この記事でわかること
- CM-D465Bを味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- CM-D457(3杯)/CM-D854BR(電気式サイフォン)との違い(容量・所作・機能性)
- 「毎朝まとめ淹れ」×「家族でシェア」に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事(全自動&サイフォン 横断比較)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ ツインバードの全自動&サイフォンを徹底比較|CM-D457/CM-D465B/CM-D457B-A03/CM-D854BRの選び方
結論:“6杯の安定解”。CM-D465Bは低速臼式×シャワードリップで、量を淹れても香りがブレにくい
CM-D465Bは全自動・6杯(最大約900ml)の大容量モデル。低速臼式フラットミルで熱を持ちにくく、6方向シャワードリップが均一にお湯を行き渡らせるため、毎朝のまとめ淹れや家族分を一気に仕上げても味が安定。多機能も適度に備え、家族用の定番として完成度が高い1台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | CM-D465B |
| タイプ | 全自動・6杯(最大約900ml) |
| 想定ユーザー | 家族で毎朝まとめ淹れ/作り置きのコーヒーを常備したい人 |
| 主な特徴 | 低速臼式フラットミル/6方向シャワードリップ/大容量一括抽出の安定感 |
| 参考価格(執筆時点) | 約4.9万円 |
出典:ツインバード 公式商品情報(CM-D465B|仕様・価格)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:低速臼式×均一散湯で“濃くても雑味が出にくい”
- 低速臼式フラットミルで摩擦熱を抑え、香り成分を損ねにくい。大容量でも味の再現性が高いのが強み。
- 6方向シャワードリップが粉床へ均一に注湯。中心・周縁の抽出ムラが起きにくく、コクとクリア感の両立がしやすい。
② 速さ:6杯一括ゆえの所要時間。ただし“回数が減る”のが利点
- 抽出時間は3杯機より長め。ただ一度で家族分をまとめられるので、トータルの手間は減りやすい。
- 朝の支度中にセット→抽出完了と同時に配膳、といった段取りが組みやすい。
③ 手入れ:ミル部の粉残りは定番のケア。日常は“外して洗うだけ”
- 全自動ゆえにミル部のブラッシングは必要。付属ブラシやエアダスターでの粉飛ばしが有効。
- ドリッパー・サーバーは取り外しやすく洗いやすい構造で、日々の清掃負担は中程度。
④ 多機能:大容量でも味作りの幅が出せる“実用寄り”
- 挽き目の調整と蒸らし設計で、濃度から香味の輪郭までコントロールしやすい。
- 運用はシンプルで家族が共用しやすい。迷わず安定した一杯にたどり着ける。
⑤ 静音:ミル稼働音はそれなり。抽出中は穏やか
- 臼式ミルの稼働音は短時間で収束。抽出自体は静かで、リビング併設キッチンでも許容範囲。
- 早朝運転が多い家庭は、作動時間帯を固定して生活音と重ならない工夫が有効。
注意・割り切りポイント
- 本体サイズと抽出時間は6杯相応。置き場所と導線を事前に確認。
- 少量抽出の味作り重視ならCM-D457(3杯)、所作を楽しむならCM-D854BR(サイフォン)も比較候補。
比較:CM-D457/CM-D854BR/CM-D465B どれを選ぶ?
| 項目 | CM-D457(3杯) | CM-D854BR(サイフォン) | CM-D465B(6杯) |
|---|---|---|---|
| 方式・容量 | 全自動・3杯(最大約450ml) | 電気式サイフォン・4杯(約480ml) | 全自動・6杯(最大約900ml) |
| 味の傾向 | 細かな味作りが得意 | 所作と香り立ちを楽しむ | 大容量でも均一で安定 |
| 向く人 | 少人数・1〜2杯を丁寧に | 静かに抽出工程を楽しみたい | 家族分を一気に淹れたい |
| 価格感 | 約3.9万円 | 約1.6万円 | 約4.9万円 |
口コミの傾向
「たっぷり淹れても味が安定している」
「朝の段取りがラクになった」
「清掃は想像より簡単」
「ミル音は早朝だと気になる」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


コメント