この記事でわかること
- PO-163 ククポを沸騰/保温/安全/機能/静音の5軸で評価
- PO-166(温調ボトル)/PO-168(トラベルケトル)/PO-151(リコリス)との違い(用途・保温力・携帯性)
- 温度調節とタイマーで“茹でる・煮る・温める”まで対応する電気ポットの選び方
※本記事はまとめ記事②(多機能&ポータブル)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ 多機能&ポータブル電気ケトルおすすめ|トラベルや温度調節対応モデルを比較
結論:“お湯以上”を任せられる。PO-163は温度調節+タイマーで調理もこなす1.5L電気ポット
PO-163 ククポは45〜95℃の温度設定と1分刻みタイマーを備え、沸かす・保温に加えて茹でる・煮込む・温めるまで対応する多用途モデルです。1.5Lの大容量で来客や家族分にも余裕、設定温度キープでミルク作りにも向きます。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PO-163 ククポ |
| タイプ | 1.5L・電気ポット(温度調節/タイマー/保温) |
| 想定ユーザー | お茶・インスタントだけでなく、ゆで卵・スープ温めまで1台で済ませたい人 |
| 主な特徴 | 45〜95℃温度設定/1分刻みタイマー/保温キープ/多用途クッキング対応 |
| 参考価格(執筆時点) | 約2.2万円 |
参考:ドリテック 公開情報/主要ECの商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 沸騰:1.5Lの余裕でも手早い
- 大容量×高出力寄りで一度にまとめて沸かしやすい。ハーブティーや複数杯のコーヒー準備がスムーズ。
- 少量時もレスポンス良好で、即席スープなど“すぐ欲しい”用途に噛み合います。
② 保温:設定温度をキープ
- 45〜95℃で温度指定+保温。抽出温度を狙えるため、緑茶や紅茶の風味が安定します。
- 夜間のミルク作り温度をキープでき、再沸騰の待ち時間を短縮。
③ 安全:基本機能はしっかり
- 自動OFFや空焚き防止など基本の安全装備を搭載。日常使いでの不意なミスを抑えます。
- 満水運用が多い機種特性上、テーブル設置の安定確保を意識すると安心。
④ 機能:タイマーが“調理器化”の肝
- 1分刻みタイマーで茹で時間を管理。ゆで卵やヌードルの仕上がりを再現しやすいです。
- 「茹でる・煮込む・温める」までこなし、サブ鍋としてキッチンの手数を増やします。
⑤ 静音:標準的な作動音
- 保温時は比較的おだやか。就寝中の待機でも気になりにくいバランス。
- 満水加熱は相応の湯気音が出るため、換気併用が快適です。
注意・割り切りポイント
- 本体は多機能・大容量ゆえサイズ感あり。狭いキッチンでは設置スペースを事前に確保。
- 携帯性重視ならPO-166(温調ボトル)やPO-168(折りたたみ)が適しています。
比較:同帯のドリテック多機能モデルとどっちを選ぶ?
| モデル | 位置づけ | 向く人 |
|---|---|---|
| PO-163 ククポ | 温度調節+タイマーの多用途“電気ポット” | 調理もまとめてこなしたい/来客・家族分を一度に準備 |
| PO-166 温調ボトル | 350mLの携帯温調ボトル | 外出先での白湯・ミルク作り/軽さ最優先 |
| PO-168 トラベルケトル | 折りたたみ式0.6L・海外対応 | 旅行・出張・防災備えに常備 |
| PO-151 リコリス | 二重構造で外側が熱くなりにくい | 安全性と静音性を優先/家族時間の静けさ重視 |
| PO-158 ティピカ | 細口ノズルのドリップ特化 | ハンドドリップの注湯コントロール重視 |
| PO-372 キューポット | 和モダンデザイン×高速沸騰 | 見た目重視でも実用性を外したくない |
口コミの傾向
「温度設定とタイマーで料理の仕上がりが安定」
「1.5Lで来客時も余裕」
「ミルク用の保温温度が便利」
「サイズが大きめで置き場所を選ぶ」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:温度調節・タイマーを活用して“お湯以上”に使いたい/来客や家族分をまとめて用意/ミルク作りの保温が欲しい
- 向かない人:省スペース・携帯性を最優先(→ PO-166 温調ボトル/PO-168 トラベルケトル)


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