この記事でわかること
- クレアティスタ・プラス J520を味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- ラティシマ・ワン プラス F121/シティズ プラチナム C140との違い(スチーム自由度・設置性・運用負荷)
- ミルクの質感にこだわる“本格ラテ”派に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事②(オリジナル上位)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ ネスプレッソ オリジナル上位おすすめ|クレアティスタ/ラティシマ/シティズを比較
結論:“スチームの自由度が価値”。J520はラテアートまで狙えるオリジナル最上位
クレアティスタ・プラス J520はネスプレッソ|オリジナルラインのハイエンド。スチームワンドでミルク温度と泡のきめを細かく追い込み、本格ラテの質感を自宅で再現できます。抽出はボタン操作で素早く、金属外装の質感も高い一台。対価として日々の手入れは増えるものの、味わい最優先のコーヒー&ラテ運用なら最有力です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | クレアティスタ・プラス J520 |
| 抽出方式 | オリジナル(エスプレッソ/ルンゴ) |
| ミルク対応 | スチームワンド搭載(温度・泡質の微調整) |
| 想定ユーザー | ラテアート含む“質感重視”/手入れも厭わない本格派 |
| 主な特徴 | 金属外装の上質感/温度表示&ステップ調整/多彩なカップ設定 |
| 参考価格(執筆時点) | 約8.5万円(参考価格・執筆時点) |
出典:ネスプレッソ公式商品情報(オリジナル|クレアティスタ・プラス)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
クレアティスタ・プラス J520
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評価の算出根拠:公式仕様(抽出方式・スチーム有無)と設計要素、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で比較。
実用レビュー
① 味わい:スチームで“微泡”を作り、ラテの質感を底上げ
- スチームワンドにより、ミルク温度と泡のきめを段階調整。甘みが出る60〜65℃付近を安定再現しやすい。
- オリジナルのエスプレッソは香りと強度のバランスが取りやすく、ミルクとの一体感が良好。
② 速さ:予熱〜抽出は機敏。ミルク工程は“ひと手間”前提
- 抽出の立ち上がりは高速で、出勤前でも一杯を素早く用意できる。
- ミルクはピッチャー準備とスチームの前後処理が必要。時短優先ならF121のワンタッチも検討。
③ 手入れ:日次のワンド清掃が必須。運用をルーチン化すると楽
- 使用直後のブロー(蒸気抜き)→拭き上げで衛生維持。ピッチャーも毎回洗浄が基本。
- カプセル機としては標準的だが、スチーム分の手間は確実に増える。味わい重視とトレードオフ。
④ 多機能:温度・フォーム調整、カップ量の記憶で“自分の一杯”に最適化
- 温度段階・フォーム段階の選択で季節や豆に合わせやすい。
- ショット量のメモリ設定で、レシピ再現性が高い。ラテアートの練習にも向く。
⑤ 静音:抽出音は中庸。スチーム時は“存在感あり”だが短時間
- 抽出は生活音に埋もれるレベル。スチーム動作時は上がるが時間は短い。
- 夜間配慮するなら、ミルク工程を朝に回す運用が安心。
注意・割り切りポイント
- 価格は上位帯。スチームの自由度(味わい)を活かせる人ほど満足度が高い。
- 手入れ負荷を抑えたいならラティシマ・ワン プラス F121(自動ミルク)も検討。
比較:F121/C140とどっちを選ぶ?
| 項目 | F121(ラティシマ・ワン プラス) | C140(シティズ プラチナム) | J520(クレアティスタ・プラス) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 自動ミルクで時短 | 上質デザインの単機能 | スチームで本格操作 |
| 向く人 | 手軽にラテを飲みたい | 設置性と速さ重視 | 質感とラテアート重視 |
| 5軸(目安) | 味4/速4/手3/多4/静4 | 味4/速5/手4/多3/静4 | 味5/速4/手2/多5/静3 |
| 価格感 | 約4.5万円 | 約3.0万円 | 約8.5万円 |
口コミの傾向
「スチームでミルクの甘みが出てお店の味に近い」
「外装の質感が高く、キッチンが映える」
「抽出は速く、朝でもストレスがない」
「スチームの手入れが増える・価格が高い」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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