後の水分をしっかり飛ばし、室内干しの時間をグッと縮められます。
- 10kg一気に回しても、厚手と薄手を分けてコースを選びやすいので、乾きムラ対策もしやすい構成です。
③ 時短性:4連タンクが“洗う前の準備”をほぼゼロにする
- 洗剤・柔軟剤を4種類までセットできるので、計量・投入の手間がほぼ不要になり、忙しい平日の洗濯スタートが一瞬で終わります。
- 時短コースと組み合わせれば、少量洗い〜通常量までスキマ時間でこなせるため、共働きの夜洗濯とも相性が良好です。
④ 省エネ:10kgでも“まとめ洗い”で水道・電気を抑えやすい
- 10kg容量を活かして2日分をまとめ洗いしやすく、水量・運転回数を減らして結果的に光熱費を抑えやすい設計です。
- 自動投入により入れすぎ洗剤を防ぎやすく、すすぎ回数を増やさずに済む点でも省エネに寄与します。
⑤ 静音性:インバーター+OSH設計で“夜洗い”も現実的
- インバーター駆動と振動を抑えたOSH設計により、10kgクラスとしては運転音が落ち着いており、隣接リビングでも使いやすい静かさです。
- 床のレベル調整と防振マットを組み合わせれば、夜間の洗濯でも家族の睡眠を妨げにくい環境を作れます。
注意・割り切りポイント
- 4連タンク自動投入を搭載するぶん、自動投入なしの10kg機より価格は高めです。洗剤の使い分けに価値を感じない場合はオーバースペックになります。
- 本体サイズは10kg相応で、防水パンが狭い・搬入経路がタイトな住宅ではTCW-80A(8kg)のほうが設置しやすいケースもあります。
比較:TCW-105A/TCW-80A/ITW-100Aとどっちを選ぶ?
| 項目 | TCW-105A(10.5kg) | TCW-80A(8kg) | ITW-100A(10kg) | TCW-100A(10kg) |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 容量最大・2連タンク自動投入の最上位 | 8kg・4連タンク自動投入の入門サイズ | 10kg・自動投入なしのOSH価格重視 | 10kg・4連タンク自動投入の“こだわりモデル” |
| 特徴 | 大容量×時短コースが充実し、まとめ洗い最重視 | 狭い防水パンや2〜3人暮らし向けの設置しやすさ | 洗剤は手動計量だが、洗浄力とコスパがバランス良好 | 洗剤・柔軟剤を家族で使い分けつつ、時短も確保 |
| 向く人 | 洗濯物がとにかく多い4人以上の家庭 | 自動投入は欲しいが、設置性と価格も重視する人 | 自動投入よりも“10kg×価格”を優先する人 | 香り違い・用途違いの洗剤をきちんと使い分けたい3〜4人家族 |
| 価格感 | 約82,000円 | 約69,000円 | 約76,000円 | 約75,000円 |
口コミの傾向
「4種類の洗剤・柔軟剤を入れておけるので、家族それぞれの好みに合わせやすい」
「自動投入のおかげで計量いらず。忙しい朝でも洗濯スタートが一瞬で終わる」
「10kgでも音が思ったより静かで、リビング横でも気にならない」
「自動投入なしのモデルと比べると価格差があり、コスパだけで見ると迷う」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
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