この記事でわかること
- CMS-0800を味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- BLIAC-A600(全自動)との違い(味わい・多機能性 vs 手軽さ・静音)、CMK-650P/CMK-652との使い勝手の差
- 「毎朝の持ち出し×家の複数杯」を両立したい人向けの選び方
※本記事はまとめ記事①(コーヒーメーカー横断)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ アイリスオーヤマ コーヒーメーカーおすすめ|全自動とドリップの違いと選び方【最新4モデル比較】
結論:“直ドリップの実用性”。CMS-0800は毎朝のマグボトル運用に強い6杯ドリップ
CMS-0800はドリップ式・6杯(約720mL)。抽出ポットだけでなくマグボトルへ直接ドリップできるのが最大の強みで、朝の持ち出しと家の数杯を1台で完結できます。ドリップ機は静かでスピード感も良好。味の可変幅は全自動に劣る一方、手入れの手軽さと運用効率で日常にフィットします。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | CMS-0800 |
| タイプ | ドリップ式・6杯(約720mL)|マグボトル直ドリップ対応 |
| 想定ユーザー | 毎朝の持ち出し+在宅の複数杯/手入れと静音を重視 |
| 主な特徴 | 直ドリップ用スタンド/しずく漏れ抑制/扱いやすいフィルター構成 |
| 参考価格(執筆時点) | 約0.7万円 |
出典:主要EC掲載情報(容量・機能の確認/価格レンジ)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:安定したドリップで“毎日飲みやすい”
- ペーパーフィルター運用を前提にすれば、雑味の少ないクリアな味で安定。
- 濃度の調整は粉量と挽き目側で行う運用。可変幅は全自動に比べ控えめ。
② 速さ:6杯クラスでも“もたつかない”抽出
- 予熱待ちが短く、朝の準備と同時進行しやすい所要時間。
- ボトルへ直ドリップでき、移し替えの手間・粗相が減るぶん体感時短に貢献。
③ 手入れ:毎日運用に優しいシンプル構成
- フィルターまわりの構成が分解しやすく乾かしやすいため、日々の後片付けが軽い。
- 水タンクと本体は拭き掃除で清潔を保ちやすい。ミルがない分、掃除ポイントが少ない。
④ 多機能:直ドリップ対応が“効く”
- 付属スタンドでマグボトルへ直接抽出。家族はポット、個人はボトルと使い分け可能。
- しずく漏れ抑制など日常の小さなストレスを減らす工夫が効いている。
⑤ 静音:ドリップ式の“静けさ”で置き場を選ばない
- ミル動作がないため動作音は控えめ。キッチン〜リビング一体でも気になりにくい。
- 早朝運転でも家族の睡眠を妨げにくい静音バランス。
注意・割り切りポイント
- 味の可変幅は小さめ。挽きたての風味重視ならBLIAC-A600(全自動)も検討。
- 直ドリップは対応ボトルの口径・耐熱を事前確認。背の高い容器は安定性に配慮を。
比較:BLIAC-A600/CMK-652とどっちを選ぶ?
| 項目 | BLIAC-A600(全自動) | CMK-652(ドリップ) | CMS-0800(ドリップ) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 挽きたて重視の多機能 | 6杯対応の定番 | 直ドリップ対応の実用型 |
| 向く人 | 味わい・多機能を最優先 | シンプルで価格重視 | 持ち出し運用と静音を両立 |
| 価格感 | 約0.9万円 | 約0.7万円 | 約0.7万円 |
口コミの傾向
「朝にマグボトルへ直ドリップできて便利」
「動作音が静かでキッチンに置きやすい」
「6杯分で家族の分もまとめて淹れられる」
「味の調整幅はもう少し欲しい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:毎朝の持ち出しを時短したい/静音重視/後片付けをラクに済ませたい
- 向かない人:挽きたての味わい優先(→ BLIAC-A600)/最低限の価格重視(→ CMK-650P)


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