この記事でわかること
- EB-1795Fを明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- EB-1780W(WXGA)/EB-1785W(WXGA+無線強化)との違い(解像度・ワイヤレス・設営速度)
- 出張・現地プレゼン・仮設投写で“軽さと見やすさ”を両立したい人向けの選び方
※本記事はまとめ記事⑪(モバイル&短焦点)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ エプソン モバイル&短焦点おすすめ|薄型1780系+短焦点L7xxSE
結論:“携帯と見やすさの上位解”。EB-1795Fは薄型可搬×フルHDで現場の説得力を底上げする
EB-1795Fは薄型・軽量のモバイルランプ機(フルHD)。シリーズ中で解像度が最上位のため、細かい表や写真の質感まで伝わりやすいのが持ち味。自動台形補正やワイヤレス投写で設営も速く、出張・仮設・限られた会議スペースで“短時間で整えて、くっきり見せる”に強い選択です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | EB-1795F |
| タイプ | モバイル薄型/フルHD(1920×1080)/ランプ光源 |
| 想定ユーザー | 出張プレゼン・現地打合せ・仮設投写/資料+写真・動画を併用 |
| 主な特徴 | 薄型軽量で携帯性高い/自動台形・クイック設営/ワイヤレス投写対応でケーブル最小化 |
| 参考価格(執筆時点) | 約15.8万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:EPSON 公式商品情報(解像度・機能)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 明るさ:小〜中会議室の照明下でも読める“バランス”
- モバイル機としては十分な輝度で、資料中心の投写なら会議室の常灯でも視認性は良好。
- 動画や写真の色再現を重視する場合は、照明の一段減光でさらに見やすく。
② 画質:フルHDで細部が締まる。写真・図表の説得力が高い
- 1920×1080により、小さな数値・注釈の読み取りやすさが向上。
- スライドの小型フォントも潰れにくく、写真の精細感がひと目で伝わる。
③ 低遅延:会議・講義用途なら十分。ゲーム運用は非優先
- 無線投写でもスライド進行・動画再生は実用域。インタラクティブなゲーム用途は非推奨。
- 動画デモは有線接続の安定運用が安心。
④ 携帯性:薄型・軽量。ブリーフケース運搬が容易
- 薄さと軽さで移動負担が小さく、出張・仮設に強い。
- 自動台形補正・クイック設営で、限られた準備時間でも素早く整う。
⑤ 静音:会議の妨げにならない“落ち着いた動作音”
- 通常運転は控えめで、発表・議論の集中を損ねにくい。
- ファン音が気になる場面は、エコモードで抑制可能。
注意・割り切りポイント
- ランプ光源のため、長期運用ではランプ交換コストを計画に含めたい。
- 大型明室での動画投写は照明調整・スクリーン品質の工夫が効果的。
- ゲームの低遅延重視には不向き。会議・講義用途に最適化された設計です。
比較:EB-1780W/EB-1785Wとどっちを選ぶ?
| 項目 | EB-1780W | EB-1785W | EB-1795F |
|---|---|---|---|
| 解像度 | WXGA(資料中心) | WXGA(無線強化) | フルHD(細部重視) |
| 設営スピード | ○ | ◎(無線周り強化) | ◎(自動補正+無線) |
| 向く用途 | コスパ重視の出張プレゼン | 無線中心の現地投写 | 写真・動画併用の説得力重視 |
| 価格感 | 約11.8万円 | 約13.8万円 | 約15.8万円 |
口コミの傾向
「薄くて軽いので持ち運びがラク」
「フルHDで表や小さな文字が読みやすい」
「自動台形補正で設営が速い」
「明るい大部屋では照明を落としたい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:出張プレゼン/現地商談/写真・図表を多用/設営時間を短縮したい
- 向かない人:大明室での動画重視(→ 短焦点レーザー入門まとめ)/低遅延ゲーム用途


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