この記事でわかること
- EXAM44055を味わい/速さ/手入れ/多機能/静音の5軸で評価
- EXAM44035B(リヴェリア)/ECAM35055B(ディナミカ)との違い(2ホッパー運用・操作性・多機能性)
- 「家族で毎日使う×気分で豆を使い分けたい」人に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事②(全自動ミドルレンジ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ デロンギ全自動ミドルレンジおすすめ|リヴェリア/ディナミカ/オーテンティカ比較
結論:“日常を最適化”。EXAM44055は豆の使い分けと時短抽出で、家族の満足度を底上げ
リヴェリア EXAM44055は、2ホッパー運用も狙える設計と直感UIで、味の自由度と時短を両立したミドル上位。ラテもブラックも日常的に楽しむ家庭に合い、洗浄フローの簡素化で手入れ負担も小さめ。一台完結の“ちょうど良い上澄み”です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | リヴェリア EXAM44055 |
| タイプ | 全自動コーヒーマシン(リヴェリア・ミドル上位) |
| 想定ユーザー | 家族でブラック/ミルク系を併用/豆の使い分けを楽しみたい |
| 主な特徴 | 2ホッパー運用も視野の新世代設計/直感的UI/自動洗浄フローで手入れしやすい |
| 参考価格(執筆時点) | 約24.2万円 |
出典:デロンギ 公式商品情報/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 味わい:豆の“キャラ替え”がしやすく、家族の好みに合わせやすい
- 2ホッパー運用も狙えるため、深煎りと中煎りの使い分けが簡単。エスプレッソ〜レギュラーまで安定した抽出が可能。
- 抽出プロファイルが素直で、酸味・コクのバランスが取りやすい。日常飲みでの再現性が高い印象。
② 速さ:予熱〜抽出のテンポが良く、朝の数杯でも待たされない
- 一杯目の立ち上がりが速いため、通勤前の1杯や家族分の連続抽出でもストレスが少ない。
- メニュー直選型のUIで操作手数が少ない。来客時にも対応しやすい。
③ 手入れ:自動洗浄を軸に、外せる部品は洗いやすい
- 抽出前後の自動洗浄フローで回路をクリーンに保ちやすい。トレイや抽出ユニットは取り外して丸洗いできる。
- ミルク系利用時も、回路洗浄の誘導がわかりやすく、週末のまとめ掃除で十分回る。
④ 多機能:日常に必要なメニューを広くカバー
- 定番のエスプレッソ/ロングに加え、ミルクメニューの自動化にも対応。
- 豆の使い分け+好み保存で、家族間の設定切替が素早い。
⑤ 静音:全自動としては落ち着いた動作音
- グラインド音はあるが、抽出時は比較的静か。リビング設置でも会話の邪魔になりにくい。
- 設置台の共振対策(しっかりした天板)でさらに静かに感じられる。
注意・割り切りポイント
- 本体価格はミドル帯上側。2ホッパー運用や多機能に価値を感じない場合は、EXAM44035Bで十分なケースも。
- 極端な濃度や温調チューニングを突き詰めるなら、フラッグシップ帯の検討余地。
比較:EXAM44035B/ECAM35055Bとどっちを選ぶ?
| 項目 | EXAM44035B(リヴェリア) | ECAM35055B(ディナミカ) | EXAM44055(リヴェリア) |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | ミドル標準 | ミルクタンク付きの実力派 | ミドル上位(2ホッパー運用を狙える新世代) |
| 向く人 | 価格と設置性を重視 | 来客時のミルク提供が多い | 豆の使い分け×家族運用の万能解 |
| 価格感 | 約18.8万円 | 約13.7万円 | 約24.2万円 |
口コミの傾向
「朝の一杯が速い、連続抽出でもテンポ良し」
「豆を使い分けられて家族の好みが合いやすい」
「手入れの誘導が親切で続けやすい」
「価格はもう一声」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:家族で日常的に飲む/豆の使い分けを楽しみたい/手入れは最小限にしたい
- 向かない人:初期費用を最優先(→ ECAM35035W)/冷・温ミルクやWi‑Fi連携まで“全部入り”が欲しい(→ フラッグシップ帯まとめ)


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