この記事でわかること
- Dyson Purifier Hot + Cool HP07を暖房/送風/清浄/賢さ/静音の5軸で評価
- HP09(ホルムアルデヒド対応)/TP07(涼風清浄)/TP09(ホルムアルデヒド)との違い(暖房性能・清浄深度・アプリ機能)
- 「冬の暖房+通年の清浄・送風」を一台で済ませたい家庭向けの選び方
※本記事はまとめ記事②(上位スマート&ホルムアルデヒド対応)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Dyson Purifier 上位モデルおすすめ|TP09/HP09/TP07/HP07/TP7Aを比較
結論:“冬の主役”。HP07は暖房×清浄×アプリで、家族の空気管理を一台完結
Dyson Purifier Hot + Cool HP07は空気清浄ファンヒーター(三役)。暖房効率と部屋全体の循環に強く、MyDysonアプリの自動運転・スケジュールも実用的。ホルムアルデヒド分解は非対応ですが、日常のアレル物質やにおい対策には十分で、家族持ちの“空気質ファースト×冬支度”を無理なく実現します。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | Dyson Purifier Hot + Cool HP07 |
| タイプ | 空気清浄ファンヒーター(暖房/送風/清浄の三役) |
| 想定ユーザー | リビング中心の家族世帯/冬は素早く暖を取り、通年で空気質を見える化して管理したい |
| 主な特徴 | 広範囲循環の送風路/オートモードとMyDysonアプリ連携/ホルムアルデヒドは非対応 |
| 参考価格(執筆時点) | 約5.5万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:Dyson 公式商品情報(HP07|仕様・フィルター)/主要EC商品ページ(実売レンジ)を基準に要点化。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 暖房:立ち上がりが速く、循環で“部屋ごと暖かい”
- 温風の到達が速いため、起床時や帰宅直後の立ち上げに強い。首振り×長距離送風で部屋の温度ムラを抑制。
- 安全性の高い構造で前方直風を避けたい時はディフューズドを使い分け可能。
② 送風:夏場も主力、体に優しい面風
- 遠達性のある整流風でサーキュレーション兼用。換気時の空気入れ替えにも役立つ。
- 微風〜中風の質が良く、在宅ワークやリビング常用でも疲れにくい。
③ 清浄:日常のアレル物質・においを堅実にケア
- HEPA×活性炭で花粉・ハウスダスト・生活臭に対応。自動モードで濃度上昇に素早く追従。
- HP09のようなホルムアルデヒド分解は非対応。ガス成分まで深くケアしたいなら上位も検討。
④ 賢さ:MyDysonで“放っておける”運用
- 空気質のモニタリングとスケジュール運転で日々の手動操作が減る。外出先からの操作もスムーズ。
- 季節に合わせて温度・風量の自動最適化を使い分けると、快適と省エネのバランスが取りやすい。
⑤ 静音:通常運転は穏やか、最大時は控えめに
- 低〜中出力はテレビや会話の邪魔になりにくい。就寝前は自動で抑えておくと快適。
- 暖房最大や強風時は音が増えるため、事前に室温を上げてから維持運転に切り替えるのがコツ。
注意・割り切りポイント
- ホルムアルデヒド分解は非対応。ガス除去まで重視するならHP09。
- 最大運転時の動作音はそれなり。自動運転と首振りで風量を分散し、常用は中以下に。
比較:HP09/TP07とどっちを選ぶ?
| 項目 | TP07 | HP09 | HP07 |
|---|---|---|---|
| 役割 | 涼風+清浄 | 三役+ホルムアルデヒド | 三役の定番 |
| 向く人 | 夏中心・清浄重視 | ガス成分まで深く対策 | 冬の暖房も一台完結 |
| 価格感 | 約4.0万円 | 約5.5万円 | 約5.5万円 |
口コミの傾向
「暖房の立ち上がりが速く、部屋が早く暖まる」
「アプリの自動運転が便利で手間が減った」
「花粉の時期でも空気が楽に感じる」
「最大運転時の音はそれなりにする」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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