この記事でわかること
- MRO-W1Cを仕上り／スチーム／時短／使いやす／静音の5軸で評価
- MRO-S8C（31Lスチーム上位）／MRO-S7C（27Lスチーム中位）／MRO-F6C（簡易スチーム）／MRO-HE4C（22Lオーブンレンジ）との違い（2段オーブン・スチーム性能・価格帯）
- 「パン・お菓子・ローストまで本格的に焼きたい」家庭で、MRO-W1Cを選ぶべきかどうか
※本記事はまとめ記事②（日立 ヘルシーシェフ Cシリーズとオーブンレンジおすすめ）の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 日立 ヘルシーシェフ Cシリーズとオーブンレンジおすすめ｜MRO-W1C・S8C・S7C・F6C・HE4C比較
結論：MRO-W1Cは「2段オーブン×Wスキャン×過熱水蒸気」をそろえた“全部盛り”ヘルシーシェフ
MRO-W1Cは、ヘルシーシェフC世代の中で唯一2段熱風コンベクション＋過熱水蒸気＋Wスキャンをフル装備した上位モデルです。同じC世代のS8C／S7Cよりオーブン性能と自動調理の幅が一段上で、「パンもローストも2段でしっかり焼きたい」人向けの本格機。最新D世代にこだわらず、高機能を長く使い倒したい家庭の“本命候補”になります。
仕様と価格（要点）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | MRO-W1C |
| タイプ | 30L・2段熱風コンベクション・過熱水蒸気オーブンレンジ（ヘルシーシェフ） |
| 想定ユーザー | パン・お菓子・ローストを本格的に焼きたい家庭／2段オーブンでまとめ焼きしたい4人前後の家族 |
| 主な特徴 | Wスキャン（重量＋赤外線）／過熱水蒸気・熱風2段オーブン／ヘルシーメニューとボウルメニューが充実 |
| 参考価格（執筆時点） | 約8.0万円 |
出典：日立 公式商品情報（MRO-W1C｜仕様・搭載センサー・メニュー構成）／主要EC商品ページ（価格レンジ確認）／カタログ記載寸法。
購入・価格チェック
MRO-W1C
評価の算出根拠：日立公式仕様（加熱方式・センサー構成・自動メニュー数）と、同世代機（S8C／S7C／F6C／HE4C）との相対比較を基準に5軸で評価。
実用レビュー
① 仕上り：2段熱風コンベクションで“パンもローストも主役級”
- 2段熱風コンベクションオーブンと過熱水蒸気で、パンやお菓子、グラタン、ローストビーフまでしっかり焼き色がつきやすいです。
- Wスキャンが庫内の温度と食材の状態を見ながら火加減を調整するため、生焼けや焼きすぎを減らしやすい印象です。
② スチーム：過熱水蒸気でノンフライとヘルシーメニューを網羅
- タンク式の過熱水蒸気＋オーブン加熱で、唐揚げやとんかつのノンフライ調理もパリッとした仕上がりを狙えます。
- 焼き魚・蒸し野菜・低脂質メニューも自動メニューで用意されており、「揚げない揚げ物」と「焼き＋スチーム」の両方を楽しめます。
③ 時短：Wスキャンと自動メニューで“任せておけば一品できる”
- 重量と赤外線のWスキャンで、解凍〜加熱を自動化するメニューが豊富なため、下ごしらえさえ済めば調理を任せやすいです。
- ボウル1つに食材を入れて仕上げるボウルメニューも多く、副菜づくりや平日夜の一品追加に役立ちます。
④ 使いやす：フラット庫内だが、2段オーブンならではの“道具慣れ”は必要
- 30Lワイドのフラット庫内で、大皿や角皿の出し入れがしやすく、拭き掃除も簡単です。
- 一方で2段オーブンゆえ角皿やスチーム関連パーツが増え、付属品管理とレシピの使いこなしには少し慣れが要ります。
⑤ 静音：高火力オーブン時のファン音は“しっかり聞こえる”
- 通常のレンジあたためは標準的な音ですが、2段オーブン＋過熱水蒸気使用時はファン音がやや大きめに感じます。
- リビング一体型キッチンで深夜の長時間オーブン使用が多い人は、運転時間帯を少し選んだほうが快適です。
注意・割り切りポイント
- 2段オーブンとWスキャンを備えるぶん、C世代の中でも価格は最上位クラスです。「パンは時々」「ノンフライ中心」であれば、より安価なMRO-S8Cでも十分な場合があります。
- 本体サイズと奥行きはしっかりあるため、設置スペース・開閉方向・上方の放熱余裕を事前に確認しておく必要があります。
比較：C世代のS8C／S7C／F6C／HE4Cとどっちを選ぶ？
| 項目 | MRO-S8C | MRO-S7C | MRO-F6C | MRO-HE4C | MRO-W1C |
|---|---|---|---|---|---|
| 容量・庫内 | 31L・1段／ワイドフラット | 27L・1段／ワイドフラット | 27L・1段／ワイドフラット | 22L・1段／フラット | 30L・2段熱風コンベクション |
| スチーム性能 | 過熱水蒸気（上位） | 過熱水蒸気 | 簡易スチーム | スチームなし | 過熱水蒸気（上位＋Wスキャン） |
| 自動メニュー・時短 | 重量＋蒸気・温度センサーで多彩 | ヘルシー系中心の標準クラス | ボウルメニューなど日常寄り | シンプルオート中心 | Wスキャン＋豊富なボウル／ヘルシーで最上位 |
| 位置づけ | 31Lスチーム上位 | 27Lスチーム中位 | 簡易スチーム実用機 | コンパクト入門機 | 2段オーブン＋スチームのフラッグシップ |
| 価格感 | 約4.6万円 | 約4.2万円 | 約4.0万円 | 約3.0万円 | 約8.0万円 |
| 向く人 | 大皿ノンフライと大容量重視 | 27Lで置きやすいスチーム重視 | スチームは“おまけ”で十分 | 一人暮らしでまずはオーブン付き | 2段で本格ベイクとヘルシー料理を両立したい人 |
口コミの傾向
「パンやお菓子が2段でしっかり焼ける」
「ノンフライ唐揚げが思った以上にカリッと仕上がる」
「ボウルメニューが便利で、平日の夕食づくりが楽になった」
「本体も価格も大きめで、ここまで必要だったか少し迷う」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約（個別の投稿を直接引用していません）。
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