この記事でわかること
結論:“定番の基準”を作りたいならHS5。54Hz〜30kHzと新開発のトランスデューサーで、本格モニター入門に向く一台です
YAMAHA HS5は、HSシリーズの単体パワードモニターです。2013年6月下旬発売、54Hz〜30kHz、70W、170×285×222mm、5.3kg、新開発のトランスデューサー、先進的な磁気回路設計、新開発の高性能1インチドームツイーター、ROOM CONTROL、HIGH TRIMを備え、最初の基準機として選びやすいバランスです。
低域の量感を大きく盛るタイプではありませんが、中域の見通しや追い込みやすさを重視したい人に向きます。より広い部屋や低域の余裕を求めるならHS7やHS8S追加も比較候補です。
5軸評価(当サイト基準)
| 軸 | 評価 | 見方 |
|---|---|---|
| 低音域 | 3 | 54Hz〜30kHzと70Wで、基準機として使いやすい帯域バランスです。 |
| 解像度関連技術 | 4 | 新開発のトランスデューサー、先進的な磁気回路設計、新開発の高性能1インチドームツイーターを評価しています。 |
| 接続と調整 | 5 | balanced入力に加え、ROOM CONTROLとHIGH TRIMで置き方を詰めやすいです。 |
| 設置性 | 4 | 170×285×222mm・5.3kgで、5インチクラスとしては扱いやすいサイズです。 |
| 販売形態 | 3 | 1台販売なので増やしやすい一方、ステレオ導入では2台必要という見方です。 |
評価は公開仕様と記事内比較をもとにした当サイト整理です。
仕様と価格(要点)
※数値・仕様は、特記がない限りメーカー公表値(公式サイト/公式サポート)に基づきます。価格は主要EC掲載の実売目安(執筆時点、変動あり)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | HS5 |
| シリーズ | HSシリーズ |
| 種別 | 単体パワードモニター |
| 発売時期 | 2013年6月下旬 |
| 販売形態 | 1台 |
| 再生周波数帯域 | 54Hz〜30kHz |
| 出力 | 70W |
| 外形寸法 | 170×285×222mm |
| 質量 | 5.3kg |
| 必要最小奥行 | —* |
| 主な搭載技術 | 新開発のトランスデューサー/先進的な磁気回路設計/新開発の高性能1インチドームツイーター/ROOM CONTROL/HIGH TRIM |
| balanced入力 | ○ |
| 参考価格(執筆時点) | 約2.8万円 |
※「—*」は公式情報に記載が見当たらない項目(根拠不足のため断定していません)。
実用レビュー
① 低音域:量を盛るより、基準として追いやすいロー
- 固有ポイント:54Hz〜30kHz(基準機向けのレンジ)
- 過度に膨らまない低域で、キックとベースの分離を取りやすいです。
- 量感を最優先にするより、中域とのつながりを基準にしたい人に向きます。
② 解像度関連技術:新開発のトランスデューサーで、中域の見通しを作りやすい
- 固有ポイント:新開発のトランスデューサー(見通しを取りやすい)
- 先進的な磁気回路設計と新開発の高性能1インチドームツイーターも組み合わさり、ボーカル帯やアタックを追いやすいです。
- 最初の基準機として、中域の判断を学びたい人に向いています。
③ 接続と調整:ROOM CONTROLとHIGH TRIMで、置き方を詰めやすい
- 固有ポイント:ROOM CONTROL/HIGH TRIM(置き方を追い込みやすい)
- 壁寄せや机上設置の影響を調整しやすく、balanced入力でシステムにも載せやすいです。
- 設置を詰めながら基準を作っていきたい人に向く構成です。
④ 設置性:5インチクラスとしては扱いやすいサイズ感
- 固有ポイント:170×285×222mm・5.3kg(机上にも載せやすい)
- 大きすぎず小さすぎないサイズで、デスクから小部屋まで取り回しやすいです。
- アイソレーションやツイーター高さ合わせをしやすい寸法感も魅力です。
⑤ 販売形態:単体販売なので、必要な台数で組みやすい
- 固有ポイント:1台販売(ステレオは2台導入)
- まず1台単位で検討しやすく、用途に応じて同型をそろえやすいです。
- 一方で、最初からペアでそろうHS3/HS4とは導入の考え方が異なります。
注意・割り切りポイント
口コミ傾向(要約)
※主要ECサイトのレビュー欄を参考に傾向を要約(個別の投稿は直接引用していません)。
- ボーカルやスネアの輪郭をつかみやすく、中域の見通しが良いという評価が多い傾向です。
- サイズの割に扱いやすく、最初の基準機として選びやすいという声が目立ちます。
- ROOM CONTROLやHIGH TRIMで置き方に合わせやすい点も好評です。
- 一方で、低域の量感は控えめなので、必要に応じてHS7やHS8Sを比較する人もいます。
比較:HS4/HS5/HS7とどっちを選ぶ?
| 項目 | HS4 | HS5 | HS7 |
|---|---|---|---|
| 発売時期 | 2023年11月23日 | 2013年6月下旬 | 2013年6月下旬 |
| 販売形態 | 2台(ペア) | 1台 | 1台 |
| 再生周波数帯域 | 60Hz〜22kHz | 54Hz〜30kHz | 43Hz〜30kHz |
| 出力 | 52W(26W+26W) | 70W | 95W |
| 主な搭載技術 | ツイステッドフレアポート/ROOM CONTROL/HIGH TRIM/Class-Dアンプ | 新開発のトランスデューサー/先進的な磁気回路設計/ROOM CONTROL/HIGH TRIM | 新開発のトランスデューサー/先進的な磁気回路設計/ROOM CONTROL/HIGH TRIM |
| 向く人 | 小型でも余裕がほしい | 本格入門で中域判断重視 | 中〜大きめの部屋で低域と音量に余裕がほしい |