この記事でわかること
- EB-1780Wを明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- EB-1785W/EB-1795Fとの違い(ワイヤレス機能・解像度の差)
- 出張・仮設・会議の“すぐ出せる”提示力を重視する人に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事⑪(モバイル&短焦点|薄型1780系+短焦点L7xxSE)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ エプソン モバイル&短焦点おすすめ|薄型1780系+短焦点L7xxSE
結論:“持ち出して即投写”。EB-1780Wは薄型・軽量×十分な明るさで、現場対応が速くなる
EB-1780Wは薄型・軽量のモバイルWXGA。ブリーフケースに収まる携帯性と、会議室・現場で埋もれにくい実用輝度を両立。資料中心の投写なら画質・静音も良好で、設営〜撤収までの時短に効きます。ワイヤレス重視ならEB-1785W、細部表現を高めたいならEB-1795F(FHD)が候補ですが、まずは軽快な運用を最優先するなら本機が最も素直な選択です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | EB-1780W |
| タイプ | 薄型・軽量モバイル/WXGA(持ち運び前提の可搬プロジェクター) |
| 想定ユース | 出張先や仮設会議/小〜中会議室の資料投写/サテライト拠点の常備 |
| 主な特徴 | ブリーフケースに収まる薄型/実用輝度で明室でも見やすい/静音バランスが良い |
| 参考価格(執筆時点) | 約11.8万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:EPSON 公式商品情報(仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 携帯性:ブリーフケースに収まる“実運用の軽快さ”
- 薄型・軽量筐体で、PCと一緒に持ち運びやすい。移動の多い営業・SE・講師に適正大。
- 付帯の小物も最小構成で運べるため、荷姿がコンパクトにまとまりやすい。
② 明るさ:会議室の環境光でも“資料が読める”
- モバイル機として十分な実用輝度。明室下でも文字資料が潰れにくい。
- 画面サイズを適正化すると、写真やグラフの色分離も把握しやすい。
③ 画質:WXGAの見通し良さと色の自然さ
- 資料・スライド主体では輪郭が立ちやすい。標準画質でも視認性は良好。
- 色再現は過度に誇張しない自然寄りで、図版や表の可読性に貢献。
④ 静音:小会議でも気になりにくい運転音
- 負荷時でも耳障りになりにくい音質。打合せの会話を阻害しにくい。
- 置き場所を壁から適切に離すと、さらに静かに感じられる。
⑤ 低遅延:資料・動画再生は快適、ゲーム用途は割り切り
- 一般的なプレゼンや動画再生の体感遅延は問題なし。
- 競技性の高いゲーム運用は想定外。必要なら家庭向け低遅延機を検討。
注意・割り切りポイント
- 解像度はWXGA。細部表現を最優先ならEB-1795F(FHD)が有利。
- 無線・利便機能は必要十分。現場のワイヤレス投写を重視するならEB-1785Wも比較候補。
比較:EB-1785W/EB-1795Fとどっちを選ぶ?
| 項目 | EB-1785W | EB-1795F | EB-1780W |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 1780系の無線強化モデル | FHDで細部まで明瞭 | 標準的な薄型WXGA |
| 向く人 | 現場の無線投写・時短重視 | 写真・小さな文字の視認性重視 | 価格と携帯性のバランス最重視 |
| 価格感(参考) | 約13.8万円 | 約15.8万円 | 約11.8万円 |
口コミの傾向
「薄くて軽いので出張鞄に入れても負担にならない」
「会議室の照明下でも資料が読みやすい」
「設営が早く、撤収までスムーズ」
「FHD相当の細かさが欲しい場面もある」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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