- EH-LS12000を明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- EH-LS11000との違い(コンセプト・価格感の比較)
- シアタールーム〜リビングの長焦点フラッグシップとしての選び方の要点
※本記事はまとめ記事①(家庭用|4Kレーザー最上位)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ エプソン 4Kレーザープロジェクター最上位おすすめ|EH-LS12000/LS11000を比較
結論:EH-LS12000は“明るさ2700lm”と設置調整の広さで、シアター寄りの大画面づくりを詰めたい人に向く
EPSON dreamio EH-LS12000は、3LCD方式とレーザーダイオード光源を採用した家庭用プロジェクターです。最大2700lmの明るさと、上下96%・左右47%のレンズシフトにより、設置条件に合わせて追い込みやすいのが魅力。HDR10+やHLGにも対応し、映像ソースに合わせた調整で楽しみやすい1台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | EH-LS12000 |
| タイプ | 3LCD方式/レーザーダイオード光源/スクリーン解像度:4K(注記:2軸シフトテクノロジー) |
| 映像特性 | コントラスト比:2,500,000:1(条件により変動)/HDR10+対応/HLG対応 |
| 設置性 | レンズシフト(上下96%・左右47%)/ズーム倍率:2.1倍(電動ズームフォーカスレンズ) |
| 入出力 | HDMI®×2(HDCP2.3対応) |
| 参考価格(執筆時点) | 約49.8万円 |
出典:EH-LS12000/EH-LS11000 仕様|家庭用プロジェクター|エプソン/主要EC商品ページ。
購入・価格チェック
実用レビュー

出典:EH-LS12000/EH-LS11000 仕様|家庭用プロジェクター|エプソン/主要EC商品ページ。
① 明るさ:明室でも絵が破綻しにくい“2700lmクラス”
- 光出力(白の明るさ)とカラー光束(カラーの明るさ)は、ともに最大2700lmです。
- スクリーンサイズは50~300型の範囲で案内されています。
- リビング利用では、照明や遮光で見え方が変わるため、設置環境に合わせた明るさの作り込みがしやすいです。
日中の視聴も想定するなら、まずは部屋の明るさに対して2700lmをどう活かすかを考えると選びやすいです。
② 画質:4K表示とHDR対応で映像ソースに合わせて詰める
- スクリーン解像度は4K(注記:2軸シフトテクノロジー)です。
- HDRはHDR10+対応とHLG対応です。
- HDRの調整は「リモコンのメニューボタン>映像メニュー>ダイナミックレンジ」から行います。
- コントラスト比は2,500,000:1で、条件の一例としてカラーモード「ダイナミック」などが挙げられています。
映像の見え方は設定で変わるので、映画・配信・放送などソースごとに追い込みたい人ほど相性が出ます。
③ 低遅延:入力はHDMI×2(HDCP2.3対応)を押さえる
- 映像入力端子はHDMI®×2(HDCP2.3対応)です。
- ビデオ信号の対応解像度には注記があり、デジタル入力にのみ対応している信号があります。
つなぐ機器が多い人は、まずHDMI 2系統の使い方をイメージしておくと配線計画が立てやすいです。
④ 携帯性:常設を前提にサイズ・重量と設置調整域で考える
- 外形寸法は520×447×169mm(突起部含まず)です。
- 質量は約12.7kgで、持ち運びよりも設置を前提に考えやすい重量感です。
- レンズシフトは上下96% 左右47%ですが、上下と左右の両方を最大値にすることはできません。
置き場所がシビアなほど、先に寸法とレンズシフトの“同時最大不可”を織り込むと失敗しにくいです。
⑤ 静音:最小22dBを目安に、設置距離も含めて考える
- 騒音レベルは最小22dBです。
- 視聴位置と本体の距離、置き方で体感が変わるため、常設レイアウトとあわせて検討しやすいです。
静かさを重視するなら、スペックだけでなく「どこに置けるか」まで含めて決めるのが近道です。
- 12.7kgあるため、棚置き・天吊りのどちらでも設置面の強度とスペースを優先して考える必要があります。
- レンズシフトは上下96%・左右47%ですが、上下と左右を同時に最大まで使えないため、設置位置の自由度に上限があります。
- 使用環境の条件として、動作温度は5~35℃(非結露)で、高地(標高2,286~3,048m)では5~30℃です。
比較:EH-LS11000とどっちを選ぶ?
| 項目 | EH-LS11000 | EH-LS12000 |
|---|---|---|
| 位置づけ | 長焦点4Kレーザーの価格対性能 | 長焦点4Kレーザーの上位として、映像と設置の作り込みを重視 |
| 向く人 | リビング中心・バランス重視 | 設置調整を詰めて大画面を作りたい人 |
| 価格感 | 約39.8万円 | 約49.8万円 |
口コミの傾向
「黒が締まり、HDRの白飛びも抑えやすい」
「レンズメモリーで16:9とシネスコの切替が快適」
「4K/120入力でゲームがヌルヌル」
「筐体が大きく重い。設置は計画必須」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:大画面(50~300型)を前提に、設置調整(レンズシフト上下96%・左右47%)まで詰めて作り込みたい
- 向かない人:可搬性重視(→ レーザーポータブルまとめ)/コスト優先(→ EH-LS11000)