この記事でわかること
- EH-LS670Wを明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- EH-LS670B(同仕様のブラック)/EH-LS800W(上位UST)/EH-LS650W(入門上位)との違い(明室性能・調整力・ゲーム適性)
- リビング中心での大画面化に向けた、設置と画づくりの要点
※本記事はまとめ記事②(超短焦点4Kレーザー)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ エプソン 超短焦点4Kレーザー徹底比較|EH-LS800/LS650/LS670の違い
結論:EH-LS670Wは“明るいリビングで快適”。映像補正と操作性を高めたホワイトUSTの本命
EH-LS670Wは超短焦点×4K相当(PRO-UHD)レーザーのリビング特化モデル。高輝度で日中の遮光が難しい環境でも見やすく、幾何補正やUIが扱いやすいので家族での共用に向きます。ゲームの低遅延は“十分速いが最速ではない”水準。総合的に明室視聴の心地よさと日常の使い勝手で選べる一本です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | EH-LS670W(Lifestudio Grand) |
| タイプ | 超短焦点・4K相当(PRO-UHD)・レーザー光源/ホワイト筐体 |
| 想定ユーザー | リビング中心/明室で動画・スポーツ視聴/家族共用・UI重視 |
| 主な特徴 | 高輝度で明室に強い/映像補正とUI強化で設置・操作が快適/USTで壁寄せ大画面 |
| 参考価格(執筆時点) | 約36.8万円 |
出典:EPSON 商品情報・主要EC掲載仕様(光源方式・解像度表現・投写方式・想定価格レンジ)を基に要点を整理。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 明るさ:日中の映像が“埋もれにくい”
- レーザー光源×USTで光の回り込みが少なく、カーテンを閉めきれない時間帯でもニュースやスポーツが見やすい。
- スクリーン併用(ALR系)でさらにコントラストが安定。壁直投なら表面の凹凸・色ムラに注意。
② 画質:4K相当(PRO-UHD)で“リビング最適”の精細感
- 映像の階調と発色が素直で、VODや地デジ〜スポーツの“日常画質”が作りやすい。
- 幾何補正・台形補正・フォーカス周りのUIが扱いやすく、初期設置で迷いにくいのが利点。
③ 低遅延:動画主体は十分、対戦特化は上位検討
- 動画・カジュアルゲームは快適。対戦シューターを最速でというニーズなら上位(低遅延特化)も比較。
- ゲームモード活用で表示遅延と処理のバランスを取りやすい。
④ 携帯性:USTとしては“動かしやすい”が基本は据置
- 短距離で大画面のため、テレビ台相当の奥行きがあれば設置しやすい。
- 移動は可能でも水平出し・距離追い込みが必要。常設前提での運用が現実的。
⑤ 静音:家族の会話と両立する“落ち着き”
- 通常ファンノイズは控えめで、リビングの環境音に馴染むレベル。
- 高輝度運用時は負荷で音量が上がるため、視聴距離と設置面の振動対策が効く。
注意・割り切りポイント
- 「壁直投」は平滑度と色で画質が左右。ALRスクリーン併用で明室コントラストが向上。
- 対戦ゲームで遅延最優先なら上位低遅延モデル(例:EH-LS800W)も検討。
- USTは水平・距離・高さの微調整が重要。設置面の剛性と揺れ対策を事前に確認。
比較:EH-LS800W/EH-LS650Wとどっちを選ぶ?
| 項目 | EH-LS800W | EH-LS650W | EH-LS670W |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | UST上位(高輝度×低遅延) | UST入門上位(総合バランス) | リビング特化(明室×UI強化) |
| 向く人 | ゲーム重視・明室でも力強い画 | 手軽さと価格のバランス重視 | 家族共用・日常視聴の快適性重視 |
| 価格感 | 約44.9万円 | 約29.8万円 | 約36.8万円 |
口コミの傾向
「日中でも見やすい。ニュースやスポーツが快適」
「補正とUIがわかりやすく、家族でも操作しやすい」
「設置距離が短く、部屋を圧迫しない」
「対戦ゲーム目的だと、もっと低遅延が欲しい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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