この記事でわかること
- TCW-105Aを洗浄力／乾燥力／時短性／省エネ／静音性の5軸で評価
- TCW-100A（10kg・4連タンク自動投入）／TCW-80A（8kg・4連タンク自動投入）／ITW-100A（10kg・自動投入なし）との違い
- 「洗濯をまとめて一気に済ませたい」共働きファミリーに向けた選び方のポイント
※本記事はまとめ記事①（OSH自動投入｜8〜10.5kgの大容量×時短）の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ 洗濯機 OSH自動投入｜8〜10.5kgの大容量×時短モデル比較
結論：TCW-105Aは10.5kg×自動投入で、“毎日の洗濯をまとめて時短”したい家庭向けの最上位クラス
TCW-105Aは10.5kg・自動投入・ガチ落ち極渦洗浄を組み合わせたOSHシリーズ上位モデルで、大量の洗濯物を一気にこなすのが得意です。洗剤2連タンクの自動投入と時短コース、部屋干しサポート系のコースがそろい、共働きファミリーの「洗濯の手間」と「干す時間」をまとめて削減しやすい構成です。インバーター静音設計で、夜や早朝の運転でも音を抑えたい家庭にも向きます。
仕様と価格（要点）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | TCW-105A（TCW-105A02-W） |
| タイプ | 洗濯容量10.5kg・縦型全自動洗濯機（OSH・自動投入対応） |
| 想定ユーザー | 3〜5人の共働きファミリー／まとめ洗い・部屋干しが多い家庭／自動投入で手間を減らしたい人 |
| 主な特徴 | ガチ落ち極渦洗浄／2連タンク洗剤自動投入／簡易乾燥・部屋干しサポートコース／インバーター静音設計 |
| 参考価格（執筆時点） | 約82,000円（※時期・店舗により変動します） |
出典：アイリスオーヤマ 公式商品情報（TCW-105A／仕様・消費電力量）／主要EC商品ページ（価格レンジ確認）。
購入・価格チェック
TCW-105A
評価の算出根拠：メーカー公表データ（洗浄方式・消費電力量・運転音）と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。
実用レビュー
① 洗浄力：ガチ落ち極渦洗浄で“まとめ洗い”でもしっかり落とす
- 強い水流と立体的な攪拌で、泥汚れや皮脂汚れが混ざった大量の洗濯物でも一度に洗い上げやすい印象です。
- 標準コースだけでなく、しっかり洗いたい日と軽めの日でコースを切り替えれば、衣類の傷みも抑えやすくなります。
② 乾燥力：簡易乾燥＋部屋干しサポートで“干し時間”を短縮
- 風乾燥や部屋干し向けコースを使うと、厚手の衣類でも干し始めの水っぽさが少なく、室内干し時間を短くしやすいです。
- 浴室やリビング干しと組み合わせれば、雨の日でも“翌朝にはほぼ乾いている”状態を狙いやすいと感じます。
③ 時短性：10.5kg×自動投入で「セットしてスタート」のだけに
- 2連タンクの自動投入により、洗剤・柔軟剤の計量と投入が不要で、洗濯のたびに量を量るストレスがなくなります。
- 時短系コースと予約タイマーを併用すれば、帰宅時や起床時に洗い上がりを合わせる運用がしやすく、家事の流れを組み立てやすいです。
④ 省エネ：大容量を生かして“週の洗濯回数”を減らす使い方がしやすい
- 1回あたり10.5kgまでまとめて洗えるため、洗濯回数そのものを減らして水・電気のトータル消費を抑える運用が取りやすいです。
- 洗濯物をある程度まとめて回す前提であれば、小容量機を毎日2回回すよりも効率的になりやすいバランスです。
⑤ 静音性：インバーター搭載で“夜間のまとめ洗い”にも配慮
- インバーター制御により、運転中の音の立ち上がりが穏やかで、脱水時も耳障りな高音が抑えられている印象です。
- 防水パンと床面がしっかりしていれば、リビング隣接の洗面所でも会話やテレビの妨げになりにくい静かさです。
注意・割り切りポイント
- 10.5kgクラスとしては価格が抑えめとはいえ、ベーシックな大容量機よりは一段高いので、自動投入と時短コースをどれだけ活用できるかを事前にイメージしておきたいところです。
- 防水パンのサイズや搬入経路次第では10.5kgが置きにくい場合もあるため、設置性重視ならTCW-100A（10kg）やTCW-80A（8kg）、自動投入不要ならITW-100A（10kg・自動投入なし）も比較候補になります。
比較：TCW-100A／TCW-80A／ITW-100Aとどっちを選ぶ？
| 項目 | TCW-100A（10kg） | TCW-80A（8kg） | ITW-100A（10kg） | TCW-105A（10.5kg） |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 10kg・4連タンク自動投入の“こだわりモデル” | 8kg・4連タンク自動投入のファミリー入門機 | 自動投入なしで価格を抑えた10kg OSHデザイン | 最大容量×2連自動投入の“時短特化最上位” |
| 向く人 | 洗剤・柔軟剤を家族で使い分けたい | 設置スペースと価格を抑えつつ自動投入は欲しい | 計量は手動でOKなので価格重視で10kgが欲しい | とにかく1回で大量に洗い、家事時間を削りたい |
| 価格感 | 約75,000円 | 約69,000円 | 約76,000円 | 約82,000円 |
口コミの傾向
「10kg超でもしっかり汚れが落ちる」
「自動投入でボタンを押すだけになり、とてもラク」
「部屋干しモードで、夜干して朝にはほぼ乾いている」
「本体が大きく、搬入と設置スペースの確保が大変だった」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約（個別の投稿を直接引用していません）。
まとめ：向く人／向かない人
- 向く人：3〜5人の共働き家庭／週末や夜に“まとめ洗い”をしたい／自動投入と時短コースをフル活用したい人
- 向かない人：設置スペースにあまり余裕がない（→ TCW-80A（8kg））／自動投入より価格優先（→ ITW-100A（10kg））
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