この記事でわかること
- PCT-A150を沸騰/保温/安全/機能/静音の5軸で評価
- 大容量ケトル(1.2〜1.5L)まとめ内での、PCT-A120/PTV-A120/PCV-A120との違い
- 「ポットほどの保温はいらないが、一度にたっぷり沸かしたい」人に向けた選び方のポイント
※本記事はまとめ記事③(大容量1.2〜1.5L 電気ケトル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ タイガー 電気ケトル 大容量おすすめ|1.2~1.5Lクラスの高速モデルを比較
結論:PCT-A150は“ポット並みの量をケトル感覚で”。1.5Lを一気に沸かしたい家庭向け
PCT-A150は1.5Lの大容量を、約770gの軽さで扱える電気ケトルです。1300Wヒーターで一度にたっぷり沸かせる一方、本体はシングル構造で取り回し優先の設計。電気ポットのような保温は不要だが、家族分の飲み物や調理用のお湯をまとめて用意したい家庭にフィットします。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PCT-A150 |
| タイプ | 1.5L・電気ケトル(スゴ軽・高速沸騰タイプ) |
| 想定ユーザー | 家族分をまとめて沸かしたい/インスタント食品や調理用途で湯量が多い家庭 |
| 主な特徴 | 1300Wスピード沸騰/大容量でも約770gの軽量ボディ/省スチーム設計・転倒お湯漏れ防止 |
| 参考価格(執筆時点) | 約7,000円(※時期・店舗により変動します) |
出典:タイガー 公式商品情報(PCT-A150|仕様・安全機能)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 沸騰速度:1.5Lクラスでも“待たされにくい”高速タイプ
- 約1300Wヒーターで、カップ1〜2杯はもちろん鍋用の湯も素早く沸騰。電気ポットの「満水からの立ち上がり」と比べると体感差は大きいです。
- 満水に近い状態でも、家族の食事準備中に一度で必要量を確保しやすく、コンロを塞ぎたくないときのサブ熱源としても便利です。
② 保温・省エネ:沸かしたらすぐ使い切る前提の割り切り設計
- 電気ポットのような保温機能はなく、湯沸かし専用のシンプル構造。長時間保温するスタイルには向きません。
- 必要なタイミングで必要量だけ沸かす使い方なら、待機電力や保温電力がかからず、電気代は読みやすいです。
③ 安全性:省スチーム+転倒お湯漏れ防止で基本はしっかり
- 「蒸気レス」ではなく省スチーム設計で、沸騰時に出る蒸気は抑えめ。上部に棚があるキッチンでも使いやすいバランスです。
- 転倒お湯漏れ防止や自動電源OFFなど、新安全基準を満たすケトルとしての装備はしっかり。子どものいる家庭でも扱いやすい部類です。
④ 機能性:大容量×軽量ボディで“まとめ沸かし”がしやすい
- 外装はシングル構造で、約770gと大容量クラスではかなり軽量。満水時でもヤカンより軽い感覚で注げます。
- 温度調節などの追加機能はありませんが、湯量の多さと軽さに特化した割り切りがわかりやすいモデルです。
⑤ 静音性:一般的なケトル音。深夜使用は時間帯に配慮を
- 沸騰時は一般的な電気ケトル相応のボコボコ音が出ますが、短時間で沸くため気になる時間は長くありません。
- ワンルームで深夜に使う場合は、満水からのフル沸騰を避けるなど湯量調整をするとより使いやすくなります。
注意・割り切りポイント
比較:PCT-A120/PTV-A120/PCV-A120とどっちを選ぶ?
| 項目 | PCT-A120 | PTV-A120 | PCV-A120 | PCT-A150 |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 1.2L・最軽量スゴ軽ケトル | 1.2L・温度調節つきプレミアム | 1.2L・蒸気レス標準モデル | 1.5L・大容量スゴ軽ケトル |
| 向く人 | 軽さ最優先/1.2Lあれば十分 | 紅茶・コーヒー・粉ミルクなど温度管理重視 | 蒸気レスで安全性を最優先 | 一度にたっぷり沸かしたいポット不要派 |
| 価格感 | 約6,500円 | 約8,500円 | 約5,500円 | 約7,000円 |
口コミの傾向
「1.5L入るのに軽くて扱いやすい」
「家族分のカップ麺や飲み物を一度でまかなえる湯量が便利」
「シンプル操作で直感的に使える」
「本体が熱くなるので小さい子どもがいると置き場所に気を使う」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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