この記事でわかること
- PO-372(キューポット)を沸騰/保温/安全/機能/静音の5軸で評価
- PO-163(ククポ)/PO-166(温調ボトル)/PO-168(トラベルケトル)/PO-151(リコリス)/PO-158(ティピカ)との違い(沸騰速度・保温有無・携帯性・注ぎ性能)
- 「デザイン×速沸騰」重視の0.8Lを選ぶポイント
※本記事はまとめ記事②(多機能&ポータブル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 多機能&ポータブル電気ケトルおすすめ|トラベルや温度調節対応モデルを比較
結論:PO-372は「和モダン×速沸騰」。1250Wで素早く、0.3Lから無駄なく沸かせる
PO-372は急須を思わせる和モダンデザインの0.8L電気ケトル。1250Wの高出力で一杯分も素早く、大きな水量窓と着脱フタで毎日の使い勝手が軽快です。保温機能は持たないため、“沸かす速さと見た目”を重視する人に向きます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PO-372(キューポット) |
| タイプ | 0.8L・電気ケトル(和モダン急須デザイン/広い水量窓/着脱フタ) |
| 想定ユーザー | 一人暮らし〜夫婦/白湯やお茶・コーヒーをこまめに楽しむ人/デザイン重視 |
| 主な特徴 | 1250W高速沸騰/0.3Lから無駄なく沸かせる/フタ着脱で洗いやすい |
| 参考価格(執筆時点) | 約0.4万円 |
購入・価格チェック
実用レビュー
① 沸騰:1250Wで“一杯60秒”級の速さ
- 1250Wの高出力で、140mLの一杯も約60秒。朝のコーヒーや来客前の湯準備が待たされません。
- 0.3Lから沸かせてムダ湯を抑制。少量運用が多い人ほど時短と省エネの実感が出ます。
② 保温:沸かしたら“使い切る”前提
- 保温や温度調節は非搭載。その分、操作がシンプルで扱いやすい設計です。
- 二杯目が必要なときは再沸騰前提。連続で飲む習慣のある人はポット系も検討を。
③ 安全:基本機能はしっかり
- 自動電源OFF+空焚き防止に対応。日常使用の基本安全は押さえています。
- 大きな水量窓で内部が見やすく、入れすぎ防止にもつながります。
④ 機能:着脱フタ&広い水量窓が効く
- フタが完全着脱でき、底面まで洗いやすい。日々の手入れが簡単です。
- 大きめ水量窓で残量が一目瞭然。0.3/0.5/0.8L目安で使い分けがしやすいです。
⑤ 静音:高出力ゆえの“標準的な沸騰音”
- 動作音は一般的なケトル相当。深夜帯でも短時間で終わるため気になりにくい印象です。
- 置き場所の共振を避けると、湯立ち音の響きが抑えられます。
注意・割り切りポイント
- 保温・温度調節は非対応。ミルク作りや長時間の保温重視ならポット系が向きます。
- 高出力ゆえ注ぐ前の湯勢が強め。最初の一注ぎはカップ近めでコントロールすると安定します。
比較:ククポ/温調ボトル/トラベルケトル/リコリス/ティピカとどっちを選ぶ?
| 項目 | PO-163 ククポ | PO-166 温調ボトル | PO-168 トラベル | PO-151 リコリス | PO-158 ティピカ | PO-372 キューポット |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | 温度調節+タイマーの多機能ポット | 携帯型の温調ボトル | 折りたたみ旅先用 | 二重構造の安全静音 | 細口ドリップ特化 | 和モダン×高速沸騰 |
| 向く人 | 調理や保温まで多用途 | 外出先で温度維持 | 旅行・非常用に携行 | 外側が熱くなりにくい | 本格ドリップ重視 | 見た目と速さ重視 |
| 価格感 | 約2.2万円 | 約0.4万円 | 約0.5万円 | 約0.5万円 | 約0.4万円 | 約0.4万円 |
口コミの傾向
「見た目が可愛くて置くだけで映える」
「沸くのが速くて朝の支度がスムーズ」
「フタが外れて中まで洗いやすい」
「保温できないのが惜しい」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:速沸騰を重視/見た目にもこだわる/0.3〜0.8Lでこまめに使う
- 向かない人:保温・温度調節が必須(→ PO-163 ククポ/PO-166 温調ボトル)/携帯性を最優先(→ PO-168 トラベル)

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