この記事でわかること
- EH-LS800Wを明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- EH-LS800B(ブラック)/EH-LS650W/EH-LS670Wとの違い(輝度・低遅延・デザイン性)
- 明るいリビング×ゲーム兼用で“テレビ置き換え”を狙う人向けの選び方
※本記事はまとめ記事②(超短焦点4Kレーザー)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ エプソン 超短焦点4Kレーザー徹底比較|EH-LS800/LS650/LS670の違い
結論:EH-LS800Wは“明るいリビングで大画面”の最適解。高輝度×低遅延をホワイト筐体で
EH-LS800Wは超短焦点(UST)×4K相当×レーザー光源のリビングフラッグシップ。ホワイト筐体で空間に溶け込みつつ、高輝度で日中のカーテン越しでも見やすく、低遅延でゲームも快適。テレビ前方のボード上に置ける設置性で、壁寄せ大画面の運用を簡単にします。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | dreamio EH-LS800W |
| タイプ | 超短焦点(UST)/4K相当/レーザー光源 |
| 想定ユーザー | 明るいリビングでの大画面視聴/映画+スポーツ+ゲームの兼用 |
| 主な特徴 | 高輝度で明室に強い/低遅延入力でゲーム適性◎/ホワイト筐体で設置しやすい |
| 参考価格(執筆時点) | 約44.9万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:EPSON 公式商品情報(EH-LS800W|仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 明るさ:日中リビングで“映える”輝度
- 高輝度レーザーで白壁でもコントラストが沈みにくく、昼間のニュースやスポーツも見やすい。
- ALRスクリーン併用で反射光を抑え、明室コントラストをさらに底上げ可能。
② 画質:4K相当の精細感と発色のバランス
- 4K相当処理により細部の描写が緻密。映画もアニメも輪郭過多になりにくい自然さ。
- レーザー光源で色再現が安定。長期運用でも色ムラが出にくい印象。
③ 低遅延:ゲームも“違和感なく”楽しめる
- USTとしては低遅延クラスで、アクションやスポーツゲームでも操作感が良好。
- 映像処理を絞る設定で入力遅延を最小化。映像と操作の同期感を高められる。
④ 携帯性:常設想定で“置き場所前提”のサイズ
- USTの特性上、本体は据置前提。テレビボードや壁寄せラックと相性が良い。
- 移動頻度は少なめが前提。初回設置で高さ・角度の微調整に時間を割くと安定する。
⑤ 静音:視聴距離を確保すれば気になりにくい
- 通常運転時はファン音は中程度。音量20前後のテレビ視聴で相殺されやすい。
- 壁面との距離・吸気排気の確保で熱こもりを回避し、動作音の上振れを抑制。
注意・割り切りポイント
- USTはスクリーンの平滑性に敏感。軽微な歪みでも台形補正頼みになるため、できればALR対応の張り込みスクリーンを推奨。
- 明室でHDR映像はトーンマッピングが暗部優先になりがち。昼は明るさ優先、夜は画質優先とシーン別プロファイル運用が快適。
比較:同帯EPSON(どれを選ぶ?)
| 項目 | EH-LS800B | EH-LS650W | EH-LS670W | EH-LS800W |
|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | UST上位・ブラック | UST中位バランス | UST中位・快適機能 | UST上位・ホワイト |
| 強み | 高輝度×低遅延 | 扱いやすさと価格 | UIと映像補正の快適性 | 明室・ゲーム・設置性の総合 |
| 参考価格 | 約44.9万円 | 約29.8万円 | 約36.8万円 | 約44.9万円 |
口コミの傾向
「明るい部屋でもはっきり見える」
「ゲームの遅延が少なく快適」
「白い筐体が部屋になじむ」
「スクリーン次第で調整がシビア」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:明るいリビングで大画面/映画・スポーツ・ゲームを1台で兼用/ホワイト筐体で空間に溶け込ませたい
- 向かない人:初期費用を最優先(→ EH-LS650W)/暗室で映画最優先の調整幅重視(→ EH-LS12000)


コメント