この記事でわかること
- CL286FDを吸引力/軽さ/持続/取り回し/静音の5軸で評価
- CL285FD/CL284FD/CL280FDとの違い(強吸引と安定駆動、毛ゴミ対応力)
- じゅうたん多め・毛ゴミ多めの家庭に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事②(18V|定番LXT)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ マキタ 18V コードレス掃除機おすすめ|定番LXTを徹底比較【CL286FD/285FD/284FD/280FD/181FD/180FD】
結論:「毛ゴミに強い18V上位」。CL286FDは高出力×安定駆動で、じゅうたんを主戦場にできる
CL286FDはマキタ18V LXT最上位クラス。吸引経路の目詰まりに強く、毛ゴミ・粉じんを力押しできる余力が魅力です。重量は18V標準域で軽さ特化ではないものの、強モードの持続と実吸引の太さでじゅうたん多めの家庭でも主力になります。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | CL286FD |
| タイプ | 18V LXT・スティック・紙パック式 |
| 想定ユーザー | じゅうたん/ラグ使用・毛ゴミ多め/日常の主力機を1台で完結したい |
| 主な特徴 | 高出力モーター/強モードの安定駆動/紙パックで手軽にゴミ捨て |
| 参考価格(執筆時点) | 約3.2万円(※時期・店舗により変動します) |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 吸引力:毛ゴミ・粉じんを“踏ん張って”吸い切る
- 強モードの押し上げが力強く、ラグやカーペットの目に絡む毛ゴミもまとめて回収しやすい。
- 吸込路の余裕があり、粉じんが続く場面でも安定。紙パック満了近くまで失速しにくい印象。
② 軽さ・取り回し:18V標準の手応え、直進性は高め
- 本体・バッテリ込みで取り回しは“標準〜やや重ため”。直線の掃き上げはスムーズ。
- ヘッドの首振りは素直で、家具の脚まわりも切り返しやすい。長尺清掃は握り替えがコツ。
③ 持続:強モードを“実用時間”でキープ
- 高出力×効率制御で、強モード中心でもワンフロアを乗り切りやすいスタミナ。
- 紙パック式でゴミ捨てが短時間化。清掃の継続性にも好影響。
④ 静音:18Vらしい作動音、時間帯配慮で十分
- 標準〜中での作動音は日常許容。強モードは存在感あり、集合住宅は時間帯配慮が無難。
- 床材が硬いほど反響が出やすい。ホコリ取り→仕上げ強の順で体感音を抑えやすい。
注意・割り切りポイント
- 軽さ特化ではないため、階段や高所掃除が多い人は負担感が出やすい。
- 紙パックのランニングが発生。コスト優先ならまとめ買いで単価調整を。
- 強運転時の音量はそれなり。夜間は標準中心の運用が前提。
比較:同じ18V帯のどれを選ぶ?
| 項目 | CL285FD | CL284FD | CL280FD | CL286FD |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 上位バランス型 | 軽さ寄り万能 | 静音バランス | 最上位・強吸引 |
| 得意領域 | 日常の主力全般 | 硬床中心・長時間 | 家族世帯の夜掃除 | 毛ゴミ・じゅうたん |
| 価格感 | 約3.0万円 | 約2.8万円 | 約2.6万円 | 約3.2万円 |
口コミの傾向
「毛ゴミのまとまりが良く、ラグの掃除が速い」
「強モードでもパワーの落ちが少ない印象」
「紙パック式でゴミ捨てが楽」
「長時間では腕が疲れやすい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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