- JBL Stage A フロア型(STAGE A190 / STAGE A170)の違い:低域の下限表記(A190は36Hz、A170は44Hz表記)とユニット口径(A190:2 x 8″ (203mm)/A170:2 x 5.25″ (133mm))
- 共通の設計要素:High-Definition Imaging (HDI) Waveguide/背面ポート(Rear-Firing Tuned Port)/2.5 way
- 置きやすさの見分け方:A170はスリム、A190は奥行きが大きめ(数値は本文の比較表に集約)
- A170の周波数特性は公式資料で44Hz–40kHz表記と40Hz–40kHz表記がある(本文で扱いを整理)
- あわせて読む:上位帯 → Studio 6まとめ / Stage Aで拡張 → Stage Aブック/センター/サブ
失敗しない選び方(早見)
結論:低域の下限表記がより低いのはSTAGE A190(36Hz表記)。省スペース寄りで選ぶなら、スリムなSTAGE A170が分かりやすいです。
どちらも公称インピーダンスは6 ohms。アンプ側に「6Ω対応」の表記があるかを先に確認しておくと安心です。
背面ポート(Rear-Firing Tuned Port)のため、壁に近づけすぎない“逃げ”を作れるかもチェックしておきましょう。
※数値・仕様は、特記がない限りメーカー公表値(公式サイト/公式サポート)に基づきます。価格は主要EC掲載の実売目安(執筆時点、変動あり)です。
| 目的(重視点) | おすすめ | 決め手(固有アンカー) |
|---|---|---|
| 重低音の伸び・量感を優先 | STAGE A190 | 36Hz–40kHz/2 x 8″ (203mm) |
| 置きやすさ(サイズ感)を優先 | STAGE A170 | 幅がスリム/重量も軽め(詳細は比較表へ) |
| 音量を取りやすい目安(感度重視) | STAGE A190 | 感度 91dB @ 1M, 2.83V(A170は89dB) |
| 予算を抑えてフロア型を導入 | STAGE A170 | 参考価格目安:約8.8万円(A190は約13.2万円) |
- 設置の考え方:A170はスリム、A190は奥行きが大きめ。設置幅・奥行き・搬入経路は下の比較表で先に見積もる。
- 背面ポート:Rear-Firing Tuned Portのため、壁との距離で低域の量感が変化しやすい。置き位置の調整余地を残す。
- アンプ側:どちらも6 ohms。6Ω対応表記のあるアンプから候補を絞ると組み合わせが考えやすい。
数値で比較(設置・音の目安)
サイズ(W×D×H)・重量・周波数特性・感度・推奨アンプ出力は、下の「主要モデル比較」に集約しました。設置性を詰めたい人は、まずここで外形寸法と重量を見比べるのが近道です。
※STAGE A170の周波数特性は、公式資料で44Hz–40kHz表記(英語更新版/製品ページ)と40Hz–40kHz表記(日本語PDF)の両方があります。本記事の比較表は44Hz表記を基準にし、差分として40Hz表記も併記しています。
主要モデル比較(Stage A:フロア型)
モデル名をクリックすると詳細レビューへ。
| モデル(画像) | ウーファー | 周波数特性 | 感度 | 推奨アンプ出力 | サイズ(W×D×H) | 重量 | 主な搭載技術(公式名称) | 参考価格(執筆時点) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| STAGE A190 | 2 x 8″ (203mm) | 36Hz–40kHz | 91dB @ 1M, 2.83V | 20 – 225W | 260 x 370 x 1070mm | 22.56kg | High-Definition Imaging (HDI) Waveguide/Rear-Firing Tuned Port/Polycellulose woofer | 約13.2万円(参考価格) |
| STAGE A170 | 2 x 5.25″ (133mm) | 44Hz–40kHz(40Hz表記もあり) | 89dB @ 1M, 2.83V | 20 – 200W | 190 x 255 x 930mm | 14.34kg | High-Definition Imaging (HDI) Waveguide/Rear-Firing Tuned Port/Polycellulose woofer | 約8.8万円(参考価格) |
※表は横にスクロールできます。
主要仕様の比較(技術スペック)
| 項目 | STAGE A190 | STAGE A170 |
|---|---|---|
| スピーカータイプ | floor standing loudspeaker | floor standing loudspeaker |
| 方式 | 2.5 way | 2.5 way |
| ツイーター | 1″ (25mm) Aluminum Dome Tweeter | 1″ (25mm) Aluminum Dome Tweeter |
| ウェーブガイド | High-Definition Imaging (HDI) Waveguide | High-Definition Imaging (HDI) Waveguide |
| エンクロージャー | Bass-Reflex via Rear-Firing Tuned Port | Bass-Reflex via Rear-Firing Tuned Port |
| 公称インピーダンス | 6 ohms | 6 ohms |
| クロスオーバー周波数 | 1.4kHz, 2.0kHz | 1.8kHz, 2.8kHz |
表の用語補足
- 2.5 way:中低域ユニットを2本使い、帯域分担でつながりを整える方式。低域の量感と中域の見通しを両立したい人向けの目安。
- High-Definition Imaging (HDI) Waveguide:音の広がり方や定位感を整えるための“音の出口”設計。セリフやボーカルの位置関係を重視する人の判断材料。
- Rear-Firing Tuned Port:背面側のポート(開口)で低域を補う方式。壁との距離で低域の出方が変わりやすいので、背面のクリアランス確保がポイント。
