この記事でわかること
- AQR-S36Rを保冷性/省エネ/静音性/設置性/使い勝手の5軸で評価
- AQR-36R2(355L・バランス重視)との違い(棚調整・操作性・設置性の優先度)
- 「作り置き×冷凍」重視の2人暮らし〜小さめファミリーに向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(300〜360L|2人暮らし〜小ファミリーの3ドア)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ AQUA 冷蔵庫 300〜360L 3ドアおすすめ|野菜室・冷凍室の使いやすさで選ぶ
結論:“上位の使いやすさ”。AQR-S36Rは棚調整と操作性で、毎日の家事がシンプルになる
AQR-S36Rは355L・3ドア・右開き。同帯の中でも棚・ポケットの調整自由度と直感的な操作性に優れ、食材の出し入れや在庫管理がスムーズ。作り置き+冷凍ストックが多い共働き2人暮らし〜3人の“ラクに続けられる上位解”です。
仕様と価格(要点)
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | AQR-S36R |
タイプ | 355L・3ドア・右開き(冷蔵/野菜室/冷凍) |
想定ユーザー | 2人暮らし〜小さめファミリー/作り置き・冷凍ストックを両立 |
主な特徴 | 可変棚・ドアポケットで見通し良好/引き出し整理が簡単/直感操作 |
参考価格(執筆時点) | 約11.5万円 |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 保冷性:庫内の“見える化”でムダ開閉が減り、温度が安定
- ガラス棚+明るい照明で在庫が把握しやすく、探し時間が短縮。結果的に開閉時間が減って温度復帰が速い印象。
- 野菜室は乾きにくい保冷感で、葉物と根菜の分離収納もしやすい構成。
② 省エネ:日常使いで“効率よく”回す制御
- 夕方の開閉増に合わせてしっかり冷やし、夜間は安定運転でムダを抑制。
- 冷凍室の出し入れが続いても温度復帰が速めで、食材品質を守りやすい。
③ 静音性:LDKでも気になりにくいバランス
- 通常時は落ち着いた運転音で、テレビや会話の邪魔になりにくい。
- 製氷・霜取りの一時音はあるが短時間で収束。設置条件を守るとさらに静か。
④ 設置性:355L相応。放熱クリアランスの確保が鍵
- 本体サイズは中型相応で、搬入経路の採寸(曲がり角・玄関幅)は必須。
- 上面・側面の放熱スペースを確保すると、静音・省エネ面の実力が出やすい。
⑤ 使い勝手:可変棚とポケットで“収め方”の自由度が高い
- 高さ可変の棚・ドアポケットで、背の高いボトルから作り置き容器まで無理なく配置。
- 野菜室/冷凍室の引き出しがスムーズで、在庫の迷子が減る。
注意・割り切りポイント
- 価格は同容量の標準機よりやや上。使い勝手・操作性の充実に価値を感じる人向け。
- 価格重視・バランス型ならAQR-36R2(355L)も比較候補。
比較:AQR-36R2とどっちを選ぶ?
項目 | AQR-36R2(355L) | AQR-S36R(355L) |
---|---|---|
位置づけ | バランス重視の標準上位 | 使い勝手重視の上位 |
向く人 | 価格と基本性能の均衡を重視 | 棚調整・操作性を最優先 |
価格感 | 約10.8万円 | 約11.5万円 |
評価の傾向 | 4/4/4/4/4 | 4/4/4/3/5 |
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:共働き2人暮らし〜小さめファミリー/作り置き・冷凍ストック併用/棚可変で在庫を“見える化”したい
- 向かない人:初期費用を最優先(→ AQR-36R2)/より大型が欲しい(→ 420〜480Lまとめ)
コメント