この記事でわかること
- Dyson HP12(Purifier Hot + Cool HP2 De-NOx)を暖房/送風/清浄/賢さ/静音の5軸で評価
- TP12(De-NOx・涼風特化)/HP10(Gen1・手頃な三役)との違い(暖房力・NOxケア・価格バランス)
- 「冬の暖房補助+春夏の清浄・送風」まで通年で使える一台の選び方
※本記事はまとめ記事①(最新De-NOx/Gen1/新HF)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Dyson 最新おすすめ|De-NOx/Gen1/Hot+Cool新HFを徹底比較【花粉〜冬の暖房まで】
結論:“NOx×暖房×清浄”の三役完結。HP12は冬の補助暖房まで任せられる万能機
HP12は空気清浄+送風+暖房の三役に、NOx(窒素酸化物)対応フィルターを備えたバランスモデル。暖房5/清浄5の両立で、花粉・におい・NOxケアをしながら、冬はリビングの立ち上がり補助として活躍。MyDysonアプリでモニタリング・自動制御も扱いやすく、一家に一台の主力としてまとまっています。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Dyson Purifier Hot + Cool HP2 De-NOx HP12 |
| タイプ | 空気清浄ファンヒーター(三役)/タワー型ループ/前後切替送風 |
| 主な特徴 | NOx対応カーボン+HEPA相当フィルター/自動運転/MyDysonアプリ連携 |
| 想定シーン | リビングの暖房補助+春〜秋の清浄・送風/花粉・排ガス由来のにおい対策 |
| 参考価格(執筆時点) | 約5.0万円 |
価格レンジは直販・主要ECの実売を基準に集約(時期・在庫で変動)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 暖房:立ち上がりの“寒さポイント”を素早く解消
- Hot + Coolの面風暖房で、人のいるエリアに熱を届けやすい。主暖房の立ち上がり補助や、キッチン・洗面所のスポット暖房に有効。
- 首振りと前後切替で熱がこもりにくく、足元の冷えも緩和しやすい。過熱しすぎない分、長時間の居室運用と相性が良い。
② 送風:遠達性は必要十分、夏の循環にも
- タワー型ループで広い部屋の空気循環に向く。エアコンの冷気/暖気の撹拌で体感温度を均しやすい。
- 後方拡散(ディフューズ)に切り替えれば、風当たりを抑えて清浄運転を継続しやすい。
③ 清浄:NOxケアを含む“ガス+微粒子”対策
- NOx対応カーボンにより、排ガス由来のにおい・NOxへのケアを強化。幹線道路沿いや車通りの多い環境に適する。
- 微粒子はHEPA相当で花粉・PMにも強い。料理のにおい残りの軽減にも寄与。
④ 賢さ:MyDysonで見える化と自動運転
- MyDysonアプリで空気質を可視化、外出先から操作も可能。自動モードで汚れや温度に応じて賢く制御。
- スケジュールや就寝時の弱運転を設定しやすく、生活リズムに合わせた省力運用ができる。
⑤ 静音:弱〜中は落ち着き、最大時は存在感あり
- 清浄メインの常時運転や就寝サポートは静かで気になりにくい。会話・TVの妨げになりにくい印象。
- 暖房最大時は風量も上がり音が増すため、立ち上げ→自動で巡航へ切り替える運用が快適。
注意・割り切りポイント
- 同価格帯の清浄特化より暖房分のコストがのる。暖房不要ならTP12が有力。
- 最大風量・最大暖房時は運転音と消費電力が増加。必要時のみ使い、巡航は弱〜中で。
比較:TP12/HP10とどっちを選ぶ?
| 項目 | TP12(De-NOx) | HP10(Gen1) | HP12(De-NOx) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 清浄+涼風の特化 | 手頃な三役 | 三役+NOxケア |
| 強み | 清浄5・運転音バランス | 価格バランス・基本性能 | 暖房5×清浄5の両立 |
| 価格感 | 約4.0万円 | 約4.8万円 | 約5.0万円 |
口コミの傾向
「暖房の立ち上がりが速く、朝がラク」
「NOx含むにおい対策に実感がある」
「アプリの自動運転が便利」
「最大運転時の音はそれなり」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


コメント