この記事でわかること
- S8 Max Ultraを吸引力/自動収集/水拭き/賢さ/静音の5軸で評価
- S8 MaxV Ultra/Saros 10/Saros10Rとの違い(AI回避の有無・静音バランス・価格感)
- 「静かさと手離れ」を両立したい家庭に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(フラッグシップOMNI|S/Saros)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Roborock フラッグシップOMNIおすすめ|Sシリーズ&Sarosの全自動ステーションを徹底比較
結論:“静かで万能”。S8 Max Ultraは全自動の手離れと動作音バランスで、家族と共存しやすい
Roborock S8 Max Ultraは、全自動ステーション(洗浄・乾燥・自動収集)を備えつつ、強力吸引と静音バランスを高水準で両立した上位機。毛ゴミや砂塵まで吸い上げるパワーに加え、モップの自動洗浄・乾燥で日々の手入れを短縮。在宅時間帯の運用も現実的で、“任せっぱなし”運用×静かさを重視する家庭にフィットします。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | S8 Max Ultra |
| タイプ | ロボット掃除機(吸引+水拭き)/全自動ステーション(自動収集・モップ洗浄・乾燥) |
| 想定ユーザー | 毛ゴミ・砂埃が出やすい家庭/在宅時間に使いたい人/床拭きの手入れを最小化したい人 |
| 主な特徴 | 強吸引×静音バランス/モップ自動洗浄・乾燥/自動ゴミ収集/高精度マッピング |
| 参考価格(執筆時点) | 約19.8万円 |
価格は時期・店舗により変動します。最新価格はリンク先をご確認ください。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:毛ゴミに強い“主力火力”
- 高出力モーター×デュアルローラー系で、カーペットの毛ゴミや微細粉塵まで力強く回収。
- 吸引だけの日常運転でも床のサラサラ感が出やすく、ペット同居のベース掃除として有効。
② 自動収集:ダスト処理を数週間スキップ
- 全自動ステーションで自動ゴミ収集に対応。大容量紙パックで捨て替え頻度を低減。
- 集塵サイクルはアプリで調整可能。夜間の収集を避ける設定も運用しやすい。
③ 水拭き:洗浄・乾燥まで自動で“手間ゼロ寄り”
- モップ自動洗浄+乾燥により、ニオイ・菌の発生を抑えやすい設計。
- 日常の食べこぼしや皮脂汚れに有効。汚れ残りは二度がけルールで安定感が上がります。
④ 賢さ:高精度マッピングでムダを削減
- LiDAR中心の高精度ナビで、間取り学習やエリア指定清掃がスムーズ。
- 家具・壁際の追従性が高く、回避挙動が自然。ルートの重複も少ない印象。
⑤ 静音:家族がいる時間帯に使いやすい
- 標準〜弱運転のノイズバランスが良く、LDKでも会話・テレビの邪魔になりにくい。
- ステーション動作は短時間。収集タイミングを昼間に寄せると体感がさらに良好。
注意・割り切りポイント
- AIカメラ搭載のS8 MaxV Ultraに比べ、障害物認識は一歩控えめ。床面の事前片付けで運用安定。
- ステーションの設置スペースは要確認。左右と前方のクリアランスを守ると吸排気が安定。
比較:同帯のRoborockとどっちを選ぶ?
| 項目 | S8 MaxV Ultra | Saros 10 | Saros10R | S8 Max Ultra |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | AI回避フル装備の上位 | 最新世代の標準フルOMNI | AI回避強化の上位Saros | 静音バランス重視の万能上位 |
| 強み | 障害物認識と経路の賢さ | 総合力の高さ | 大きめ間取りで“ほぼ放置” | 在宅運用しやすい静音×手離れ |
| 価格感 | 約22.8万円 | 約23.8万円 | 約25.8万円 | 約19.8万円 |
口コミの傾向
「ステーションの洗浄・乾燥でモップ管理が楽」
「在宅中でも気になりにくい動作音」
「吸引の力強さと回収量に満足」
「AI回避は上位機ほどではない」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:在宅中に使いたい/拭きの手入れを減らしたい/毛ゴミ・砂塵の回収力を重視
- 向かない人:AI回避の精度を最優先(→ S8 MaxV Ultra)/価格最優先でより手頃に(→ Qrevoまとめ)


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