- S3900を低音域/解像度/広がり/駆動性/設置性の5軸で評価
- S4700/4349との違い(量感の伸び・定位の緻密さ・設置自由度)
- “ホーン上位の入門”としての選び方と、部屋サイズ別の置き方・鳴らし方のポイント
※本記事はまとめ記事①(ハイエンド|ホーン×大型フロア/モニター)の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ JBL ハイエンドおすすめ|ホーン×大口径フロア/大型モニターを徹底比較
結論:S3900は「3ウェイ×デュアル250mm」で、厚みと見通しを両立したい人向け
JBL S3900は背面バスレフのフロア型で、250mm径ウーファーを2基搭載した3ウェイ構成です。再生周波数特性は33Hz~40kHzで、レンジの広さを重視したい人に向きます。サイズは1007×370×368mm、重量は39.0kgなので、設置スペースと搬入は事前に見ておくと安心です。
仕様と価格(要点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | S3900 |
| タイプ | 背面バスレフ、フロア型 |
| 想定ユーザー | フロア型で、デュアルウーファーと広帯域を重視したい |
| 主な特徴 | 250mm径ウーファー(100FE-12)×2/コンプレッション・ドライバー(175Nd-3、139Nd) |
| 参考価格(執筆時点) | 約39.6万円(参考価格) |
出典:JBL S3900 | 250mm×2 3ウェイ フロア型スピーカー(仕様とダウンロード)/主要EC商品ページ。
購入・価格チェック
実用レビュー

出典:JBL S3900 | 250mm×2 3ウェイ フロア型スピーカー(仕様とダウンロード)/主要EC商品ページ。
① 低音域:デュアル250mmで量感を作る設計
- LFは250mm径ファイバーコンポジット・パルプコーンウーファー(100FE-12)×2。
- 方式は背面バスレフ。
- 再生周波数特性は33Hz~40kHz。
低域の量感を狙うなら、まずは置き場所と部屋の鳴り方の相性が効いてきます。
② 解像度:コンプレッション・ドライバー2基の構成
- HFは50mm径コンプレッション・ドライバー(175Nd-3)。
- UHFは19mm径コンプレッション・ドライバー(139Nd)。
- クロスオーバー周波数は850Hz / 12kHz。
中高域の見通しを重視する人ほど、このユニット構成が選ぶ理由になりやすいです。
③ 広がり:帯域分割とネットワーク設計で整える
- クロスオーバー周波数は850Hz / 12kHz。
- 特徴としてAdvanced crossover networkが挙げられています。
- 再生周波数特性は33Hz~40kHz。
音場の作り方は部屋の反射にも左右されるので、角度調整の効果が出やすいタイプです。
④ 駆動性:92dB・6Ωの扱いやすさが目安
- 出力音圧レベルは92dB(2.83V/1m)。
- 公称インピーダンスは6Ω。
- 許容入力(RMS)は250W。
アンプ選びで迷う人は、まずはこの数値を“入口の目安”にすると整理しやすいです。
⑤ 設置性:サイズ・重量と付属品を先に把握
- 外形寸法は1007 × 370 × 368mm(スパイク含まず)。
- 重量は39.0kg(グリル装着時)。
- 同梱物はスパイク×4/スパイク受け×4/ジャンパー×2/グリル×1/取扱説明書×1。
搬入経路と設置スペースを先に確保できるかが、満足度を左右しやすいポイントです。
比較:同帯JBLとどっちを選ぶ?
| 項目 | S4700 | 4349 | S3900 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | フラッグシップ級のフロア | 大型ブックシェルフ級モニター | デュアル250mmのフロア型 |
| 強み | 圧倒的スケールと低域の伸び | 濃密な中域と据置自由度 | 33Hz~40kHzの広帯域と、92dBの能率 |
| 向く人 | 大空間・最大スケール重視 | 設置柔軟性と定位の厳密さ | フロア型で、ユニット構成と数値スペックを重視したい |
| 価格感 | 約49.5万円 | 約59.4万円 | 約39.6万円 |
口コミの傾向
「スピード感と量感がちょうど良い」
「ボーカルが近く、音場が広い」
「小音量でも情報が抜けない」
「設置のクリアランス確保が必要」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約(個別の投稿を直接引用していません)。