この記事でわかること
  - STAGE 250Bを低音域/解像度/広がり/駆動性/設置性の5軸で評価
- STAGE 240B/245C/200Pとの違い(量感・設置性・拡張性)
- 小〜中規模のリビング/デスク横〜壁際で“厚みと扱いやすさ”を両立させる要点
    ※本記事はまとめ記事⑦(STAGE A|ブック/センター/サブ)の特化レビューです。全体比較は下記から。
    → JBL Stage Aブック/センター/サブおすすめ|2ch&AVの土台を作る
  
結論:“一回りの余裕”。STAGE 250Bは小〜中空間で厚みと設置性のバランスが良い
STAGE 250Bはブックシェルフの標準機。小型のSTAGE 240Bよりキャビネット容積に余裕があり、中低域の厚みと歪み感の少ない鳴りで音量を上げても聴き疲れにくいのが利点。デスク横〜リビングの2ch/AVフロントまで汎用性が高く、サブウーファー追加で映画もスケールアップしやすい一台です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 型番 | STAGE 250B | 
| タイプ | ブックシェルフ・2ウェイ(2ch/AVフロント〜サラウンド) | 
| 想定ユーザー | 小〜中規模のリビング/デスク横設置/サブ追加でAV拡張を見据える人 | 
| 主な特徴 | 一回り大きい容積で厚みある低域/扱いやすい能率/設置の自由度が高い | 
| 参考価格(執筆時点) | 約5.5万円(参考価格) | 
購入・価格チェック
実用レビュー
① 低音域:小型より“芯と量感”が出しやすい
- 240B比でキャビネット容積に余裕があり、中低域の土台が出しやすい。BGM音量でも輪郭が痩せにくい。
- 壁からの距離を10〜30cm程度確保し、軽く内振りすると中低域のボワつきを抑えやすい。
② 解像度:価格帯相応の見通し。定位のまとまり良好
- ヴォーカルのセンター像が作りやすく、輪郭のにじみが少ない。細部の情報量は同帯の標準レベル。
- ハイ側がきつくなりにくいので、長時間リスニングでも耳当たりが穏やか。
③ 広がり:適切な内振りで“包まれ感”を確保
- 左右のスピーカーを軽く内振りにすると、ステレオ像の広がりと奥行きが両立。
- AV構成ではセンター(245C)と組み合わせると前方の一体感が向上。
④ 駆動性:手頃なアンプ出力で鳴らしやすい
- エントリー〜中級アンプで十分にドライブ可。ボリュームを上げても破綻しにくい。
- 2chはソースダイレクト系が相性良好。AVは自動音場補正の適用で低域が整う。
⑤ 設置性:棚置き〜スタンドまで自由度が高い
- 横幅・奥行ともに扱いやすく、テレビボード両端やデスク横にも置きやすい。
- スタンド使用時は耳の高さにツイーターを合わせると定位・解像が安定。
  注意・割り切りポイント
- 超低域の量感はサブウーファー連携が前提。映画重視ならSTAGE 200Pを併用。
- 省スペース最優先ならSTAGE 240Bも有力。中低域の厚みは250Bが優位。
比較:STAGE 240B/Studio 630とどっちを選ぶ?
| 項目 | STAGE 240B | Studio 630 | STAGE 250B | 
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 小型・設置性重視 | 上位シリーズ(解像・量感上乗せ) | 標準ブック・厚みと設置性の均衡 | 
| 向く人 | 省スペース・デスク中心 | 解像とダイナミクスを重視 | 小〜中空間で万能に使いたい | 
| 価格感 | 約4.0万円 | 約13.2万円 | 約5.5万円 | 
口コミの傾向
 
「サイズの割にしっかり鳴る」
 
「長時間でも聴き疲れしにくい」
 
「AVとの組み合わせで迫力が増した」
 
「超低域はサブ前提」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。
まとめ:向く人/向かない人
- 向く人:小〜中規模空間で厚みのあるブックを探す/AVも見据えたい/設置自由度を重視
- 向かない人:超低域の迫力を1台で完結したい(→ Studio 6+サブ)/最小サイズ優先(→ STAGE 240B)
 
  
  
  
  


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