- Polycellulose woofer:ウーファーの振動板材の表記。低域の質感や立ち上がりのイメージを掴むための“素材情報”として見ておくと比較しやすいです。
- 感度(dB @ 1M, 2.83V):同じ入力条件でどれだけ音圧が出るかの目安。数値が高いほど、同音量に必要なパワーの目安が小さくなります。
機能・設計チェック(○/×)
| チェック項目 | STAGE A190 | STAGE A170 |
|---|---|---|
| 方式:2.5 way | ○ | ○ |
| High-Definition Imaging (HDI) Waveguide | ○ | ○ |
| 背面ポート:Rear-Firing Tuned Port | ○ | ○ |
| Polycellulose Low-Frequency Woofer | ○ | ○ |
| Aluminum Dome Tweeter | ○ | ○ |
| Two-tone Unique Design for wood | ○ | ○ |
| デュアルウーファー(ウーファー2基) | ○ | ○ |
レーダーチャートの採点基準(5軸)
※スコアは当サイトの目安(公式値ではありません)。周波数特性(Hz)・感度(dB @ 1M, 2.83V)・サイズ/重量などの公表スペックを軸に、同シリーズ内で選びやすい差が出るよう整理しています。
| 評価軸 | 見ている主な要素(固有アンカー) | 点の付け方(本記事の目安) |
|---|---|---|
| 低音域 | 周波数特性の下限(A190は36Hz表記)+ウーファー口径 | 下限が低いほど上 |
| 解像度 | ツイーター構成/帯域のつながり(クロスオーバー表記) | 同等設計は同点 |
| 広がり | キャビネット規模(サイズ感)+ユニット口径 | スケール優先を上 |
| 駆動性 | 感度(dB @ 1M, 2.83V)+推奨アンプ出力レンジ | 感度が高いほど上 |
| 設置性 | 外形寸法・重量 | 小型・軽量ほど上 |
- STAGE A190:低音域4/解像度3/広がり4/駆動性4/設置性3
- STAGE A170:低音域3/解像度3/広がり3/駆動性3/設置性4
モデル別 徹底解説
STAGE A190:低域の下限表記(36Hz)と8インチ×2でスケール重視
- 向く人:低域の量感とスケール感を優先/映画も音楽も“空間の広さ”を出したい
- 要点(公表スペック):周波数特性 36Hz–40kHz/ウーファー 2 x 8″ (203mm)/推奨アンプ出力 20 – 225W
- 参考価格(執筆時点):約13.2万円(参考価格)
- 詳細レビュー:詳細レビュー(STAGE A190)
STAGE A170:スリム設置で“フロア型らしさ”を狙う
- 向く人:省スペース寄りでフロア型を置きたい/設置性(当サイト基準)を優先したい
- 要点(公表スペック):周波数特性 44Hz–40kHz(40Hz表記もあり)/ウーファー 2 x 5.25″ (133mm)/推奨アンプ出力 20 – 200W
- 参考価格(執筆時点):約8.8万円(参考価格)
- 詳細レビュー:詳細レビュー(STAGE A170)
用途別の選び方(早見)
| 用途 | おすすめ | 理由(固有アンカー) |
|---|---|---|
| 低域の伸び・迫力を優先したい | STAGE A190 | 36Hz–40kHz/2 x 8″ (203mm) |
| 設置スペースを抑えてフロア型を置きたい | STAGE A170 | 外形寸法と重量がスリム寄り(詳細は比較表へ) |
| Stage AでAV構築を広げたい(センター/サブ等) | Stage Aブック/センター/サブ | 同シリーズで揃えると、音色の統一がしやすい(構成の目安として検討) |
| 上位帯とも比べて「解像とスケール」を見極めたい | Studio 6シリーズまとめ | 価格帯とサイズ感の違いで、システムの方向性が決めやすい |
口コミ傾向(要約)
※主要ECサイトのレビュー欄を参考に傾向を要約(個別の投稿は直接引用していません)。
- STAGE A170:スリムなサイズ感でも低域の量感が出る/ボーカルやセリフが聴き取りやすい、という傾向
- STAGE A190:映画での迫力や包囲感を評価する傾向/置き方や部屋の条件で低域が強く出ることがある、という声も見られる
よくある質問
| 質問 | 答え |
|---|---|
| STAGE A190とA170の一番大きい違いは? | 低域の下限表記(A190は36Hz、A170は44Hz表記)と、ウーファー口径(2 x 8″ (203mm)/2 x 5.25″ (133mm))が分かりやすい差です。設置サイズ・重量・推奨アンプ出力は、比較表でまとめて見比べるのが近道です。 |
| アンプはどの程度必要? | 推奨アンプ出力はA190が20 – 225W、A170が20 – 200Wです。どちらも公称インピーダンスは6 ohmsなので、アンプ側が6Ω対応であるかを確認して組み合わせると考えやすいです。 |
| 設置で気をつける点は? | 背面ポート(Rear-Firing Tuned Port)のため、壁に近づけすぎる配置は低域の出方に影響が出やすいです。サイズと重量は比較表に集約しているので、購入前に搬入経路と合わせて見積もっておくと安心です。 |
| A170の周波数特性が資料で違うのはなぜ? | 公式資料で44Hz–40kHz表記(英語更新版/製品ページ)と40Hz–40kHz表記(日本語PDF)があるためです。本記事では比較の軸を揃えるため44Hz表記を基準にし、差分として40Hz表記も併記しています。 |
【独断と偏見】推し3選(Stage Aフロア)
選び分けの軸は、A190の36Hz表記と8インチ×2、A170の“スリム設置”。この差が刺さるところで選ぶのが近道です。
🏆 迫力とスケール:STAGE A190
低域の目安36Hz–40kHz/2 x 8″ (203mm)で、映画も音楽もスケール重視に。
🎖 省スペース優先:STAGE A170
外形寸法190 x 255 x 930mm/重量14.34kgで、置き場所を作りやすい。