この記事でわかること
- MW560を明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- LW650(レーザー高輝度)/MH733(フルHD会議向け)との違い(光源・解像度・運用性)
- 会議室常設・教育用途に向けた選び方の要点
※本記事はまとめ記事③(ビジネス/教育スタンダード)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ BenQ ビジネス/教育用プロジェクターおすすめ|明るさと運用性で選ぶ定番3機種
結論:“使い勝手の定番”。MW560は明るさとコスパで、会議室常設の第一候補
MW560はWXGA(1280×800)・ランプ光源のビジネス定番。資料主体の会議・講義で重要な明るさと読みやすさを確保しつつ、導入コストを抑えられます。入力系はHDMI中心で素直、設置は短時間で完了。色再現はビジネス寄りの最適化で、文字・図版の視認性を優先する現場と相性が良いです。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | MW560 |
| 解像度 | WXGA(1280×800)|資料・図版の視認性を重視 |
| 光源方式 | ランプ |
| 主な特徴 | 高輝度で会議室照明下でも視認性良好/台形補正で素早く設置/HDMI中心のシンプル接続 |
| 想定用途 | 会議室・講義室の常設/文字・図版・グラフ主体の投写 |
| 参考価格(執筆時点) | 約7.5万円(※時期・店舗により変動します) |
出典:BenQ 公式商品情報(MW560|仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 明るさ:照明下でも読みやすいプレゼン画面
- 会議室の常灯環境でも文字や罫線のコントラストが確保しやすく、図版・表の視認性が高い。
- スクリーンなしの白壁でも実用的。投写サイズ120インチ程度までなら会議用途で十分に成立。
② 画質:資料重視の色調整
- プレゼン資料に最適化された色設計で、アイコン色や強調色の区別がつきやすい。
- 映像作品の色再現は専用機に劣るが、写真・グラフ・Web画面レベルなら実務上問題なし。
③ 低遅延:会議・講義には十分、ゲーミングは非優先
- カーソル追従やスライド送りは軽快。講義・議事進行で体感遅延のストレスは少ない。
- 競技系ゲーム用途は想定外。娯楽よりも業務投写に向けた設計。
④ 携帯性:移動設置も現実的なサイズ
- 常設前提だが、会議室間の移動にも対応できる取り回し。収納棚への出し入れも容易。
- 天吊り・卓置き双方に対応し、台形補正で素早く水平出しができる。
⑤ 静音:発表の妨げになりにくい動作音
- ファン音は会議の発話レベルで気になりにくく、音声会議や講義の進行を阻害しない。
- 吸排気確保と清掃を守れば、長時間運用でも安定しやすい。
注意・割り切りポイント
- 解像度はWXGA。細密なCADや細字多数の資料は、MH733(フルHD)も比較候補。
- 映画視聴の画作りは控えめ。業務資料の明瞭さ優先と割り切れる人向け。
比較:LW650/MH733とどっちを選ぶ?
| 項目 | LW650 | MH733 | MW560 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | レーザー光源の長寿命・高輝度 | フルHDで資料も映像もクリア | WXGAで導入しやすい定番 |
| 強み | メンテ低減/静音性に配慮 | 解像感とバランスの良さ | コスパと設置の手軽さ |
| 向く用途 | 常時稼働の講義室・大会議室 | 映像投写も併用する会議 | 標準的な会議室・教室 |
口コミの傾向
「明るくて文字が読みやすい」
「設置が簡単、会議の準備が早い」
「価格の割に十分なクオリティ」
「解像度はフルHDが欲しかった」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。


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