この記事でわかること
- PL2520iを明るさ/画質/低遅延/携帯性/静音の5軸で評価
- X1228i/X1328WH/X1128i/X1328Wiとの違い(光源・運用コスト・設置性)
- 「会議室・教室での視認性」「長期運用の手間削減」を重視した選び方の要点
※本記事はまとめ記事②(ビジネス・高輝度ベーシック)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ Acer ビジネスプロジェクターおすすめ|高輝度・ベーシック機を比較【会議室/教室】
結論:“明るい環境で強い”。PL2520iはレーザー高輝度で、資料が大きくクッキリ
PL2520iはレーザー光源×高輝度のビジネス向けプロジェクター。投写距離が長めの会議室・教室でも照明を落とし過ぎずに見やすいのが最大の強みです。光源寿命が長く、ランプ交換の手間・消耗費を大幅に抑制。文字主体からグラフ・写真まで実用解像感とコントラストを確保し、日々の運用が安定します。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | PL2520i |
| 光源 | レーザー(長寿命・立ち上がり速い) |
| 解像度 | 実用ビジネス向け(文字・図版が見やすい設計) |
| 想定シーン | 会議室/教室/多目的室(明かり有りのプレゼン) |
| 主な特徴 | 高輝度で視認性確保/長寿命でメンテ頻度を低減/安定した発色とコントラスト |
| 参考価格(執筆時点) | 約25.0万円 |
出典:Acer 公式商品情報(PL2520i|仕様)/主要EC商品ページ(価格レンジ確認)。
購入・価格チェック
実用レビュー
① 明るさ:照明オンでも“読めるコントラスト”
- レーザー高輝度で、蛍光灯下でも投写サイズを大きく取りやすい。会議のメモ・注釈が潰れにくい。
- ホワイトボード前でも顔映りと投写の両立がしやすく、登壇者の動線が確保しやすい。
② 画質:文字・図版が“くっきり”
- コントラストと色の安定で、表組・グラフの境界が明瞭。写真混在スライドも実用的。
- レンズの素直な描写でピント追い込みがしやすく、端部の文字可読性も良好。
③ 低遅延:一般プレゼンには十分なレスポンス
- 標準的な資料投写・動画再生では違和感の少ない実用レベルの遅延。
- 対戦ゲーム用途は想定外。低遅延重視まとめの機種が適合。
④ 携帯性:据え置き前提のサイズ感
- 高輝度クラスとしては標準的な据え置きサイズ。常設・可搬併用ならカートや天吊りで運用が安定。
- 設置の自由度を高めたい場合は、X1328Wi(ワイヤレス)も代替候補。
⑤ 静音:会議進行を妨げない“程よい”静かさ
- 通常ファンノイズは会話の背後に埋もれる程度。高輝度駆動時はやや音量が上がるが許容範囲。
- 吸排気のクリアランスを守ると、冷却効率が上がり静かさも安定。
比較:Acer ビジネス同帯どれを選ぶ?
| 項目 | X1228i | X1328WH | X1128i | X1328Wi | PL2520i |
|---|---|---|---|---|---|
| 位置づけ | コスパ重視の高輝度 | WXGAの実用スタンダード | エントリー定番 | ワイヤレス対応 | レーザー高輝度・長寿命 |
| 強み | 価格/明るさのバランス | 横長資料に強い | 導入しやすさ | 配線最小化 | 明るい部屋での視認性と低メンテ |
| 価格感 | 約5.9万円 | 約6.2万円 | 約5.5万円 | 約6.5万円 | 約25.0万円 |
口コミの傾向
「会議室の明かりを落とさずに読める明るさ」
「ランプ交換不要でメンテが楽」
「文字のクッキリ感が高く、表が読みやすい」
「サイズと価格はそれなりにある」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:明るい会議室・教室で使う/保守コストと手間を抑えたい/資料を大きくクッキリ見せたい
- 向かない人:低予算でまず1台(→ X1128i)/持ち運び前提(→ ポータブル/ゲーミングまとめ)


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