この記事でわかること
- PCT-A120を沸騰/保温/安全/機能/静音の5軸で評価
- PCT-A150(1.5L)/PTV-A120(温度調節)/PCV-A120(スタンダード)との違い(軽さ・機能・価格のバランス)
- 「1Lクラスの容量は欲しいが、軽さとスピード重視」の人向けの選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(大容量1.2〜1.5L 電気ケトル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ タイガー 電気ケトル 大容量おすすめ|1.2~1.5Lクラスの高速モデルを比較
結論:PCT-A120は「とにかく軽い」1.2L高速ケトル。毎日の湯沸かしをストレスなくこなせる
PCT-A120は約730gのタイガー史上最軽量クラスで、1.2Lの実用容量を備えた大容量ケトルです。カップ1杯約59秒の高速沸騰に加え、省スチーム設計+転倒お湯漏れ防止で安全面も確保。ホコリを防ぐ注ぎ口カバー付きで、ワンルームからオフィスまで「軽くて清潔に使える1台」を求める人に向きます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PCT-A120 |
| タイプ | 1.2L・電気ケトル(コードレス給湯・電気沸騰専用) |
| 想定ユーザー | 一人暮らし〜2人暮らし/オフィスの共同スペース/「軽さ重視でマグ数杯を一気に沸かしたい」人 |
| 主な特徴 | 約730gの軽量設計/省スチーム+転倒お湯漏れ防止/注ぎ口カバー付きでホコリ侵入を抑制 |
| 参考価格(執筆時点) | 約6,500円(参考価格) |
出典:タイガー公式商品情報(PCT-A120|仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 沸騰速度:カップ1杯約59秒の「サッと沸く」感覚
- 1300Wヒーターで立ち上がりが速く、朝のコーヒーやインスタント麺でも待ち時間が短い印象です。
- 1.2L満水でも沸騰までの時間が読みやすく、まとめて沸かして調理や来客用に回しやすいスピード感です。
② 保温・省エネ:沸かしたらすぐ使う前提の割り切り設計
- 魔法瓶のような保温は行わないため、沸かしたらその都度使い切るスタイルに向きます。
- 保温ヒーターがないぶん待機電力は最小限で、電気ポットと比べて電気代を抑えやすい構造です。
③ 安全性:省スチーム+転倒お湯漏れ防止で安心感を確保
- 省スチーム設計で蒸気量を抑えつつ、フタロックと転倒お湯漏れ防止構造を備え、小さな子どもがいる家庭でも扱いやすい仕様です。
- 電源プレートから外せば自動で通電が切れ、空だき防止機能も備わっているため、うっかり操作にも強い印象です。
④ 使い勝手:軽さと注ぎ口カバーで「毎日使い」に強い
- 約730gの軽量ボディで、水を入れても片手でラクに持ち上げられ、注ぎ加減のコントロールがしやすいです。
- タイガー初採用の注ぎ口カバーにより、未使用時もホコリが入りにくく、デスク置きやオフィス利用でも衛生的に保ちやすくなっています。
⑤ 静音性:ケトル標準レベルの沸騰音
- 沸騰時にはそれなりにシュンシュンと音が出ますが、時間が短いので気になりにくいバランスです。
- 寝室近くで頻繁に使う場合は、より静音寄りのPCV-A120も候補になります。
注意・割り切りポイント
- 保温機能はなく、沸かすたびにスイッチを入れる運用になるため、常時お湯をスタンバイしたい人は電気ポット系が向きます。
- 省スチーム設計のため蒸気は完全ゼロではなく、棚下など狭い空間での連続使用は避けたほうが安心です。
比較:PCT-A150/PTV-A120/PCV-A120とどっちを選ぶ?
| 項目 | PCT-A150(1.5L) | PCT-A120(1.2L) | PTV-A120(温調) | PCV-A120(蒸気レス) |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 大容量・軽量ケトル | 軽さ最優先の1.2L高速モデル | 温度調節付きプレミアム | 安全重視のスタンダード |
| 向く人 | 一度にたっぷり沸かしたい | 軽量&コンパクト重視で1L強あれば十分 | お茶・ミルクを適温で淹れたい | 特別な機能より蒸気レスの安心感が欲しい |
| 価格感(参考) | 約7,000円 | 約6,500円 | 約8,500円 | 約5,500円 |
口コミの傾向
「とにかく軽くて片手で楽に注げる」
「沸騰が早く、朝の支度がスムーズになった」
「注ぎ口カバー付きでホコリを気にせず置いておける」
「保温できないので、何度も沸かすと少し手間」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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